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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

「駆け込み女と駆け出し男」

2016-06-10 11:41:40 | 映画・邦画
2015年  CS



≪ストーリー≫
鎌倉の東慶寺に駆け込もうとする女二人、
金持ち商人堀切屋(堤真一)の妾・お吟(満島ひかり)と、鉄練りのじょご(戸田恵梨香)、
やっとの思いで駆け込み、御用宿柏屋に保護される、
当主の源兵衛(樹木希林)の事情聴取の後、東慶寺で修行奉仕をしながら24か月の期間を過ごす、

また、江戸に住み難くなった戯作者志望で医者見習いの信次郎(大泉洋)も時を同じ柏屋に戻ってくる・・・、

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

水野忠邦の享保の改革時代、贅沢は許されない、庶民の楽しみを次々と奪っていく、
義太夫たちは処刑され、戯作本は焼かれ、施政者は容赦がない、

そんな中で、源兵衛をはじめとする東慶寺の関係者たちは駆け込み女たちを救うことに日夜奮闘する、
あくまで、人として優しく、強く、厳しく、外敵から彼女たちを守る、

院主(陽月華)のぶれないスタンスにどんでんがあるかと思ってましたけど、
彼女はキリシタンだったわけで、そっかそれで秘密があったのかと、すっきりした思いも、
幕府が放つ女間者が同じだったことに胸のつかえが降りたような、
女たちだけで暮らす寺ではそこにはいろいろ問題もあったりで・・・、

道場を乗っ取られたゆう(内山理名)は、離縁状に納得しない夫が刀を振り回して寺にやってきたり、
それを、強くなったじょごがやり込めるところもあって、あっぱれです

お吟は愛する夫のために・・・

最後は泣けてきます、

久しぶりに骨太邦画でした、はじめはそうでも、ところがだんだん・・
重そうな作品に、大泉洋の存在に息がつけるし、啖呵を切るところなんぞはとってもカッコイイし、さすがでした、
彼のキャラが確立したように見えます、主演男優賞、納得です
それぞれの役者さんたち、カッコイイです、
他に山崎努さん、キムラ緑子さん、

原田真人監督、「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」・・

惜しいことにセリフが聞き取れなかった、
字幕いります的な

井上ひさし「東慶寺花たより」本読みてえ
コメント
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