CINEMAとMOVIE?

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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

ジェフリー・アーチャー著「時のみぞ知る」

2014-04-23 15:36:18 | 読書
Only time will tell



クリフトン年代記3部作の第1部、ハリー・クリフトンの物語

イギリスの港町ブリストル、
ハリーの母親メイジーは、アーサー・クリフトンとの結婚も間近のある日、
大事な時に帰ってこないアーサーに腹を立てて、他の男(ヒューゴー・バリントン)と関係を持ちます

そして1920年に生まれたハリーは幼いころ、父親アーサーは戦争で亡くなったと聞かされます

小学校時代ずる休みばかりしていた彼は、港湾で働く叔父スタン・タンコックのところへ行き、そこに住むオールド・ジャックと知り合いになる

ある日、聖歌隊で歌う彼は推薦され、奨学生としてセント・ビーズに入る
そこで、ジャイルズ・バリストンと親友になります

休みのときハリーがジャイルズの邸に訪ねて父親ヒューゴーに会いますが、ヒューゴーはハリーと話すことを避けます

そして、アーサーが亡くなった真相が明らかになってきます
実は戦死ではなくて、スタンと造船現場に入ったときに行方不明になってしまいます
ここに、ヒューゴーもジャックも関与してくることがわかってきます

ブリストル・グラマー・スクールに進学したハリーは声変わりで別の道を歩み始めます
演技に興味を持ち、ある日ジャイルズの妹エマと共演します
そして恋におち、後に結婚することになりますが、実の父親が同じふたりは許されることなく・・・、

そのころドイツとの関係が悪化していたイギリスはいよいよ戦争することとなります

ハリーは国のため戦うことを迷うことなく決め、はじめは商業船の一員として経験を積むことになります
ところが、敵側の攻撃に船が破壊されます

運よく生き残ったハリーは、アメリカの船に助けられ命をとりとめます、
そして、自分さえいなければジャイルズがバリントン家の跡取りとして認められる、エマも新しい男性と知り合えると
亡くなった船員の名をかたります
ニューヨークに着いた彼に待っていたものは・・・

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

このころは長男が跡取りの決まりがあったみたいですね
港湾労働者だったアーサーの息子ハリーと、
バリントン海運会社社長ヒューゴーの息子ジャイルズのふたりはこの後どうなるのか、エマとは?

次作「死もまた我等なり THE SINS OF THE FATHER」に続く・・


なかなか面白いです!
ジェフリー・アーチャーの本は「ケインとアベル」が初めてでした
年代物でクラシックだったし、古い本かと、
いやいや、1940年生まれで、このシリーズまだまだ続くらしいです



コメント
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