訪米を控えた安倍首相が靖国神社に真榊を奉納「中韓の怒りを招き、米国は日本の孤立への懸念を募らせることになる」―米紙
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2015年4月21日、米紙ニューヨーク・タイムズは、訪米を控えた安倍晋三首相が靖国神社の春季例大祭に合わせて真榊を奉納したと報じた。ニューヨーク・タイムズは、安倍晋三首相が21日、靖国神社の春季例大祭に合わせて真榊を奉納したと報じた。訪米を控えた安倍首相のこの行動は、歴史観をめぐり周辺国を怒らせることになるだろうと指摘している。安倍首相は日本の誇りを回復することを求めて積極的に保守派の発言を行っており、中国や韓国からは、日本の軍国主義の過去をごまかそうとしている国家主義者だと糾弾されている。
また、米国内では韓国系米国人団体や元米兵団体が、安倍首相に対して、来週に行う米上下院合同演説の中で、日本が第二次世界大戦中に行った過ちと責任を明確に認めるよう要求していると伝えている。安倍首相の靖国神社への真榊の奉納は、安倍首相の歴史観によって日本がアジアで孤立するのではないかという米政府関係者の懸念を募らせることになるだろうと述べている。