沖縄県知事選挙が11月に行われます。有力な候補者として、翁長雄志さん、現県知事の仲井真氏の対決と言われています。争点は米軍基地の移設、普天間基地問題です。その移設をめぐり、安倍自民党政権が、沖縄選出自民党議員に普天間基地移設を容認させる威圧と、強要を行ったことで、沖縄県民の怒りと自民党政権に対する不信感は最大となっています。
沖縄がこれまで強要されてきた米軍による基地被害は、沖縄だけの問題ではありません。このようなことが何の反省もなしに、継続されることは止めさせる必要があります。
中国、韓国との関係で軍事上の前線基地としての、米軍海兵隊駐留を位置づけるアメリカ、自民党政権の意図をやめさせなければなりません。その意味でも、11月の沖縄県知事選挙は非常に大きな政治的な意味を持っています。
<琉球新報記事>
11月16日の県知事選に出馬が確実視されている翁長雄志那覇市長(63)は3日午後、米軍普天間飛行場の移設候補地である名護市辺野古を訪問し、米軍キャンプ・シュワブ前で辺野古新基地建設反対を訴えている市民ら約130人を激励した。
翁長氏は「皆さんの行動が名護の街を守り、沖縄や日本のあるべき姿を変えていく。辺野古の基地は絶対造らせない。力いっぱい頑張っていきたい」とあいさつした。移設作業が本格化して以降、翁長氏が辺野古を訪れるのは初めて。稲嶺進名護市長も同席し、翁長氏と握手を交わした。