中国の方が見た日本の状況です。その見かたが良いとか悪いとかの問題ではなくて、東京や、政令都市を除いた、地方都市の実体をある意味で、正確にとらえた評価なのだと思います。
なぜなのか、都市への人口集中、地方都市の過疎化、自治体財政の劣化などでますます、過疎化、限界集落化が進んでいます。商店街などはシャッター通りと化しています。買物をしたくても買物する場所がない。公共交通機関がなくて移動できない。除雪がされないので、動けない。などなどが起きています。本当に日本は先進工業国化と思います。
<日本に行って分かったが、この国の衰退ぶりはハンパじゃない!>―中国メディア
中国の軍事関連掲示板・米尓社区に、「今年、日本に行って気付いた。日本の衰退ぶりはひどい」と題した記事が掲載された。2014年6月3日、中国の軍事関連掲示板・米尓社区に、「今年、日本に行って気付いた。日本の衰退ぶりはひどい」と題した記事が掲載された。以下はその内容。
今年の初めに日本を訪れた。その際、日本がとても衰退していると感じた。日本の国土は狭く、人口密度は世界最高レベルだ。だが、東京以外の都市では、それほど多くの人を見かけることはない。地方都市で見かけるのは年寄りばかりだ。これは、高齢化と関係があるのだろう。
活気が感じられない工業地帯が多く、荒廃した場所も多い。日本の都市の景観も想像していたほど良くはなかった。日本の文化は大局よりも細部にこだわる。都市計画や建築を見ても、細かいところに配慮はされているが、全体像を見るとかなりいい加減な感じがする。
日本の都市はパッと見は良いが、空から都市全体を見るとゴチャゴチャ感は否めない。日本にとって最も残念なことは、中国の文化を学んでいながら、その神髄を理解していないことだ。日本の寺は中国の模倣だが、中国との差は歴然だ。
全体的な印象からいえば、日本はとても衰退している。まるでよろよろ歩いている老人のようだ。成長を続ける中国は多くの分野で日本に追いつき、さらには日本を追い越している。中国の潜在能力と吸収力は日本とは比べものにならない。我々はもっと自分たちの国に自信を持つべきだ。日本が中国を仰ぎ見るようになる日は、そう遠くないのだから。(翻訳・編集/本郷)