“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

ナチス・ドイツへの戦争犯罪追及

2013年08月03日 10時53分30秒 | 臼蔵の呟き

ドイツが戦後68年たってもナチスの戦争犯罪を問い、裁き続けることの意味を考えることが必要です。○○国の政治指導者がナチスに学べと発言しました。実際にナチスの取った謀略、国内における民主勢力の弾圧、ワイマール憲法の死文化、民族浄化作戦を肯定する事は国際的には許されないことです。彼らの政治常識にはナチス、日本、イタリアなどが行った第二次大戦の侵略行為、民族浄化作戦、虐殺と略奪行為が時効のない、人類が許すことができない戦争犯罪であるとの意識が全く欠落しています。その政治勢力が、憲法改正、手段的自衛権の容認、自衛隊の国軍化、軍法会議の設置、海兵隊の創設を狙っています。

<報道記事>

ユダヤ系人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センター(本部・米ロサンゼルス)が、ナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)に関与しながら、まだ訴追されていない戦争犯罪人の情報提供を呼びかけるキャンペーンをドイツで開始した。戦後68年が経過し、戦犯の多くが死亡または高齢化して追跡が困難になる中、同センターはここ数年を「戦犯発見の最後のチャンス」と位置付け、懸賞金も用意して情報を求めている。同センターは、ベルリンなどの大都市で「遅いが、まだ遅すぎない。最後のチャンス」と記したポスターを計2000枚張り、虐殺に関与した人物の発見を呼びかけ始めた。訴追につながった情報の提供者には、最高2万5000ユーロ(約330万円)が支払われるという。

 ナチス追跡の著書もあり「最後のナチ・ハンター」と言われる同センター・イスラエル事務所長のエフライム・ズロフ博士(64)は7月23日にベルリンで記者会見し、「戦後は別の人生を歩み、既に年老いた人を訴追することに意味があるのかとよく聞かれる。だがおぞましい大量殺人の罪は時の経過で消えるものではない。高齢でも出廷に耐えられるなら、必ず法の裁きを受けさせる」と強調し、「もう時間がない」と訴えた。

 1979年、ドイツ(当時は西独)はナチス戦犯訴追のため謀殺(計画的殺人)の時効を廃止。2011年5月、強制収容所の看守を務めたウクライナ出身の被告(当時91歳、12年に死亡)に有罪判決が出たのを機に、戦犯の法的責任を追及する声が改めて高まっている。同センターによると、01〜12年に世界各国で有罪判決を受けたナチス戦犯は計99人。最も多いのはイタリアの44人で、米国39人、ドイツ6人、カナダ6人と続く。 各国が最重要人物として追跡したのが、ユダヤ人約13万人の収容所移送に関与し、戦後はシリアに逃亡したアロイス・ブルンナー元ナチス親衛隊員。


福島県浪江町

2013年08月03日 05時54分13秒 | 蜂助の呟き

こんにちは、蜂助です。

やっと咲きました。オリエンタルリリーのカサブランカの仲間(カサブランカではありません、葉が違います)。  記憶では8月に咲いたのは初めてではないでしょうか、いつもは7月中旬のはずです。それほど天候がおかしかったのです。

昨日は、福島県浪江町に行ってきました。生活の匂いがしないというのは、これなのですね。

奥に見えるのは福島第一原発5号機と6号機の煙突です。その後ろにも、4号機などだと思えわれる煙突が見えています。ここは福島第一原発から6キロ地点と教えられました。

浪江町と南相馬市小高区には、東北電力が新しい原発を新設する計画があったことを示す看板です。

浪江町の請戸(うけど)地区は、2011年3月11日のままです。左上に見えるのは請戸小学校です。この小学校へは生徒たちがスクールバスで通っていたわけではありません。周辺は住宅がたくさんあったのです。

請戸漁港は元気な漁師町でした。