アメリカ軍が沖縄に配備して、大問題となっているオスプレイを日本、自衛隊が導入する方針であることがあきらかになっています。沖縄県民、岩国市民の神経を逆なでするような姿勢には仰天するばかりです。これほど、厚顔無恥な政権もまれではないかと思います。
アメリカ国内でも、連続する事故で、政治問題化しているオスプレイを日本がわざわざ購入する。アメリカ政権、アメリカ軍、アメリカの軍事産業の要求をそのまま受け入れる姿勢は卑屈であり、日本がアメリカの属国であるかのごとくを証明する事実です。
衆議院選挙、参議院選挙で多数派になれば何をやっても勝手であるかのごとくの行動にはあきれるのと、彼らの本音をよくあらわしています。このような問題を政権が国民、国会での議論、承認を経ずに行うことは民主主義の原則にも大きく反する行為であり、容認できるものではありません。この様なことがあらゆる分野、課題で発生することを阻止する必要があります。
<記事>
防衛省は、米軍新型輸送機オスプレイを2015年度から自衛隊に導入する方向で検討に入った。政府関係者が20日、明らかにした。14年度予算の概算要求では調査費約1億円を計上する。沖縄県・尖閣諸島周辺での中国の海洋活動活発化をにらみ、海兵隊機能を強化する構えだ。開発段階で事故が相次いだため安全性への懸念は根強く、導入に国民の理解を得る努力が求められそうだ。
小野寺五典防衛相は20日、宮城県大崎市で記者会見し「(民主党政権当時の)森本敏・前防衛相も、オスプレイの性能に懸念は示さなかった。有用性を検討する必要はある」と指摘した。