“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

玄葉外相,森本防衛大臣の異常な見解

2012年07月28日 15時00分00秒 | 臼蔵の呟き
誰から、何を守ろうというのでしょうか?仮想敵としているのは「中国」かもしれません。過去、日本、日本軍は韓国、中国を侵略し、植民地化しました。その日本が、「中国を仮想敵として、安全保障面で抑止力が高まる」という発想は時代錯誤もはなはだしい発言です。現在、尖閣列島問題があり、いろいろな問題はあります。しかし、過去にあった中国侵略のような大規模な戦争行為は、起こしてはならないし、そのような挑発行為もあってはならないことです。野田、前原、玄葉、森本氏などの見解、発想は日本国民、沖縄県民の感情とはまったくかけ離れた、非常に好戦的な思考であり、許せない政治思想です。

沖縄県民が危険で配備反対と県知事以下、反対しているオスプレイ配備反対を森本防衛大臣「オスプレイ配備「政策間違っていない」」と見解表明するのはどういう神経なのでしょうか。理解に苦しみます。自らは安全な東京に身をおき、生活し、危険な軍用機は沖縄県民に我慢してほしい。受け入れてほしい。こんな、勝手で、都合のよい話が通用するほど甘くはありません。1950年前までなら、このような話は日常的にあったのかもしれませんが、第二次大戦後、大規模な戦争、軍事衝突がロシア、中国、アメリカ、イギリス、フランス(核保有国)などで起こされるとしたら、国際的な平和などは吹っ飛んでしまうような大政治問題です。

<防衛や、安全保障面で抑止力が高まる>

玄葉光一郎外相は21日、福島県石川町で講演し、米政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備を計画する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイについて「沖縄・南西諸島の防衛や、安全保障面で抑止力が高まる」と述べ、配備にあらためて理解を求めた。

<防衛相、オスプレイ配備「政策間違っていない」>

 森本敏防衛相は21日午前、BS朝日番組に出演し、米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの国内配備に民主党の前原誠司政調会長が慎重な発言を繰り返していることについて「我々が進めようとしている政策は間違ってはいない」と反論した。同時に「政府・与党で政策を進めているのだから同じメッセージを米国に伝え、周辺国にも理解してもらうことが必要だ」と不満を示した。
 防衛相は日本テレビ番組にも出演し、沖縄県の尖閣諸島に東京都が調査のため上陸許可を申請した場合の対応に関して「きちっとした理由があれば反対する理由はない」と述べた。尖閣諸島への自衛隊配備に関しては「島に自衛隊を置かなくても警戒監視する態勢ができている」と語った
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<釜石市のコンクリートがれきを活用した復興道路工事用アクセス道の整備>

2012年07月28日 13時00分00秒 | 臼蔵の呟き
<釜石市のコンクリートがれきを活用した復興道路工事用アクセス道の整備>

被災地の知恵ですね。復旧、復興との関係で感情的に、物理的に、大量被災物の処理問題は緊急性からいっても避けて通ることが出来ない問題です。被災地だけに任せることが出来ないことは物量の多さからみて当然のことです。仙台市などが、石巻市の処理を行うことが発表されましたが、このような連携も含めて、1日、1ヶ月、1年でも早い処理を検討実現すべきです。野田内閣が命をかけるべきは「消費税、TPP」ではなく、福島原発の除染、補償と、東日本震災の復旧、復興です。

<釜石市のコンクリートがれきを活用した復興道路工事用アクセス道の整備>

東北地方整備局南三陸国道事務所は27日、東日本大震災で発生した岩手県釜石市のコンクリートがれきを活用した復興道路工事用アクセス道の整備を始めた。復興道路工事にがれきを使うのは、被災した東北3県で初めて。
 がれきを活用するのは、釜石市8地割の県道と復興道路のトンネル工事現場を結ぶ道路約700メートル。直径最大4センチに砕いたコンクリート片を道路に敷き、ローラーで踏み固めた。約1000トンを使用し、作業は数日で完了する。
 市によると、市内の震災がれき約82万トンのうちコンクリートがれきは約23万トン。市は土地のかさ上げに活用する計画だが、工事が始まらない上、住宅の基礎など約10万トンが仮置き場に未搬入となっており、保管場所の不足が課題になった。
 工事資材の砕石砂利が不足していることもあり、先行する復興道路工事への活用を南三陸国道事務所に提案、実現した。
 釜石市廃棄物対策室の前田達也室長は「破砕機を8月中に2台増やし3台にする。活用できる所から使い、処理率を上げたい」と話した。
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東大総長=マスコミ学会会長としての責任

2012年07月28日 11時00分00秒 | 臼蔵の呟き
週刊「金曜日」の4月13日号を市立図書館で読んでいました。東大総長が記念シンポジウム(3月に開催)で、「震災・原発報道検証――3.11と戦後日本社会」と題して記念講演を行ったそうです。この投稿者によれば、「震災・原発報道検証――3.11と戦後日本社会」の本質とはほとんど無関係な内容であり、空疎な言葉の羅列であったとのコトです。シンポジウム終了後、質疑があったので、鹿野さん(投稿者)が質問したそうです。

質問は「戦後の日本社会の中で、原子力発電を進めてきたのは東京大学である。さらに原発事故後、テレビに登場し、安全だと繰り返し述べていたのは東京大学の教員だ。戦後社会の特徴だと思うのは、東京大学総長が、なぜ、マスコミ学会の会長をしているのかということである。(権力である「東京大学」の総長が、権力監視を役割とするはずの「マスコミ学会」の会長とはおかしくないか?)。基調講演を聴いたが、まったくマスコミの問題指摘となっていない。逃げている。原発の問題について、またその責任についてもかなりの部分を負っていて、今でも推進しているのは、東大の学者ではないか。マスコミ学会会長以前に、原発推進大学の総長としての見解を聞きたい」。

これに対して浜田総長は、「原発推進してきた学者がいることは事実である。だが、東大が組織として、意見の内容や研究内容について何か意思決定する、ということはすべきでないと思う。しかし、研究者が自分でどういう形で責任を取るか、それを示唆し、その方向に向けてゆくのは組織の責任だと思う」との回答であったそうです。関村直人(テレビに出た人物)、斑目春樹がどのように検証するか注視しようではないか。と鹿野さんは書いています。

最後に、マスコミ学会会長として「原発報道」を語るのであれば、それなりの覚悟と反省の弁があってしかるべきではないのか。浜田氏の言葉と行動は憲法学者としても軽すぎる。と結んでいます。
なかなか、面白いやり取りです。震災後、震災復旧、復興との関係で、地域の大学がどのような役割を果たしたのかが、問われています。その点からも東京大学は原発、事故、震災、復旧・復興との関係でどのような姿勢、立場で行っているかが問われています。必ず歴史の評価が下されるはずです。

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外国産米は、いらない

2012年07月28日 06時00分12秒 | 蜂助の呟き


ガクアジサイの一品種で、品種名を「墨田の花火」と言います。上手く名前を付けたものだと思います。説明の必要がありません。白い花がだんだんと水色になってきます。花もひとえでは無く八重なんですよ。

今年の隅田川花火大会は、今日7月28日に行われます。一度でいいから、隅田川の屋形舟で生ビールを飲みながら花火を見てみたいものです。

ロンドンオリンピックが始まりました。日本と8時間の時差があり、日本時間の5時から開会式が始まります。サッカーは男女ともに素晴らしかったです。あれは、完全に実力ですね。男子サッカーは5点入ってもおかしくはない展開でした。

開会式が始まりました。イギリスの自然の豊かさが紹介されています。次第に年へとつながっています。大きな鐘が鳴らされロンドンオリンピックが始まりました。


さて、今年3月からスーパーの西友は中国産米を売り出し、5キログラム1299円という安い価格で売っていました。その後、ベイシアでも中国産の米を10キログラム2580円で売り始めました。売れているという話はあまり聞きませんが、外国産米を品揃えしたというところに関心が集まりました。

政府が毎年、ミニマムアクセス米として77万トン輸入しています。このうち、10万トンは、売買同時入札(SBS)米が西友などで売られている米です。

インターネットでも外国産の米を買っていると言う話も聞きます。こちらは価格よりも、国産より放射性物質のリスクが少ないと言う事のようです。

日本がTPPに加入して米の関税が廃止されたら、スーパーではアメリカ産やオーストラリア産の白米が5キログラムで5から6百円で売られることでしょう。すると、スーパーでは利益額が極端に少なくなり(同じ率で利益を取っても売値が下がるから儲けが減る)従業員を削減します。米の価格が下がれば、麺類やパンも下げざるをえません。こうしてデフレスパイラルに陥り、失業者が街にあふれる事になります。

もちろん農協は倒産し、農家も農業では生活ができなくなります。

恐ろしい未来を作るTPPに反対しましょう。

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