アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬

2008-05-25 19:58:25 | 競馬
何度でも書くが、アンカツは好調だと思う。内容で分かる。
運は帰ってきてないが、その不運を技で吹き飛ばしだしている。
そして不運なんてのはそうそう続くわけがないのだ。
アンカツの好不運の波は一般のそれとは長さが違うがw
それにしたって、結構長い間不運にさらされてきた。
全ては来週のためにあったと思っている。
昨年逃した2度目のダービー制覇を。
現3歳世代で一番最初に気に入った相棒とともに、頂点を掴んでくれ。



土曜 中京
御嶽特別 ダート1700m アールヌーヴォー
松田博厩舎、ブライアンズタイム産駒の4歳牝馬。
昨年秋には、1つ勝てるかどうかも怪しくなっていた馬だが、
軌道に乗って2勝目をポンとあげることが出来た。
2勝目の勝ちっぷりには、ちょっとぽかーんとしたくらいでw
中京でのことだったが、この舞台があってるのかもしれんな。
1000万での2戦はちょっと通用していないが、
乗りなれたアンカツで中京の1700mとなれば、
また豪脚発揮を期待してしまうな。


白百合S 芝1800m ピサノエミレーツ
藤沢厩舎、ブライアンズタイム産駒の3歳牡馬。
ダービー出走を目指したプリンシパルSは、
最初に不利があって包まれてしまったことで差しきれず。
よく差を詰めて4着まで来ただけに残念だった。
いわゆる残念ダービー的な存在のレース、雪辱を期す一戦。
ノットアローン、ヤマニンキングリー、ファビラスボーイ、シングライクバード、
無念にもG1出走権を取り逃がした馬による激しい戦いになりそうだが、
ここはエミレーツの力が一枚上だろう。
1番人気だろうし、普通に走ってこればあっさりまで。


金鯱賞 芝2000m アドマイヤオーラ
松田博厩舎、アグネスタキオン産駒の4歳牡馬。
ドバイデューティーフリーは、位置が悪くなって不発。
直線でもほとんど追えないままに終わってしまった。
あそこまでペースが落ち着いてしまうとはね。
どうやら32秒台の脚を繰り出していたみたいだ。
何もしてないのに、外で力尽きていたウオッカとの差は2馬身程度。
ダービーでは負けたが、もうウオッカの力は上回っているように思う。
ここはG1を目指すそこそこ強い馬が揃っているが、
こちらはサムソンあたりと五分に戦うのが目標、ここでは負けられない。
まずはエイシンデピュティにきっちりと仕返しをしたいところだ。
毎回舐められてるが、デピュティの力はもうG1級に近づいてるからね。



日曜 東京
青嵐賞 芝2400m トップオブサンデー
伊藤伸厩舎、エイシンサンディ産駒の5歳牡馬。
半年休んで降級した前走を圧勝で飾った。
さすがは1000万でも最強級だった馬。次元が違ったね。
ここは昇級になるが、もちろん名ばかりで実力最上位。
3走前に差し損ねたレースはちょっと悔しかったのを覚えているが、
東京の2400mは能力をフルに発揮できる舞台。
ポカがない限りまず大丈夫だと思う。
ミレニアムウィング、マイネルヘンリーなどの強豪がいるが望むところだ。
真っ向から打ち倒して、準OPへ。


むらさき賞 芝1800m ダイシングロウ
松田博厩舎、ダンスインザダーク産駒の4歳牡馬。
前走は逃げて大楽勝で1000万を突破。
叩き3戦目で物が違うところを見せ付けたね。
距離が1800mに短縮されたことも良かったようだ。
昇級になるが、あの勝ちっぷりならここでもやれる。
今のところは、2回負けてから勝つという変な癖がついている感じだがw
前走程度走れれば好勝負は必至のはずだ。
ここはレゴラスとの対決が楽しみでならない。


東京優駿 芝2400m レインボーペガサス
鮫島厩舎、アグネスタキオン産駒の3歳牡馬。
いよいよダービーの日がやってくる。
競馬人にとっては、1年の締めくくりの日となる。
安田記念の1週をはさんで、また新馬戦が始まって新しい1年だ。
パートナーはレインボーペガサス。
鮫島厩舎の記念すべき初勝利をあげたギャンブルローズが残した最初で最後の子。
デビュー前から、アンカツが大絶賛していて、俺も楽しみにしたものだ。
しかしここに至る道のりは決して楽なものではなかった。
インフルエンザの影響で調整過程が狂い、デビューからまさかの3連敗を喫した。
アンカツが、本当にがっかりしたというコメントを残したのはこの馬が初めて。
勝ち上がって苦言ばっかだったのもこの馬が初めて。
ダートで2連勝しても、芝の馬だとしつこく言い続けていた。
暮れの川崎のダートG1で破れたが、悲観するものではなかった。
むしろ、広い馬場でという気持ちを強くさせてくれる敗戦だったね。
年が明けて、ペリエが騎乗したきさらぎ賞。広い馬場で素質の一端を発揮。
大事な大事なダービー出走当確賞金を手に入れた。
スプリングSは差し損ねたが、伸び負けたわけではない。
皐月賞も差し損ねたが、これは異常なSペースに負けただけ。
どちらも、どちらかというと小回りの中山によるもので、
この地である程度戦えたことをむしろ自信としたい。

苦難の道を越えて、いよいよ東京の2400m戦となる。
ペガサスが能力を全開にする地はここだ。間違いない。
デビュー前からダービー候補といわれ、
見事に有力馬としてこの地にたどり着いたことをまず褒め称えたい。
そしてたどり着いたからには、もう勝つしかない。
勝負は時の運であるがしかし、出走にたどり着いた18頭の中で、
ペガサスが最も勝利に近い馬であると、俺は確信している。
コースは外が良い。東京優駿を圧勝する馬は大外を突き抜けるものだ。
道中は中団でリズム良く走って、直線堂々と駆け抜けて欲しい。
本当に紆余曲折があった2007年世代だが、最後は収まるところに収まった。
最高の結果で締めくくって欲しい。勝利を信じて待っているぞ。


富嶽賞 ダート1600m 
トシザカイモン
鮫島厩舎、オジジアン産駒の4歳牡馬。
期待された前走は、パレスショットガンただ1頭に叩きのめされた。
準OPも一発で突破した強豪だからねえ、仕方なかったか。
放牧に出て立て直した。改めて期待だ。
テンからとても速い馬で、レースは組み立てやすい。

ヘイアンルモンド
松山厩舎、キングマンボ産駒の5歳牡馬。
まだこのクラスにいるのが意外な実力馬。
現級で何度も勝利目前まで行ってる馬だからね。
最近は後ろで競馬するようになっていて、
ある程度は走っているが、前に行くよりは不安定か。
前に行っても惜敗するのでこうしているわけだろうけど、
上手くバランスの良いところを見つけないとな。

どちらでも良い。好勝負必至だろう。
メンバーはそこそこ揃ってる。というか頭数多すぎw


目黒記念 芝2500m キングトップガン
鮫島厩舎、マヤノトップガン産駒の5歳牡馬。
初のOP挑戦だったオーストラリアトロフィーは完敗だった。
能力で劣ったように感じたが、
よくよく考えたら単純に瞬発力で負けただけか。
ある程度は切れるけど、極限レベルになるとちょっと苦しいね。
距離が延びるのは絶対に良いと思う。
インをじっくり進んで、内を掬うことが出来れば。
アルナスライン、ロックドゥカンブ、ブラックタイド、ホクトスルタン、
強敵はこの4頭くらいなので、ある程度は戦えないかと期待。
その前に問題は、乗れるハンデになるかどうかだけどもw

オークスの直線回顧

2008-05-25 18:48:34 | 競馬
明日はおそらく更新できませんので、オークスの回顧だけ先に。

パトロールを見たが。んー、降着だねこれw

俺はちょっとした審議マニアで、
パトロールビデオはほぼ全部見てるから、
何がセーフで何がアウトかはだいたい掴んでるつもり。
日本でトップ10に入るくらいに審議マニアだと思うw
アンカツがよく審議になってたからというのは秘密w
7万~10万円の場合は、さすがに微妙なこともあるけど、
まあセーフといえばセーフかなあ、くらいに感じるところはある。

んで、今回のケースだけど。
まずオディールの進路がなくなってる件。
外にレジネッタ、内にソーマジックがいて、1頭分の進路あり。
そのまま行けば何の問題もなく流れていく場面。
そこへ、かなり外のほうで前がやや窮屈になったトールポピーが、
「池添の意思」で内に誘導されて切れ込んでいる。手綱がそう動いてる。
これでオディールの進路は完全に消えた。やむを得ず立て直して外へ。
もしオディールの鞍上が若手で、追うのに必死だったとしたら、これは避けれない
この地点でトールポピーは完全にアウト。弁解の余地無し。
池添はまずアンカツに救われたな。

ここからはアンカツは関係ないが、
内に誘導して広い進路を確保した池添は、
ここから右鞭を連打して最後のスパートをかける。
鞭に反応して、さらに内へ切れ込むトールポピー。
レジネッタとソーマジックがどんどん内に追いやられていく。
そしてついに、最内にいたマイネレーツェルの前がなくなった。
レーツェルの鞍上は豊で、これも素早く危機を察知して手綱を引いている。
小牧も後藤も、無茶苦茶に寄られながらも反応して頑張っている。
とにかく被害者が全員上手かった。
さすがG1というところだが、ここも若手だったら完全にアウトの場面。

はっきりいって、2度アウトになってるw
特に2度目が酷く、何が悪いかというと「修正の意思」がない。
審議においてもっとも重要なのは、加害馬のヨレ具合ではない。
被害馬の被害度合いと、加害者の修正の意思の2つが最重要なこと。
被害の度合いだけを言うならば、
2件どちらも被害者の華麗な回避でギリギリセーフ(7~10万級)だが、
修正の意思のない2度目は、常識的にはアウトだと思われる。
あんだけ後続を無視して寄りまくってセーフなのは素直にびっくりだw



あそこが閉まるとは思わなかったと語ったアンカツ。
まったくだ。何度見ても、どっから来るんだよとびっくりする。
「もっと早く抜ければ良かった」と後悔のコメントをしているが、
それはまさに結果論で、本来ならありえなかったアクシデント。
こんなものを想定しながら競馬してたら、勝てるものも勝てなくなってしまう。
ただレジネッタに締められたなら、その反省もありだろうが、
あんな遠いところから急速に寄ってこられてはね。どうにもならん。
考えうる最高のレース運びに、最高の進路とり、
(今日は3戦とも同じところを走ってたね)
素晴らしいレースを見せてくれた。ありがとう。
追い出した瞬間から少しの間、本当にもらったと思った。

そして、前が詰まってからもう一度前を猛追したオディール。
追い出しはじめじゃなく、加速しだしてから前がなくなって、
立て直しての追い込みで最速の脚を繰り出した。
もう堂々と断言してしまっていいだろう。
この世代で最高の末脚を持っているのはオディール。しかも一枚違うレベルだ。
桜花賞でこれを発揮できなかったのが本当に残念でならないが、
前回は調教に問題があったっぽいことが分かった。
謎の敗戦の原因が見えたのは本当に良かった。
やっぱりオディールは強かった。そして根性もある。
次はきっと勝利を見せてくれるだろう。

最後の秋華賞は譲れないぞ。
てか、トールポピーだけは絶対倒してくれw

日曜日の結果

2008-05-25 12:34:30 | 競馬
5R ギムレットアイ 1着
好スタートから勢いよく前へ。
シナモンラフィアが競ってきたが譲らずハナを奪った。
淡々と行こうとしたと思うんだが、
それをさせないとばかりに、左右からうじゃうじゃとやってくる。
内からザサンデーアミフジ、外からスタルカが進出。
スタルカは持っていかれたように行ってしまったので無視。
ザサンデーにも付き合う意味はない、引いて3番手。
変な絡まれ方をしたが、馬はとても落ち着いてアンカツの指示を聞いてくれたな。
暴走気味に飛ばすスタルカがちょうど良い指標になり、
ゆっくりと馬場のいいところを選びながら2番手に浮上。
直線入り口でいったん横一線になった隊列から、最初に一歩抜け出した。
すぐ外に手応えよくスプリームシチーがやってくる。
手応えでは劣っていたが、馬体を併せに行って叩き合いに持ち込み、
右の肩鞭を何度か入れながら激しい叩き合い。ラスト200mで向こうが根負け。
一歩抜け出した後に、今度は満を持してライラックラブが飛んできた。
力尽きてあっさり差されても仕方ないところだったが、
さらに粘ってなんとか追撃を振り切って勝った。
予想外のタフなレースになってしまったが、とても強かったな。
2角で静かに引くことが出来たのが勝因だろう、鞍上がクールなレースだった。


9R パパラチア 2着
絶好のスタートからゆっくりと。
引くことを選択、1頭だけ静かに下がっていく。
下がって下がって後方5番手まで待機。
馬の本質を重視した競馬に賭けたね。
最初から決めていた感じで、これは見事な退き方だった。
幸いにも展開は、予想外にも超に近いハイペースに。
後方まで下がって、4角前に動く各馬を尻目にまだ待機。
直線に入ってからゴーサイン、外に出ずに内に突っ込んだ。
追い出した地点では前は果てしなく遠かったが、
追われるごとに他馬を次々と交わしていく。
2番手まで上がったが、ヤマニンエマイユにだけは逃げられてしまった。
しかし、パパラチアの力は引き続き出し切れたと思う。
とても良いレースだった。これがまさに、俺がオークスで見たい内容だ。


11R オディール 5着
好スタートから馬なりで内を見ながらゆったりと。
自然とついた位置がちょうど馬群のど真ん中。
桜花賞と全く同じような位置を手に入れたなあ。
真ん中について、さっと内に滑り込んだね、この辺も上手かった。
内に入ったら後は余計なことをせずにじっと我慢。
馬場を考えると意外なまでに速いペースになっていたが、
この流れでもかなり楽に追走できていた。
4角、馬場の良いところを目指して全馬が外に行くところを、
空いた内を通ってかなりのショートカット。
そのまま内に突っ込んで突き抜けそうな雰囲気があったのに・・・。
外からやってきていたトールポピーが急速に切れ込んできて、
それに煽られたレジネッタが内に入ってきて、一瞬進路がなくなった。
その後、諦めずにもう一度猛追してきたんだが・・・残念ながら5着まで。
不利がなければ最悪でも3着だった。これは痛恨。
これは内に突っ込むリスクなので仕方ないんだけど、本当に残念。
残念だが、とても面白いレースだった。熱かったね。