アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

今週の騎乗馬

2008-05-01 23:07:05 | 競馬
今月の給料がいつもより15万円多かったです、ちょっと笑えました。
そんなにいらんつーのw
適度な休みと適度なお金で生きて行きたいものですが。



土曜 京都
1R 3歳未勝利(牝) ダート1800m アンコールラッシュ
松田博厩舎、クロフネ産駒の3歳牝馬。
今回が初出走となる。
今週の調教はエアジャメヴーとノーブルプレッジとの併せ馬、
終い一杯で最後は2頭に1馬身後れを取ったが、
ラスト1ハロンを11秒7で走れたので、文句なしだ。
遅れたのは単純に相手が凄かっただけのこと。
過去の調教でも確実にラスト11秒台で走れているし、
松博厩舎の、ゆっくり入って終い伸ばす調教を確実にこなせているので楽しみ。

既走馬はたいしたことがなさそう。
キャトルキャール、シルキーリリー、ハイパーラッシュ、レインボーブーケ。
この4頭が人気するんだろうけど、どれもそんな優れた時計で走ってない。
アンコールラッシュが将来OP近くで戦う素質馬ならば、
相手にせず勝てるくらいだろう。どんな走りをしてくれるか、楽しみにしたい。


2R 3歳未勝利 ダート1200n グレイホーク
鮫島厩舎、マイネルラヴ産駒の3歳牡馬。
芝2000mでデビューしたがまったくいいところ無し。
ダート変更、距離短縮でどんどん内容が良くなって、
前走の1200m戦の内容なら、並の相手なら勝機があるところまで来た。
デビュー時は調教で動かない馬だったのだが、
ここに来てどんどん時計を出せるようになってきた。
特に、終いに大きくばてなくなったのが特徴。
京都に変わってさらに一押しを期待してみたい。

ここはとにかくプレストンペスカの力が突き抜けている。
未勝利なら必勝級の走りを繰り返している馬で、
1200mに戸惑わなければあっさり抜けてしまうだろう。
こちらとしては、戸惑ってもらうことを祈るだけ。
2番人気っぽいリリーレインボーは怖くない。こちらが若干上じゃないか。
それよりも、初出走のトーコーゼウスが怖いかなあ。
どれくらい人気するか知らないけど、最初から走りそうな動きだ。
グレイは3番人気か4番人気だろう。
相手次第の面もあるが、好勝負を期待しよう。


3R 3歳未勝利(牝) 芝1800m エアジャメヴー
松田博厩舎、シンボリクリスエス産駒の3歳牝馬。
デビュー戦は出遅れて後方からの競馬に。
阪神競馬場の1400m戦で淡々とした流れではどうにもならず、
目一杯に走って差を詰めてきたが5着までだった。
素晴らしい能力を見せてくれたと思う。
叩き2戦目、距離を1800mに延ばして、鞍上強化。
これは後退する理由がない。必勝態勢。

連続2着のアドマイヤワイド、良血馬ローザブランカ、サムワントゥラブ、
この3頭と人気を分け合うことになるだろう。
(臨戦態勢的にジャメヴーが抜けた人気になるだろうが)
アドマイヤワイドが単騎逃げになりそうな感じなので、
この馬を直線で捕まえられるか、のレースになるだろう。
まあ、出遅れなければ大丈夫じゃないかな。


5R 3歳未勝利 芝1600m ノーブルプレッジ 
松田博厩舎、フレンチデピュティ産駒の3歳牡馬。
1Rのアンコールラッシュに続いて、松博厩舎のデビュー馬。
そのアンコールラッシュと調教している馬だが、
常にこちらが先着するほど、しっかりと動く。
最終追いきりでは、エアジャメヴーとともにラスト11秒5を記録。
松博厩舎の古馬OP級程度は動いているように思う。
これは力通りに走ったら相当強いんじゃないかな。

相手を見渡すと、カラメルマキアートの1強ムード、
そこにエスポワールシチーがどれだけ抵抗できるか程度。
残りは非常に軽い。
カラメルは未勝利必勝級の馬だと思うが、
これを最初から凌げたら先が大いに楽しみになる。
このレースはとても期待してる。


7R 3歳500万 芝1800m ナイスシャトル
目野厩舎、タイキシャトル産駒の3歳牡馬。
先週出走したが展開向かずに惨敗。
ラストの脚は素晴らしかったので、馬に問題はない。
連闘ということで、結果的に絶好の調教をやったようなものw
そして初めての芝に挑むことになった。
初めての芝戦で未知なことが多いが、
とりあえず相手関係は非常に軽くなってくれた。

多少実績があるのがアドマイヤナサ、リッカロイヤルの2頭程度で、
しかも頭数が手ごろな10頭となってくれたのは嬉しい。
前走に終いだけの競馬をして連闘。馬が走るパターンの1つだろう。
ここである程度走れなければ芝適性はないと言えるだろう。


9R 鷹ヶ峰特別 芝1200m コスモラヴソング
中野厩舎、マイネルラヴ産駒の6歳牡馬。
2週前にアンカツのビービーガルダンが楽勝したレースで、
ガルダンの一歩前を走り続けて2着を確保した馬。
このレースは2、3番手の2頭がそのまま1、2着だったわけだが、
ラップ的には前傾ラップで、どちらかというと差し勢に有利なもの。
ガルダンは強すぎたが、テイクザホークを抑えきったのは見事。
近走は掲示板止まりのレースが続いていたが、
さすがに掲示板に毎回来るだけのことはあった。
(むしろわざと負けてるんじゃないかと思えないでもないw)
長く惜敗を続けてきたが、ついに現級勝利の時が来たか。

アインカチヌキの逃げを、リッターヴォルト、シゲルダイノウカイとともに追走。
この2頭がそのままライバルになるだろう。


10R 端午S ダート1800m ユビキタス
鈴木伸厩舎、アグネスデジタル産駒の3歳牡馬。
良いメンバーが揃った。ダート王候補の戦い。
このレースの勝者がそのままユニコーンSの最有力になるだろう。
ジャパンダートダービーでも最有力といえるか。
(3歳砂最強というには、レインボーペガサスがいるから無理だけどね)
伏竜Sの勝ち馬ナンヨーリバーが兵庫CSを楽勝したので、
ここで僅差2,3,4着馬も当然上位勢力と断定して良いだろう。
サクセスブロッケンは無敗の圧勝続き、これも当然王者候補。
このあたりが人気を背負うのは当然だけども、
これ以外を見ても、なんと全馬がOP馬という本当に珍しい1戦。
ユビキタスの頑張りに期待するのは当たり前だけど、
各馬の走りを大いに楽しみたいレースだ。





日曜 京都
3R 3歳未勝利 芝2000m シングルショット
五十嵐厩舎、ダンスインザダーク産駒の3歳牡馬。
新馬で2着に来たときには、まさか未勝利で負けるとは思わなかったが。
まさかの連敗で、立て直しの放牧に出ていた。
帰ってきて1ヶ月弱、順調に調整が進んで、
最終追いきりはアンカツが騎乗して上々の動き。
今度こそ決めたい。未勝利の馬じゃない。

頭数が少なく、さらにレベルがかなり低い1戦。
メジロラフィキと人気を分け合うことになるだろうが、
この程度の相手に負けるようじゃ、もう出世は難しいだろうな。
菊花賞に出走できる馬だと思ってるんだが。


5R 3歳未勝利 芝1800m ムーンシンフォニー
松田博厩舎、アグネスデジタル産駒の3歳牝馬。
どうにもレースが上手くないんだが、
純粋に速く走る力だけならOP級だと思う。
それをスタートやら道中の無駄な動きで半減させているのが現状。
今週の調教など、アドマイヤモナークと真っ向から戦って、
ゴール寸前まで食い下がったんだから本当に凄い。
こんな馬が何で未勝利にいるんだって感じだ。

相手は前走先着されたブレイブファイトただ1頭。明らかに恵まれた。
先着されたといっても、こちらが勝手にこけてるだけのこと。
普通に走ればこの程度の相手に負けるわけには。


9R 紫野特別 芝1800m ダイシングロウ
松田博厩舎、ダンスインザダーク産駒の4歳牡馬。
調教の動きは相変わらず良い。
叩き3戦目でそろそろ能力全開といかないとね。
特別登録段階から分かっていたことだが、レベルは低めの1戦で、
ギムレットロックが1番人気になるだろう。
それに続く馬が不在のため、またも人気サイドになるのは間違いない。
今度こそ人気に応えて欲しい。

逃げ馬はいないが先行馬がずらりと揃っていて、
どうやって進めるかはちょっと難しいかもしれない。


11R 天皇賞・春 芝3200m アドマイヤモナーク
松田博厩舎、ドリームウェル産駒の7歳牡馬。

アンカツ手記・木曜日--------------------------------------

春の天皇賞まであと3日。
アドマイヤモナークで、なんとか良いレースをしたいと思ってます。
2マイル戦を勝ち抜くためには、何といってもスタミナが大事。
その点ではモナークは有資格馬でしょう。
長ければ長いほど持ち味を発揮するステイヤーです。
なかなか重賞を取れなかったのに、今年に入って、
日経新春杯、ダイヤモンドSをポンポンと2連勝し、一流馬の仲間入り。
若い頃にあった気難しさが年齢とともに解消し、
レースで持てる能力を出し切れるようになったのが近走の活躍に繋がっています。
肉体面でも変化があります。
以前は、全体にいくらか硬さを感じましたが、
今は体も動きも柔軟になり、非常にしなやか。
7歳という年齢を感じさせず、老いてますます盛んという言葉がぴったりです。
前走の日経賞で連勝が止まりましたが、
内容は決して悲観すべきものではありません。
上がりが速い先行馬ペースになりながら、後方から3着に押し上げたのは、
よく頑張ったと見ています。
掛からずに追走できたのは今回に繋がるはず。

こう書けば良いことばかりのようですが、相手が揃っています。
すでにダービー、天皇賞などを勝っているメイショウサムソン、
G12着が3回もあるポップロックはかなり強力。
実績面では一目置かざるを得ません。

京都競馬場の芝は絶好のコンディションを保ち、時計が出る傾向。
さらに上がりが速くなると、差し届くかどうか微妙です。
出来れば、ひと雨あったほうが戦いやすいと思っています。
追いきりは、今日1日に高田君が乗る予定。
本番を楽しみに終えます。

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春天という条件へ向け、良い事ばっか並べたらキリがない感じでw
スタミナはメンバー中トップを争うくらいだろう。
京都への適性でもメンバー中トップを争う。
ラストの末脚なら最強だろう(パスポートは先行するとして)。
ちょっとでも後ろ向きの展開になれば、まとめて差しきれる。

そうなりそうなメンバーなのも良い。
瞬発力を武器にする馬がモナーク以外に1頭もいなくて
(パスポートはそういう馬なのだが、指示が間違ってる。
 レベルを問わないならサンバレンティンもそうなのだが)
粘り強く競馬する馬が14頭中11頭という、あまりに極端な構成。
ホクトスルタンかアドマイヤメインが速めの流れを作るのは明らかなのに、
これを自分で捕まえに行きたい馬が揃ってしまっている。
このメンツで上がりだけの競馬になったら笑うしかないね。
その可能性は0に近いと思う。
3番枠と内目の枠に入ったことだし。余計なことをすることはない。
中団後ろ~後方で、堂々と、じっとしていけば良いんじゃないかな。
14頭立ての外回り。直線はアンカツなら必ず捌けるから。
日経新春杯同様に、行き脚がついてから動けば良い。
ギアチェンジが重めの馬だが、加速してしまえば止まらない。
雨が降って他馬の能力が落ちるのは大歓迎だが、
その助けがなくても、展開の助けが待っているはずだ。

ところで、アンカツがライバルの名前を珍しく挙げているんだけど、
ちょっと意外な名前が挙がってるなって感じで。
サムソンはまあ、実績的には突き抜けた馬なので分かるんだけど、
その次にポップロックが出てくるとはなあ。
何気なく実績上位として思いついた馬を出しただけなのか、
それとも本当に警戒していてこの名前が出てきたのか。
「実績面では」と書いてるから、文面通りなら別に良いんだけど、
実力的にもこの馬を警戒してるのだとしたら、
ちょっと馬券の買い目に組み込まなきゃなあと考えてますw

俺としては、トウカイトリックを警戒してるんだけどね。
モナークが最近完璧に負けたと思うのはこの馬だけなので。
現状は、モナークとトリックの3連単2頭軸総流しを考えてます。
これに、ポップロックを組み入れて考えてみるかな。