アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

今週の特別騎乗予定馬

2008-05-12 20:14:06 | 競馬
土曜 東京
夏木立賞 芝1800m 未定

川越特別 芝1600m パパラチア
領家厩舎、グラスワンダー産駒の5歳牝馬。
1000万条件では2着、3着があり、
エイジアンウインズやミルクトーレルなど、結構強いのと戦っている。
ここ3戦は追い込み届かず敗れているが、
この馬自身の脚はしっかり使えているので、後はスタートタイミング一つ。
ここはかなり低調な一戦で、トップハンデが56キロ。
ブレイバーと、牝馬で54キロのこの馬とサララの3頭だ。
これにテイエムアタックを入れた4頭の争いだろう。


京王杯SC 芝1400m キングストレイル
藤沢厩舎、サンデーサイレンス産駒の6歳牡馬。
前走は好位からいまいち弾けず雪崩れ込んだだけになったが、
それでも上位との差はほとんどなかった。
そのマイラーズCのレベルはかなり高かったと思われるので、
相手が全体的には弱化するここは楽しみが大きくなる。
アンカツの感触では、まったく本気で走ってないとのことだから、
使い込んできて昨年秋の感触を思い出してくれたら。
3~4番人気だろうが、なんとかその上を目指したい。

のだが、その前にスズカフェニックスが立ちはだかる。
正直、勝てる気はしないw
スーパーホーネットも手強い。
昨年秋くらい走れれば互角だと思うが。
後は、前走よりちょっと走るくらいでなんとかなるだろう。




日曜 東京
六社特別 芝2000m 未定


立夏S ダート1400m アントニオマグナム
加藤征厩舎、シーオブシークレット産駒の7歳牡馬。
現級で0-4-1-3を誇る、現級最強クラスの馬。
2月の前走は楽勝しそうな雰囲気の走りだったが、
勝ったビクトリーテツニーがあまりに強かった。
ビクトリーはその後OPでも好勝負しているので納得している。
休養明けになるが、仕上がりは良さそうだ。

しかし相手関係があまりにも強い(自身も含むわけだが)
アポインテッドボブ、ガブリン、セイウンプレジャー、パピヨンシチー、
これ以外にも現級実績のある馬が雲霞のごとくいるハイレベルの大乱戦。
勝った馬はそのままOPでも通用するだろう。
それにしても、準OPは本当にレベルが高くなるね。


ヴィクトリアマイル 芝1600m ジョリーダンス
堀厩舎、ダンスインザダーク産駒の7歳牝馬。
スカーレットが回避してどうなることかと思ったが、
昨年のパートナーとともに挑むことになった。
マイネカンナ&吉田隼人と、岩田(小原氏か?)に大感謝だw
その2頭じゃ、普通にジョリーのほうが強いと思うんだが・・・。
ここ2戦はやや前が詰まり気味で消化不良の感じだが、
力負けした感じはないので不安はない。人気だけ落としてくれればありがたい。

昨年のこのレースは本当に痛恨だった。
出走前の状況では、当時の最強牝馬カワカミプリンセスを筆頭に、
スイープトウショウ、アドマイヤキッスなどの強豪が集い、
これらを上手く立ち回って下せば・・・という感じだった。
レースでは、カワカミをインに閉じ込めてそのまま沈没させ、
スイープトウショウを出し抜き、キッスの追撃を振り切り、
間違いなくこのレースで一番強いレースをしたんだが・・・。
レースが見事に2分割されていてw 別レースをしていった4頭に負けた。
少なくともコイウタに負けるような馬じゃない。
なんとかG1馬のタイトルを献上してほしいものだ。

相手はウオッカ、ベッラレイア、ニシノマナムスメ、エイジアンウインズだろう。
ウオッカの能力全開にはちょっと歯が立たないとは思うけど、
全開に出来る臨戦態勢ではないので、付け入る隙はある。
それ以外となら、普通に戦えるはず。


テレビ埼玉杯 ダート1600m シルクウィザード
鮫島厩舎、リンドシェーバー産駒の5歳牡馬。
超大物候補が1年ぶりに帰ってきた。
準OPを3戦して2-2-4着なのだが、
アロンダイト、イブロンを相手に堂々と一騎打ちをした馬。
重賞に行っても即座に通用するであろう実力馬だ。
じっくりと仕上げられて上々の動きを見せている。
2週前にはアンカツが乗って動きを確かめているが、
今週も乗ってほぼ完成だろう。
1年ぶりとなれば、常識的には1走静観のところだが、
あえて力の違いを見せつける走りを期待している。

先週の結果

2008-05-12 19:29:00 | 競馬
4年ぶりくらいに、土日ともにまったく競馬を見れませんでした。
遊びに出かけるとしても9割以上は競馬場だし、
仕事で駆り出されようと、意地でもテレビを見つけて見てたんですが。

って、マジで競馬漬けだな俺w

やっと今週の競馬を見ることが出来たんだけど、
ちょっと危ないシーンがいくつかあったなあ。
やはり雨が降るとゴチャつきやすくなるね。
他で落馬負傷とかあったようだが、本当に事故だけはありませんように。



土曜 東京
3R セイウンバリュー 2着
「少し重心が高い印象がありますが、良いスピードを持っている馬ですね。
 まだ力をつけきっていないのかもしれないけど、
 直線は止まりそうで止まらず頑張ってくれたし、
 なかなか渋太かったと思います」
まあまあのスタートから前へ。
内から飛び出したスーパーウーマンを追いかけて2番手から。
スーパーの作るペースは、この馬場にしては非常に速くハイレベルで、
番手で追いかけたセイウンバリュー以外の先行馬が壊滅する流れ。
バリューも4角で一度は突き放されて終わりかかったが、
離されてからも諦めずに粘って、スーパーとの差をよく詰めた。
展開はまった追い込み勢の追撃をよく振り切って2着を確保。

どう考えてもハイペースで、前の2頭が抜けて強かった。
勝ち馬のスーパーは馬場を気にしていたようで、もう少し強いと思われるが、
とにかく順当な結果だったといえるだろう。
今回は人気がなさ過ぎた。次は圧倒的人気を背負って勝てる存在。


9R ヴィヴァチッシモ 9着
「使える脚が一瞬だったね。最後は伸びそうで伸びきれなかった。
 もう少し外に出すのを我慢したほうが良かったかな」
まあまあのスタートからゆっくりと。
徐々に下げていって中団の後ろに待機して末脚を溜める作戦。
まあまあ速いペースの縦長の展開で、展開自体は向いたのだが。
直線に入ってすぐに外に出して追い出しに入って、
最初は伸びてこなかったが、半ばからエンジンがかかった。
一気に来そうな雰囲気を持っているけど、
アンカツの言う通りに伸びそうで伸びずに終了。
これは馬の特徴と馬場によるものと両方だろう。
内が悪いのは間違いないが、悪くても走れる状態という感じ。
外に出すのが早すぎたのはその通りだと思うが、
それよりも、そのまま内に突っ込まないと勝ち目はなかったようだ。
最後の1ハロンは全体のラップががくんと落ちて、
ここでスタミナが残っている差し馬が差せる流れだったんだが、
ヴィヴァチッシモ自体も止まってしまっているため、
これに関しては、スプリントの好位差し馬って感じなんだと思う。


10R トップオブツヨシ 10着
「返し馬から馬場を気にして高脚を使っていた。
 レースでも良いところに出せなかったし、今日は馬場に尽きるね」
ちょっと遅めのスタートだったが、
二の脚が非常に速く一気に2番手まで進出。
道中は自然と下がっていく感じで5番手あたりまで後退したが、
このあたりはそんなに悪い感じはしない。
4角コーナーリングだけでまた浮上してきて2番手に上がって、
そこから伸びてくれれば勝てる感じだったんだが、
追い出して少し伸びて、そこでパタッと止まってしまった。
過去の実績が示すとおり、馬場が原因なんだろう。


11R ピサノエミレーツ 4着
「最初のコーナーでゴチャついて、自分が下げないと危ない状況だったからね。
 そこで位置取りが悪くなったのが痛かった。
 それでも勝ち馬とは同じところにはいたけど、
 向こうが伸びていったとき、こちらはすぐに反応できなかったからね。
 そのあたりが良くなればいいんだが・・・。
 でも、道悪は気にしてはいなかったし、
 今日の感じなら距離が延びても大丈夫だと思う」
まずまずのスタートから前目に行ったが、
すぐに、おそらくスピットファイヤーに寄られて少し後退。
しかしこの地点ではまだ好位の一角というところなんだが、
画面から消えているところで何かあったようで、
下げないと危ない状況というからには、さらに何かに挟まれかけたんだろう。
再度画面に映ったときには普通に折り合って走っているので、
上手く後退することが出来たようだ。
ペースが明らかに速かったからか、腹をくくって待機。
手応え十分に外に持ち出していったのだが。
追い込み馬が横並びになった大外での攻防で、
勝ったベンチャーナインの反応にまったくついて行けず。
一瞬の脚で明らかに後れをとった。
突き放されてからようやく加速がついて伸びてきたが、
4着に上がるのが精一杯だった。

馬のタイプ的に、最初の不利が致命傷だったね。
直線入り口からの攻防で分かるように、
あくまで長く良い脚を使う馬で、一瞬の脚には欠けた。
馬は頑張って走ってくれたが、残念。
きっと菊花賞には出走できるだろう。楽しみにしたい。
全周パトロールを見れないのが悔しいが、
とりあえず事故らなくて良かった。

それからベンチャーナインは本番では舐められそうな気がするが、
相当に強いと感じた。最後まで伸びた持続力も大したものだったが、
それよりも4角入り口で一気に行かれたシーンが印象に残った。
ダービーはディープスカイとペガサスとで三つ巴と見た。



日曜 東京
3R サトノローズヒップ 4着
「行きそうな馬がいなかったので、自分から良い位置を取りに行った。
 その分力んで走ってしまったのがね・・・」
好スタートから少し気合いを入れて前へ。
加速がついて一気に行ってしまいそうだったが、
内からパールズオブデューにゆったりと絡まれて併走状態。
付き合っても仕方ないので2番手に引いて走っていたが、
アンカツいわく力んでしまっていたようで、力を消耗しながらの追走。
相手が弱く、4角で自然と押し出されるように先頭へ。
馬場の良いところを選びながら進んだが、
目標のないまま追い出されて弾けることはなく、
内から来た対抗のエアワルツに良いように使われた挙句に、
最後はスタミナが切れて、4着にまで後退してしまった。

結果的に完全に早仕掛けで負けた。
後ろにいたらこちらが勝っていただろうし、
単騎で逃げれていてもまた勝っていただろう。
いろいろと半端なままに力を使い果たした。不完全燃焼。


7R ハイドパーク 11着
コメント無し
まあまあのスタートから、気合いを入れまくって前へ。
珍しいくらいに追って、鞭まで入れて3番手まで浮上。
道中は、見た感じはまずまずの追走をしていると思うが、
4角回りきるあたりでちょっと余裕がなくなり、
直線追い出そうとしたところではもう余力がなく制御が利かない。
外にぐらっと寄れる感じで危なかった。後は後退するだけ。

2ハロン目、3ハロン目と非常に速いところで無理しているので、
大幅な馬体増のところに、これがもろに響いたと思われる。
とりあえず着差ほどに悪い走りではなく、
ゆったり走ってればもっと上位に突っ込めただろう。
次はかなり期待できそう。今回は少し危ないレースだった。
外の馬がもう1馬身内なら降着まであったと思う。
地味なシーンだが、ちょっとついてた。


9R プラテアード 8着
「スタートした後、落鉄してしまいました。
 こういう馬場ですから致命傷でした」
普通のスタートからゆっくりと。
ここで落鉄したようで、確かに全然加速していかない。
中団の後ろになりかかるところ、少し押し上げて6番手から。
道中は多少掛かり気味のところをなだめながら、
良いところを選びながら直線に入るまでは良い感じだと思うが、
追い出してまるで反応せずに沈むだけだった。
まあ、この馬場で落鉄ではどうしようもない。


10R タータンフィールズ 13着
コメント無し
まあまあのスタートから、なんと前へ。
行ってみたが、おそらくゼンノパルテノンに入られて窮屈に。
引っ張りながら後退して中団の後ろ目に。
下がってしまったなら、引いたままで居れば良いと思うんだが(追い込み馬だし)
まだ気合いを入れながら浮上をしようとしていたw
ハイドパークのレースと全く一緒だと思うんだけど、
この日の砂の状態なら、前に行かなきゃ話にならん、
くらいの気持ちで乗っていたんだろう。コメントがないのが残念だが。
距離が不安のこの馬で序盤から突っ込みまくって良いことがあるわけもなく、
4角前にはもう余裕がなくなって後退してしまった。
とりあえず今回のレースからは、距離が敗因とは思えない。


11R リーガルスキーム 18着
「芝は大丈夫だったが、心配していた通り距離が長い。
 道中は良い感じだったが、残り1ハロンで一杯になった」
あんまり速くはないが、全体からすれば普通。
ここから追っつけまくっての先行策。
ゴスホークケンが飛ばしに入って縦長の展開の中、
先団の後ろをまずまず悪くなさそうな走り。
だったのだが、4角を回るあたりでもう余力がなくなっていて、
ラスト2ハロン目の11秒2のところではもうついて行けなかった。
アンカツはラスト1ハロンで一杯と言っていて、
それは紛れもない事実なんだけども、
ラスト2ハロン目でもう力尽きかけてる感じがするねw
芝については保留しておきたい。距離なのはきっとそうなんだろう。

あえてこの距離を保たすなら追い込みしかないと思うが、
ここは大人しく、短距離路線で先行の王道競馬を極めたほうが良さそうだ。
実力がどうこうという感じではなかったのが、逆に良かったと思う。
将来の楽しみは、今回のレースでは特に潰えていない。