アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

土曜日の騎乗馬と予想

2008-05-30 23:35:32 | 競馬
明日は月末で仕事が残っているので、
なんとか2時くらいまでに片付けて中京競馬場に向かいたいが、
それはそれとして、雨が降らないと良いな。
天気予報では微妙なところかねえ。
夏前の中京開催は、すぐに内が荒れて外差し馬場に変わるから、
オーラにとっては比較的楽な競馬場ではあるんだけど、
他馬との能力差が縮まるような余計な要素は勘弁してほしいものだ。
ちなみにオーラはまだ道悪で走ったことがない。
G1の前に経験しておくのは悪いことではないんだが・・・。


7R マイネレプリーク ◎
畠山助手
「中間も変わりなく順調に来ている。
 再度牝馬限定戦だし、今度も上位争いになると思う」
レプリークとスーパーレインボーが人気だとは思うが、
別に2頭で抜け出すわけじゃない感じで、1頭が間に入りそう。
ギーニョが超人気先行馬であることを無視してた。
500万ならばそれなりに強い馬ではあるけれども、
人気ほどに強い馬じゃないことは明らか(ほぼ1倍か2倍台だからねえw)
これよりは、叩き2戦目のティアラプリンセスを警戒だよな。

スーパーが逃げて、レプリークが番手。
ギーニョが3番手で、グラマトフィルムが4番手、ティアラが5番手。
リッカメルドが6番手で、ここまでの隊列はほぼ決まりなんじゃないかと思う。
これより後ろの馬は、脚質の問題じゃなく、単純に能力が足りないと思う。
平均よりやや速めで縦長の展開じゃないかな。
おそらく番手のアンカツが、誰を意識して競馬するかで結果が変わる。
スーパーを叩き潰しに行けば、3~6番手のどれかが来るだろうし、
じっくり行って直線だけの叩き合いに持ち込むなら、行った行ったで終わる。

アンカツはこの馬に初騎乗なので、陣営の話を聞いて、出た感じで行くだろう。
そのマイネレプリークのこれまでの戦いぶりからすると、
早めの勝負に持ち込むような気がするねえ。
スタートとスーパー次第では、もしかすると逃げるかもしれんくらい。
スーパーとレプリークなら、レプリークのほうが強いと感じるので、
スーパーが潰れると決めて、後ろの4頭を買いたい。
ギーニョはあくまで抑えで(半分の確率で見せ場すらなく負ける馬)
残りの3頭を本線にしたい。大本線は距離が不安だがティアラプリンセスかなあ。


11R アドマイヤオーラ ◎
松田博師
「ドバイとは違って、こちらの思った通りの調整ができるのが何より。
 先週末の追い切りの動きは良かったし、前走よりもいい状態で臨めそう」
雨が降るのかどうか分からんし、それでどうなるかも分からない。
分からないことを考えても仕方ないので、こなすものと決め付けておきたい。

G2としてはかなりメンバーが揃ったレースだが、
そのほとんどが差し追い込みの脚質をしている。
逃げ馬は不在で、エイシンデピュティのSペース単騎逃げと思われそうだが、
俺が思うに、逃げるのはおそらくマンハッタンスカイだろう。
横典に乗り変わったヴィクトリーも九分九厘先行策に出ると思う。
デピュティがすんなり3番手に待機。
バトルバニヤン、タスカータソルテ、ローゼンクロイツも意識して前へ。
サクラメガワンダーがその後ろで、カワカミプリンセス、インティライミが続き、
そしてこのあたりにオーラがいることになると思う。
今回も10番手あたりのマイポジションを追走することになるんじゃないかな。
逃げ馬がいない割に、「思い切りそうな人馬」がいるように思う。
意外なまでにペースが上がるんじゃないかと睨んでいる。

外目の枠からなので、包まれる心配がないのは良い。
道中は外目を走ることになるが(金杯はそれでデピュティに負けた)
京都の開幕週と夏前の中京では話が違う。
中京は開催が進むと普通に差しが効く競馬場なので、心配は要るまい。
とにかく追われてからの迫力がG2級の馬とは一線を画している。
休み明けの鳴尾記念ですら、外から1頭まるで迫力が違ったし、
楽勝した京都記念は、他馬に並ぶまもなく突き抜けていた。
とにかくリズム良く直線に入って、前が壁にならないかどうかだけ。
他の出走馬にとっては、強豪揃いの一戦ってことになるんだろうが、
オーラから見たら格下ばっかなので、負けられないと思う。

やはりデピュティが相手。好位から確実に抜け出すだろう。
スカーレットに迫ったのも当然の話だ。
しゃれでオーラに2度も勝つことは出来ない。
適性は1600mから1800mにあるとは思うけども、
この馬だけはG1級の敵だと認識している。これに負けることはありえる。
宝塚にはこないだろうが、秋天でまた戦うことになるだろう。
今度こそ差しきって、気持ちよく宝塚記念へ向かいたいところだ。

ドバイ帰りなので単勝は3倍くらいはついてくれるだろう。
確かにそういうリスクはあるが、これは十分すぎるリターンだ。
調教VTRを見てみたが、軽快そのもので絶好の動き。
松博先生の言うとおり、ドバイのときより調子が良いくらいだと思う。
まず単勝に資金の5割くらい回して、ある程度の勝ちを確定させ、
残りで、オーラを1着固定、デピュティを2着固定、
3着には何が来てもおかしくないと見て総流しで。

今週の騎乗馬

2008-05-30 00:13:02 | 競馬
楽しみな馬が除外を食らってしまったが、
まあ重賞に挑むまでのレースは理想の極みって感じで、
最高のリズムで両重賞に入れると思う。
両重賞を豪快に制していただき、
気持ちよく日曜11R以降で穴狙いをしたいものだ。



土曜 中京
7R 4歳以上500万(牝) 芝2000m マイネレプリーク
畠山重厩舎、アフリート産駒の4歳牝馬。
現在2-3-3着と来ていて、後一歩で勝利に届く。
その前の中京の2戦で惨敗しているのが気になるが、
どちらも先行できずにそのままズルズルと沈んでいる。
好走しているレースは全て逃げているか2番手から。
逆に、前に行って惨敗したことは1度もない(最大の負けで0.6差)
とにかく前で競馬することが好走の絶対条件だろう。
ここはスーパーレインボーとほぼ2頭立て。人気を分け合うことになる。
スーパーが典型的な逃げ馬なので、これの2番手からだ。


11R 金鯱賞 芝2000m アドマイヤオーラ
松田博厩舎、アグネスタキオン産駒の4歳牡馬。
ドバイから帰ってきて、絶好の調教が続いている。
海外帰りで今回がピークになるわけはないが、
やるべきことは完璧に出来ている感じ。
先生は、ドバイはこの馬には調整しにくい環境だったと語っている。
今回は9割以上仕上がったと確信。
次の宝塚記念へ、圧勝して向かってもらいたい。




日曜 東京
6R 3歳500万 芝2000m ピサノエミレーツ
藤沢和厩舎、ブライアンズタイム産駒の3歳牡馬。
何だこれ。こりゃ1.1倍にでもなるか?
この相手には負けんでしょう。


8R 青嵐賞 芝2400m トップオブサンデー
伊藤伸厩舎、エイシンサンディ産駒の5歳牡馬。
1000万条件ではあるんだが、熱いメンバーになった。
重賞経験のある馬が14頭中8頭。
重賞に挑むだけなら誰でも出来る・・・わけでもなく、
出たことのある馬はやはり条件戦では上位の存在だ。
その中で、ミレニアムウィングとトップオブサンデーがさらに上位。
準OPでもそのまま通用しそうな2頭の一騎打ちだろう。
非常にハイレベルの一戦だ。


10R 東京優駿 芝2400m レインボーペガサス
鮫島厩舎、アグネスタキオン産駒の3歳牡馬。

アンカツ手記・木曜日---------------------------------

28日は、栗東トレーニングセンターで調教に騎乗しました。
最初にまたがったのが日本ダービーに挑戦するレインボーペガサス。
午前6時の開門と同時に坂路に向かい、
日曜日の中京メーン、名古屋城Sに出走するシルクウィザードと併走追いです。

相手を2馬身ほど先行させてスタート。
最初の1ハロンで追いつくと、2ハロン目からは12秒4-12・5に加速して、
最後の1ハロンの追い比べに移りました。
13秒5といくらか時計を要しましたが、ほとんど同時にゴールイン。
53秒1のタイムは地味ですが、
2週前が55秒8、先週が54秒4だったことを思うと上出来でしょう。
以前から坂路で時計が出るタイプではなく、
数字面よりも気配と動きをチェックしました。

結論からいえば合格点をやれます。デビュー当時は、
レース当日に手がつけられないほど激しくイレ込み、汗びっしょりになった馬。
今は、けいこの前もハードに追ったあとも落ち着いて堂々としています。

これは厩舎関係者の努力のたまものでしょう。
日ごろの攻め馬に乗っている寺井助手は、
騎手時代にハードルの第一人者として活躍した大ベテラン。技術とともに、
慎重にまた懸命に馬の体調を整えてくれたスタッフに感謝したいと思います。

今年のメンバーには、傑出した馬は見当たらず、オークスと同じように混戦模様。
極端にいうと、どれが勝っても不思議ではないとさえ思っています。
レインボーペガサスもV候補。チャンスは五分です。

極端にスローで流れ、上がりが一気に速くなる展開よりも、
平均ペースを得意とします。
道中の位置取りは考えず、いかにスムーズに流れに乗るかを考えて騎乗します。
ちょうど10戦目が頂点を極める最高のレースになるように、頑張ります。
応援してください。

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アンカツも確認したかったことは気性面だけのようだ。
これは、スカーレットがレースに挑むときと似ているね。
スカーレットの時は、リラックスしているかどうかだけを気にしているが、
ペガサスについても同じような視点で見ている感じ。
その結果は合格。ダービー好走の準備は整ったようだ。

寺井さんや加治木さんを始めとして、
鮫島厩舎には敏腕のスタッフが揃っていて、勝ち上がり率は非常に高い。
この厩舎は、ちょっと状態が悪くても、簡単には放牧には出ない。
使いながらあっさり状態を戻してくるので、いつも感心している。
ペガサスもそうだったな。
北海道でガレてどうにもならんって状況だったのを、
放牧に出さないままに立て直している。
あの時は、無茶すんなあと思いながら見ていたがw
こうやって無事にダービーに出走を出来たことを思うと、
さすがだなと言わざるを得ない。いつもありがとうございます。

枠は5枠10番とど真ん中を手に入れた。
後入れであり、どこにでも動いていける最高の枠だろう。
特に後入れであることは本当にありがたい。
あんまりスタートの速い馬ではないので、
少しでも遅くゲートに入って、リラックスしてスタートしたいからね。

ダービー制覇の準備は整った。後はレースを迎えるだけだ。


11R 富嶽賞 ダート1600m トシザカイモン
鮫島厩舎、オジジアン産駒の4歳牡馬。
休み明けで挑む一戦。
調教の本数がちょっと足りないかもしれない。
仕上がりについては、寺井さんのコメントを見てからかな。
仕上がっていれば好勝負は間違いないが。
ここはフラムドパシオンが復帰するということで注目の一戦。
ニードルポイントやダノンシャトルといった現級の強豪もいる。
ちょっと人気が薄くなりそうなので、仕上がっていて欲しいなあ。


12R 目黒記念 芝2500m キングトップガン
鮫島厩舎、マヤノトップガン産駒の5歳牡馬。
今週の調教はアンカツが騎乗して、坂路で51.6-13.4をマーク。
ペガサスと同じく普段はそんな動く馬じゃないんだが、今週は動いたねえ。
復帰してから月に1回ペースでコンスタントに使い込んできているが、
今回が一番調教の動きが良い。上積み十分だ。
相手にはロックドゥカンブ、アルナスライン、ホクトスルタンと、
G1で戦える馬が3頭いるのがちょっときついが、逆にこれらの存在によって、
瞬発力勝負にはなりそうもないことについては感謝したい。
この3頭以外は、特に勝てないと思う馬はいないし、
ジリジリした我慢比べになれば戦えるんじゃないかと期待している。