アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

来週の特別騎乗予定馬

2008-05-04 19:18:05 | 競馬
レースラップは以下の通り。
13.3-12.1-11.4-12.2-12.1
12.2-11.8-12.8-12.6-12.5
12.7-12.3-11.8-11.3-11.5-12.5

ホクトスルタンが最初の1ハロン過ぎた後、
一気に後続を引き離しに掛かって、
それからペースを落としていることが良く分かる。
アンカツも逃げるときにはよくやる手段だが、
さすがは横典といったところ、絶妙のペース配分だ。
1400mから800mに渡ってラップを落として、
3200m戦に絶対必要な休憩を入れた。
2番手のアドマイヤメインは役に立ちそうもない。
スルタンに楽はさせないとばかり、
1番人気の四位のアサクサキングスが、早めに堂々と動き出した。
それを待ってましたとばかりに全馬が動き出し、
特に豊のサムソンの動きが非常に速かった。
サムソンをマークしていたジュピタの岩田はそれに便乗。
ある程度流れていたところで急激なラップの変化、
先行していた弱い馬は全部潰れた。

キングス、サムソン、ジュピタと底力のある馬の先頭争い。
速い脚を連続で使ってきて、全馬最後の1ハロンは明らかにばてている。
それでも後に動いたほうが余裕があった。
ジュピタの位置取りの勝利。
どれも強い馬で、力量的には五分だったのだろうけど、
ちょっとだけジュピタに運があったということだろう。
素晴らしいレースだった。

モナークは最初離れた後方から進んだ。
全体の時計的にはそこそこ速めだったから、
モナークが格別に遅いペースで進んでいたわけではない。
途中、ペースが緩くなってから自然に差を詰めている。
スタートから少しは、なかなか自分で加速していかない馬なので、
このあたり、無理せずに非常に上手く乗り切れたんじゃないかと思う。
後方馬群にとりついてからも、気配を消してじっと待機。
ラチから大きく離れないように、ひたすらに距離ロスを消して進み、
サムソン、ジュピタが飛び出して行った後、
一気にアドマイヤフジの外に持ち出してスパート。
11.8-11.3と急激に速くなったところで一度離されているんだが、
この差を最後の1ハロンで詰めたかったところだったんだが。
残念ながら、モナークにも余力がなくて、止まってしまった。

理論的には勝てるレースをしていた。
モナークのラスト3ハロンは35秒2だったわけだが、
ラスト34秒2で伸びれば勝っていた。
モナークが溜め込めば余裕で使える脚だと思うんだが、
(事実、そういう流れになって勝って欲しいと書いた)
まあ、事がはそう簡単ではないことは当たり前で。
レース展開、ラップ、目に見えない迫力、プレッシャーやら。
G1を勝つ馬とそうでない馬の差、ということになるんだろう。
ホクトスルタンが自分を含め全馬にチャンスを与える流れを作り、
その中で上位3頭は迫力から全てが上だった。恐れ入った。
モナークとしては、もうちょっと伸びて掲示板は確保して欲しかったんだが、
まあまあ、よく頑張って走ってくれたんじゃないかと思う。
アンカツは俺が思ってた通りのレースをしてくれた。
最後は紛れもなく一杯だった。力を出し切った感触がある。
ゴール時は全馬力尽きた感じで、とても楽しめた。良いレースだった。
最初に前の集団から離れて待機した時、大いに胸が躍りました。





春天についてはここまでにして。
久々に勝利を得ることが出来てホッとしたね。
2週間未勝利ってのは、年に1回あるかないかの話だけど、
当たり前だけどそんなに見たくありませんw


土曜 東京
高尾特別 芝1400m 未定

晩春S 芝1600m トップオブツヨシ
鶴留厩舎、タヤスツヨシ産駒の5歳牡馬。
かつてはクラシック戦線を上位で戦った馬。
とにかく詰めが甘くて、条件戦を幾度も惜敗してきたわけだが、
逆に言えばどんなメンバーとも互角に戦えるわけで、
クラスが上がるたびにすぐに順応してきた。
このクラスでも既に2着と3着があるとおり力上位。
頭数は多いが、卯月Sの再戦って感じなので、
勝ち負けになるのは確実だろう。


プリンシパルS 芝2000m サイレントフォース
藤沢厩舎、シンボリクリスエス産駒の3歳牡馬。
新馬戦を大楽勝。迫力があった。
圧倒的人気を背負った2戦目で、見せ場なく大惨敗した。
あんだけ負けると、力がどうとかないな。
間隔があいたが、調教は非常に入念で力は出せる状態だと思う。
未知の面が非常に強いが、ダービーの権利を目指して頑張って欲しいものだ。



日曜 東京
八ヶ岳特別 芝1800m プラテアード
藤沢厩舎、シルヴァーデピュティー産駒の4歳牡馬。
前走はスタート後に挟まれて下がって、
ペースが前残りになったために何も出来ずに終わった。
まあ、何も出来なかったことは悪いことではない。
1年ぶりだったし、軽い叩き台になった。
今度こそ真の力を見せてもらおう。楽しみだ。


オアシスH ダート1600m タータンフィールズ
崎山厩舎、ブライアンズタイム産駒の6歳牡馬。
短距離で、中団後ろから激しく追い込んでくる馬だな。
前走、初挑戦のOPでも素晴らしい脚を見せて4着入選。
ラップ的には後ろが届く展開だったが、
後ろから一番良い脚を使ったのはさすがという感じ。
能力的にはOPでも通用するだろう。
今回は本当に久々の1600mがどうなるか、それだけ。


NHKマイルC 芝1600m アサクサダンディ
戸田厩舎、フジキセキ産駒の3歳牡馬。
前走はインで前がまったくなくなる展開。
わずかなスペースを鋭く突いて一気に3着に浮上。
かろうじてNHKマイルの出走権を得た。
きわどい争いだったが、よくぞ3着に入ってくれたものだ。
ここ最近の中山2戦はどちらも窮屈な競馬を強いられた。
舞台が東京に変わって、ついに能力全開の時。
実際に、ブーケフレグランス、レッドシューターを一蹴した舞台。
勝ち負けは確実だ。

短い距離でなら走るのは当たり前なファリダット。
皐月から転戦のブラックシェル、レッツゴーキリシマ、ドリームシグナル。
間隔をあけて距離短縮で気分一新のサダムイダテン。
この5頭がライバルになるだろう。


丹沢S ダート2100m 未定

日曜日の結果

2008-05-04 11:11:37 | 競馬
3R シングルショット 3着
好スタートからジワッと前へ。
メジロラフィキの単騎逃げかと思いきや、ハヤテノゴトクがまったく引かない。
さらに3頭ばかり突っかかっていって、予想外の速いペースに。
これを5番手で見ながらの考えうる最高の展開。
ラフィキが先手を奪いきったが、今度はエドワードバローズが突っかけて、
前にはかなり厳しい展開になっていたと思う。
ハヤテノゴトクがいつの間にか引いて外に出るという芸当を見せていて、
この馬の動きにあわせてゆったりと進出開始。
4角の手応えでは独走しそうな感じだったんだが。
直線に入ってまったく伸びてこず、最後は3着が危うくなる始末だった。
これはちょっと情けない負け方だった。
休み明けが響いたとしか言いたくはないが、
しかしこの相手に負けるようじゃあ、重賞戦線は無理かなあ。
次は勝つと思うが、今回のレース内容はかなりがっくりきた。
あんな脚の無くし方から、結果的に早く動きすぎたことになると思うが、
この相手にこの仕掛けで勝てないようじゃあねえ。泣けたw


5R ムーンシンフォニー 6着
おそらく五分のスタートを切ってると思うが、
そこから追っつけて前に出て行った。これが敗因だろう。
もろに引っかかってずっと掛かり気味の追走に。
普段から外へ外へと逃げる馬だが、これがインに閉じ込められて窮屈そう。
見かけの位置だけはとても良い所にいたが、ただそこにいただけで、
ただひたすらにストレスを溜め込んでいただけに見えた。
見てて分かった。こりゃ3着もねえなあって感じw
4角から直線、制御するのが精一杯で、とてもゴーサインを出せる状態じゃない。
直線に入って離したが、案の定というかなんというか、
外に吹っ飛んでいく一方でまったく真面目に走らなかった。
しかし、予想できないこともなかったが、過去3走に増して酷い内容だったなあw
もっと自然に好位の外目に取りつけたら良いのだが。
それが普通に出来ないんだから難しすぎる。
能力的には未勝利など大楽勝できていいんだがねえ。


9R ダイシングロウ 1着
まあまあのスタートから馬なりでゆっくりと前へ。
最初は4番手あたりで折り合いそうだったが、
やはり加速がついて掛かり気味に。
判断良く飛び出して一気に先頭を奪った。
先頭に立ってすぐに折り合ったが、少し後続を離し気味にして、
それからじわっとペースを落とすことで後続に絡まれるのを防いだ。
じわじわとペースを落としてスローに持ち込んで直線へ。
今日は折り合っていたので、直線で能力全開。
ラスト33秒台の脚で楽々と決めた。
予想しうる状況だったので即座に対応できた感じだが、
改めて良い判断だった。力通りの楽勝。
しかしまあ、久々の快勝でホッとしたなw


11R アドマイヤモナーク 6着
まずまずのスタートからゆっくりと後退。
全てを追い込みにかける覚悟。これを見たかった。
アドマイヤメインが予想外にいかなかったのにはガックリさせられたが、
ホクトスルタンはペースをそれほど緩めることなくレースを進めてくれた。
といっても、やはり緩むことは緩んでしまったか。
後続を少し離してからペースを落とす、
9Rでアンカツがやった手段と同等の逃げを横典が打った。

出来れば2周目の最初からメインに絡んで欲しかったんだが、
もうこの馬にそういうことを望むのは無理なんだろうな。
しかしそこは先行勢の揃った天皇賞。簡単には行かせない。
2周目3角過ぎから、早めにアサクサキングスが始動開始。
それに続いて全馬が行動開始して一気にレースが動きだした。
その中で、メイショウサムソンの手応えの良さにはびびらされたな。
豊が後方待機していたのはさすがとしか良いようがないね。
ジュピタの岩田が、出遅れながらも落ち着いて追い込みを選択したのもさすが。
このあたりは、全体の流れを読みきっての行動だろう。
見事にロングスパートが利く展開になった。

この2頭の動きをすぐ後ろで見ていたアンカツとモナーク。
3角まではひたすらにラチ沿いを走って距離ロスを消して、
3角で一気に外に持ち出して加速開始。
しかし勝負ところの一瞬の脚で、サムソンとジュピタから劣り、
3馬身くらい離されたものがそのままゴールまで行ってしまった。
追い込みに賭けてよく走ってくれた。
展開は、理想までは行かなかったが、まずまず考えてた範囲。
上がり時計もこんなものだろうと考えていた。
これを34秒で差して欲しかったのだが、そこまでの力はなかったか。
しかしまあ、予想してた通りのナイスレースだった。
全体的にも面白かったし、大満足だ。