アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

アンカツ手記・水曜日 他

2008-05-14 21:51:57 | 競馬
アンカツ手記・水曜日----------------------------------------

ヴィクトリアマイルでコンビを組むジョリーダンスは、
昨年もこのレースに挑戦して5着でした。
後方から32秒9という破格の上がり脚を使って、
勝ったコイウタからコンマ3秒差まで追い上げました。
ピリッとした脚を使う馬という好印象を受けたものです。
直後の安田記念でも、僕が乗ったダイワメジャーから、
コンマ4秒差の3着まで追い上げています。
マイル戦なら、一流牡馬とも対等に渡り合える力のある馬です。
その後、夏休みを挟んで10月のスワンSに出走した時が珍しく11着の大敗でした。
しぶり気味の馬場で、切れ味を殺された面があったかもしれません。
牡馬のようなどっしりとした気性をした馬なので、
休養明けだったのも敗因かと思います。
いずれにしても、力を出し切れないまま終わった感じでした。
復帰3戦目となった暮れの阪神カップでは、
スズカフェニックスの半馬身差2着に突っ込んでいます。
戦績からも、使い込まれて上向くタイプというのがよく分かります。
今回も今年3戦目になりますから、
そろそろ「走りごろ」ではないかと期待しています。

前々走の東京新聞杯がコンマ2秒差6着、
前走の阪神牝馬Sは、コンマ6秒差5着ですから、
決して大負けしたわけではありません。
少し良くなれば必ず出番はある、と楽しみにしています。

前走時は、2カ月余りレースがあいていました。
ポン駆けするタイプではないので、詰めが甘くなったとみています。
叩かれた今回は、一変して欲しいし、すると信じています。
状態さえ整っておれば、まず不発はないまじめな優等生です。
明日は、優れているところを書いて締めくくります。

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火曜日の手記の内容を要約すると、
ついてなかった。こんな週もあるでしょう。気を取り直して来週頑張ります。
くらいの感じでしたw
アンカツはさっぱり(しすぎw)した性格をしてる人だけど、
久々に流れが来てない今でもこれくらい軽い感じでいてくれたら、
何事もなく流れは帰って来ることだろう。
別に心配はしてなかったが、軽い感じで安心した。

ジョリーダンスについて。
アンカツの言う通り、本領を発揮すれば一線級の牡馬とでも五分に戦える馬。
安田記念でダイワメジャーの3着、阪神Cでスズカフェニックスの2着の実績は、
JC4着、ドバイDF4着のウオッカに次ぐくらいと言って良い。
昨年のヴィクトリアマイルでも明らかに一番強い競馬をしていたし、
これだけの実績馬が好調なのに人気薄になるんだからたまらない。
ウオッカが吹っ飛ぶのを夢見て、ぼろ儲けを企てている。

これもアンカツの言う通り、使って成績を上げる馬。
過去、4ヶ月以上の長期休養明けでは必ず大凡走している。
そして次走か次々走で、必ず連対している馬。
このあたりは、ダンスインザダーク産駒らしいと言えるだろう。
今回は叩き3戦目。最初からここを大目標に使われてきたことは明らか。
過去とは違って、負けたレースの内容も悪いわけではない。
前が詰まることがなければ、豪脚が炸裂するだろう。

明日が最終追いきりになる。
ここまで素晴らしい調教を続けてきているので、
明日もきっと素晴らしいものになると思う。
ピークの状態で、ウオッカに挑みたい。


レインボーペガサス 順調
アンカツが乗って2週前追いきり。
重馬場の坂路を馬なりで、55.8-40.3-26.8-13.6
非常に軽い感じで駆け抜けたようだ。
鮫島先生の感触もとても良い。
ダービーを大目標に、余裕のローテで仕上げてきた。
ダービーの前に1回使うことになった馬たちとは余力が違う。
特にテンションの上がりやすい馬だから、
余裕を持って仕上げれているのは本当に大きい。
3走前にきさらぎ賞を勝ってくれたのが何より大きかった。
デビューしてから何度も何度も飽きるほどに書いてきたが、
小回りの競馬場でどうこうできる走り方をする馬じゃない。
小賢しい競馬はこの馬には似合わない(というか出来ないw)
体を目一杯に使って、脚を放り出すような豪快なフォームで、
大外を思いっきり突き抜けてほしいものだ。



オディールも好調
こちらはオークスを1週前に控えての坂路での追いきり。
助手さんを背に、52.8-38.9-26.0-13.4
強めに追われて、併せたツルマルオジョウに軽く先着した。
まったく敗因不明だった桜花賞からわずか4日後。
疲れも特になく調教を開始して、入念に仕上げられてきた。
速い追いきりはこれで4本目。
後は日曜と来週の水曜か木曜の2本で完成だ。
桜花賞は最終追いきりを軽くしたのが悪かったのかもしれない。
今回は、桜花賞前より質量ともに充実した調教をしている。
少なく見ても1.5倍は充実してる。

距離不安は間違いなくあって、
来年以降も現役を続けるとしたら、まずマイル路線を歩む馬だろう。
しかし、オークスというレースはとりあえずその不安を無視はしてくれる。
昨年のオークス馬ローブデコルテを筆頭に、
数多のマイラーがオークスで好勝負をしてきた。
今年は、はっきりと良さそうなのがリトルアマポーラくらいしかいないから、
力を普通に出せればきっと好勝負になるだろう。
冷静に見て、2年前のキストゥヘヴンくらいには走れると思う。
あれは差し馬の正攻法で挑んだから駄目だった。
後は作戦次第だ。