アンカツを応援するブログ

アンカツこと、安藤勝己騎手を応援するブログです。

今週の騎乗馬

2008-05-22 21:55:50 | 競馬
今週はまた良いのが揃ったな。
先週の感じなら固め打ちが濃厚じゃなかろうかと。
先週は特に、スタートが異様に良かったからなあw
飛び出してから少し引いて溜めるアンカツの競馬をたくさん楽しみたい。




土曜 中京
1R 3歳未勝利(牝) 芝1800m エアジャメヴー
松田博厩舎、シンボリクリスエス産駒の3歳牝馬。
前走は、遊んでいるというか気が抜けているというか、
アンカツ曰く、ダラダラしていた、という状態。
外へ外へ無駄にフラついていたわりには、そこそこ差のないところにはいた。
とにかく2度使ってやる気を出してくれるかどうか、それだけだ。
中間はアドマイヤオーラの調教パートナーを務めた。

ここは、前走で3強を形成していた、アドマイヤワイドとサムワントゥラブ、
またもこの2頭と人気を分け合う形になるだろう。
それにカノヤトップレディがどこまで迫れるか。4頭立ての一戦。
前走から大きな上積みの可能性があるのはジャメヴーだけ。
中京の開幕週になるのはアドマイヤワイドに有利。
この2頭のどちらかが勝つと思う。
2頭の単を買っておけば、9割方プラスになるんじゃないかな。


4R 3歳未勝利 芝1200m タカラブネ
鮫島厩舎、グラスワンダー産駒の3歳牝馬。
ダート戦を予定していたが、除外されてここへ。
相手関係を見る限り、こちらのほうが軽いので良かったんじゃないかな。
マルカレガート、ロックオブリサ、アイアイグリーンの3頭が、
この面子の中ではまだまともな成績の馬だが、
はっきり言って、次で勝つというような走りをして来てはいない。
タカラブネが前走で披露したテンからの速さをもってすれば、
おそらく苦戦することなく押し切ると思われる。

これは1番人気になるだろう。そしてあっさりだと思う。


5R 3歳未勝利 芝1800m シングルショット
五十嵐厩舎、ダンスインザダーク産駒の3歳牡馬。
圧勝しそうな手応えで直線に入りながら、
まったく伸びずに3着すら危うくなった前走。
先行きが不安になったものだが、休み明けだったのも事実。
今回はさらに人気を集めて断然人気になるだろう。今度こそ決めてくれ。

相手は、既走馬ならマイネソシオかマルイチポケットか、
デビュー組ならスズカベーブかフジヤマワンダーか。
まあ、ここらに苦戦されてもなあ。
先週、エクスプレスワンが勝ったレースくらいの構図だから、
あれくらいの楽勝をしてもらわないと困る。


10R 昇竜S ダート1700m ユビキタス
鈴木伸厩舎、アグネスデジタル産駒の3歳牡馬。
とにかくでかい馬でパワーに溢れているが、
調教からそれを全開にしている馬。
前走時も美浦坂路で49秒を計時していたが、今回はなんと48秒5。
いくら美浦坂路が栗東より1秒半くらい速いとはいえ、これはちょっと凄いね。
これがこの馬の普通なんだから驚くばかりだが、とにかく態勢万全だろう。

12頭立てになったが、そのうち8頭が端午Sから。
前走のユビキタスはサクセスブロッケンを倒しに行っていたので、
それを考慮すると、後ろとの差は非常に大きいはず。
コーナーで膨れていた点が改善してくれればなお良し。
断然人気だろうが、あっさりと勝って欲しいものだ。


12R 4歳以上500万 芝2000m ハギノジョイフル
鮫島厩舎、タニノギムレット産駒の4歳騸馬。
このクラスでの、成績が1-3-3-3 人気が5-2-3-1
非常に高いレベルで安定はしているが、
勝ちきれずに人気を微妙に裏切るタイプ。
現級最強級の馬であることは間違いないんだがねえ。
前走は、3ヶ月ぶりのレースで前残りを追って3着。
そこから連闘でアンカツを迎えてこのレースに挑むことになる。
ところで、この開催の後すぐにクラス再編(降級)が待っている。
このレースを勝っても、またすぐに500万条件馬に戻ることになる。
そこまで裏読みすれば、ここは超必勝態勢じゃないかと思われる。

って、必勝の気持ちで挑んで勝てれば苦労しない馬なんだがw
少なくとも臨戦態勢からは、思いっきり勝負と分かるだろう。
もう1頭、ひたすらに惜敗を続けてきて、ここでの鞍上強化、
まったく同じ事を考えていそうな陣営がもう一つ。
テイエムフウウンジと完全なる一騎打ちだ。
エイシンルンナ、ニキティスが離れて続いて、後は非常に弱い。



日曜 東京
5R 3歳未勝利 芝2000m ギムレットアイ
浅野洋厩舎、タニノギムレット産駒の3歳牡馬。
デビューから3戦、後ろから進めてある程度のところに収まっていた馬だが、
前走、突然逃げを打って2着に好走した。
少し出入りのある流れで、展開はそれほど楽でもなかった。
これは良いきっかけになってくれそうだ。
頭数が少なく先行馬もいない。単騎逃げ確実の構成につき、
前走より楽にレースを進めれば、あっさりまでありそうだな。
好位から差してくるライラックラブとの一騎打ちだろう。
2着を外す可能性はなさそうだ。


9R 葉山特別 芝1600m パパラチア 
領家厩舎、グラスワンダー産駒の5歳牝馬。
牡馬相手で初の1600m戦だった前走、
1分33秒台の決着を鋭く差して3着に食い込んだ。
牝馬同士となれば明らかに力上位の存在だろう。
牝馬限定ということもあって、たるい流れになりそうだが、
上がり33秒台の決着になるならば望むところだ。
中団あたりにいれば、なんなく飲み込めると思う。
連闘がどうでるか、問題はそれだけだな。
出てきた以上は、本気での勝負と考えて良いだろう。
前にも書いた通り、この後にはクラス再編が待っているから。

ハギノルチェーレ、アスクデピュティと、
3歳時にそこそこ成績を残した4歳の2頭が相手になるのかな。
3頭ともに差し追い込み馬。激しい差し比べを期待したいものだ。


11R オークス 芝2400m オディール
橋口厩舎、クロフネ産駒の3歳牝馬。
前走の敗因が掴めないままにこのレースを迎えるが、
やるべきことはやらねばならないとばかり、
とにかく調教量を増やし、さらに強化してきた。
前走から調教量は間違いなくNo1である。ここは自信を持って良い。
質も良い。52秒から56秒の時計を6本も出してきている。
今日はアンカツが騎乗しての最終追いきり。
ツルマルオジョウを追いかけて、52.5-38.0-25.3-13.1
最後はしっかりと2馬身突き放して駆け抜けた。
充実した最終追いきりになったんじゃないかと思う。
アンカツもこの動きにはとても満足そうだ。
やるべきことはやった。後は馬に変わってもらうだけだ。

枠は大外枠の17番になった。
立場が変わった以上、正直どこでも良いと思っていたが、
最内か大外、極端なところが欲しいとは思っていた。
とにかく半端なことをする必要はないのだ。
この枠はとても良いと思う。思い切った競馬が出来るんじゃないかな。
一発期待したいね。

アンカツ手記・水曜木曜

2008-05-22 21:53:13 | 競馬
アンカツ手記・水曜日----------------------------------------
オークスに出走するオディールは、期待していた桜花賞を12着に終わりました。
昨年の6月にデビューし、3、1、2、1、4、3着と、
一度も崩れたことがなかった堅実な馬が初めて喫した大敗です。
いつもコンスタントに駆ける馬が全く動けないといったケースは、
何か確かな敗因があるもの。
振り返っていろいろと理由を考えてみるのですが、いまだにはっきりしません。
さっぱり分からないというのが正直なところ。
暮れ以来、久々の出走で、状態がひと息と感じていたチューリップ賞で、
凄い脚でハナ、ハナ差に追い上げました。
いきなり動き過ぎた反動があったのかもしれませんが、
それにしても完敗というのはちょっと意外です。

稽古では、体調を読めないのも特徴。
坂路で攻め馬に乗っていて、素晴らしい動きとは感じません。
逆に、重苦しくてどうにも心配になるようなこともない馬。
調教よりも実戦にいって味を出すタイプとみて間違いありません。

前走後、僕は一度もまたがっていません。
橋口先生によると休みなく乗り込んでいて、順調にきているとのこと。
馬の状態に不安な点がないのは何より。実績のあるスタッフに任せて安心です。

ただ、オークスで勝ち負けを争うには、さらに大きな進境が必要。
ガラッと変わるぐらいの要素が欲しいところです。
動きの鋭さ、情緒安定。
何でもいいから、目に見えて良くなってくれないかなあと願っています。

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アンカツ手記・木曜日----------------------------------------

オディールは、初めて乗せてもらったファンタジーSで好位から差し切り。
続く阪神JFでも、早めのスパートからコンマ3秒差4着にまとめました。
冬休みを挟んだチューリップ賞では、
後方から鋭く伸びて勝ち馬と同体の3着に詰め寄っています。
ここまでの足取りは、夢が広がりました。
桜花賞では、かなりチャンスがあると思っていたんです。
ところが、12着という考えられないような大きな負け方。
道中の位置取りは決して悪くなく、何も不利に見舞われたこともなく・・・。

これといった敗因が思い浮かばず、一体どうしてかなあという気持ち。
状態ひと息と感じたチューリップ賞で、
いきなり好走した目に見えない疲れがあったのかもしれませんが、それも推測。
ちょっと負け過ぎた気がします。

何とか巻き返したいし、前走のようなことはないと信じますが、
そんなに強気なことは言えません。
マイルの桜花賞か2400メートルのオークス、どちらが合うかと考えたとき、
即座にオークスと答える自信はありません。
回転力があるフットワークは、マイラータイプのような気もします。

ただ引っ掛かって突っ走るような気性ではないのが救い。
道中で力まずにためが利くようなら、
東京の2400メートルも十分に克服するのでは、と前向きに考えています。
それよりももっと大事なのは、馬の状態でしょう。

22日の追い切りは、僕がまたがってやる予定。
橋口さんによると、桜花賞の直前はセーブして結果が出なかったので、
今回はしっかり攻めるとのこと。
リハーサルで、パンチの効いた動きをしてくれることを期待して、
手記・オークス編を終えます。

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2日間の手記を一言でまとめると、

分からない

ってことになるかなw