何気に関連動画から「ファンタズム」というAC版のゲームのプレイ動画を見ました。このゲームは知らなかったというかよく覚えていませんでした。
未プレイのゲームです。
ゲーム内容は軽いノリのコミカルなアクションゲーム。色んな敵キャラに憑依出来る。色々乗り換えていけてキャラ選択の自由度が高いゲームのようです。
何気に見続けて、そしてED.を迎えて……
それが上の画像の通りなんですが、これは強烈でした。
ここまでED.で衝撃を受けた記憶はあまりありません。
このゲームはコミカルなアクションゲームだと思います。それがこのED.。ギャップの激しさというのか、それが思わず「コミカルなゲーム……」と改めて心の中で言葉としてわざわざ反芻させられた原因のように思われます。
シリアル系のゲームならば「闘いの挽歌」「ストライダー飛竜」などが直ぐに頭に浮かびました。コミカル系ならば「大工の源さん」「怪傑ヤンチャ丸」が浮かびました。しばらくして「超絶倫人ベラボーマン」を思い出しました。
中間にある(?)のは「熱血硬派くにお君」でしょうか。
これらのゲームと「ファンタズム」は何が違うのか? それはゲーム内容とED.(や途中)の演出の統一性ではないのか、と思いました。
「ファンタズム」はーーOP.で主人公が彼女の誘拐に巻き込まれ拳銃を撃たれいきなり死亡、そして彼女の父に幽霊として呼ばれます。彼女の父は霊エネルギーの研究をしていた、その研究を狙って悪の秘密結社が彼女を攫った。「頼む、娘を助けてほしい」
何もかもが唐突、無理矢理な出動。ステージクリア後にストーリーが進んでいきますが「ゴミの山の中で地図をみつけた」「彼女が捕まってる部屋には3つの鍵がかかっているらしい」などといかにも昔のゲーム的なご都合主義。その後のはもう申し訳程度のメッセージばかり。彼女を助ける時にはよくわからない発狂演出があり、「なんで捕まったの?」と言いたくなる程の超高性能の彼女を操作してラスボスを瞬殺して、そして迎えるED.……
このED.を見てしまってからは、いくつもの動画を確認してコメントをチェックしたりしましたが、そのどれもが「隠れた良作」「悲しい結末」「泣けるエンディング」「名作」などの言葉がよく出てきます。とにかく、まず悪い噂・評価が出てきません。
私としては未プレイのゲームなのでまだ評価をする事は出来ません。
これはあくまでアクションゲームなのであり、このゲームで『やりたかった事』というのは軽いノリのコミカルなアクションである筈なのです。 <続く>