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ゲーム・コミック・遊び雑談

TVゲームの話がメインですが、コミックやその他の遊びなど色々と。お気楽な話から業界への苦言まで。

フェアリー・・・ (その他)

2010年07月13日 23時44分25秒 | ボードゲーム
書く事が浮かばないので・・・しかし一体何を書いているのか・・・・・・おかしな事でも口走っているような気分です。

別にそんなに特別おかしなものでもないんですが、TVゲーム中心の話からは外れてしまいます。一応はゲーム全般にコミックや色んな遊びについても書く事は書くのですが、普段の流れからはえらく外れます。まあそんなに見る人もいないんですが。

私は一応将棋有段者でもありますが、将棋には詰将棋という分野もありまして、それは将棋からある一部を抜き出した練習用の問題でもあり、独立したパズルや芸術の世界でもあります。

将棋は好きだけど詰将棋は面倒臭い、嫌いだと言う人もいます。しかし嫌いだと言いながらも、それに長けた人を羨ましいと思ったり面倒だけど必要ではあると認識している人も多いでしょう。

しかし更にフェアリーというジャンルがあるんですが・・・そこまで行くとどうしようもなくマニアックになってしまい、将棋の実戦には何の役にも立たない、完全に「あちら」の世界に行ってしまいます。「安南」「バカ詰」「自殺詰」「キルケ」「アンチキルケ」「プルーフゲーム」「グラスホッパー」・・・まだまだ色々ありますが。

一言で言えば「変則詰将棋」という感じでしょうか。世の中にはそんなものに研究を費やしたりしている人々が存在します。

まだ将棋ならばプロも存在し、それで生活をしている訳であり、ファンも上達のために将棋の本を買い、詰将棋の本も買われるわけですが、フェアリーともなると満足に本すら出ていないでしょう・・・一銭にもならない分野かも知れません。

それでもそういう分野に情熱を燃やす人というのはいるものです。

後手勝ちの結論 (ボードゲーム)

2009年12月09日 23時56分54秒 | ボードゲーム
「どうぶつしょうぎ」の結論が出ているそうです。

「どうぶつしょうぎ」というのは通常の9×9の将棋盤ではなく3×4の小さな盤で、駒の種類も少ない初心者や子供向けの将棋ですが、出た当初はそんなに簡単に結論も出なかったようでしたが、いつの間にやら解明されたらしいです。

まああれだけ狭い盤面で駒も少なく時間の問題だったと言えるのですが、どうやら後手が勝つようです。と言っても私自身は一度もやった事がなくてピンとこない話なのですが。

本家の将棋もコンピューターがプロに迫るくらいにかなり強くなっていますが、結論となるといつになるやら分からない話です。永遠に出ないという人も多いでしょう。

オセロも人間ではコンピューターに勝てないようですが結論はまだらしい。チェスも世界チャンピオンクラスでないと互角に戦えないようですが・・・結論となるとまた別の話のようです。

TVで升田・大山 (その他)

2009年08月22日 22時30分52秒 | ボードゲーム
先日NHK(衛星)の蔵出し劇場という番組で将棋の升田幸三、大山康晴という人達が紹介されていました。

将棋の世界というのは約400年のプロの歴史があって、その最高位として『名人位』というものが存在します。

名人は現在はタイトル戦の一つとなっていて毎年のべ1名の名人が誕生しますが、江戸時代から続いていたのは『終身制度』でした。そのくらいの重みがあるのが名人位で、永世名人となったのは19世名人が羽生さんですから400年の間に19人しかいません。

他に実力制名人や名誉名人、贈名人といった人達を合わせても30人くらいしかいません。

その歴代の名人の中でも最強ではないかと言われているのが大山さんか羽生さんかという所で、両者をどう比べるかというのは難しい問題ですが、とにかく大山15世名人も強い人でした。

長くに渡って活躍して実績がナンバー1であったのが大山さんですが、短い期間でしたが将棋史上に類を見ない特別な輝きを放ったのが升田さんでした。

少年時代に書き置きした「名人に香車を引いて勝つ」という途方もない夢を実現した人です。

名人に対して自分がハンディをつけて勝負して、その上勝ってしまう・・・これはとんでもない事です。

この事を実現したのは歴史上で升田幸三ただ一人なのです。長く強かったのは大山さんですが、ある意味で瞬間的な力で史上最強だったのが升田さん、という見方も出来るかも知れません。

そんな二人を紹介した番組でしたが、知っている人にとっては40分というのは短くて、もっと色々やって欲しいなというのが率直な感想でした・・・

どうぶつしょうぎ (その他)

2009年08月05日 23時58分25秒 | ボードゲーム
「どうぶつしょうぎ」という物があります。LPSAの北尾まどか女流初段の考案だそうです。


3×4の盤で駒は『ライオン』『ぞう』『きりん』『ひよこ』そして、ひよこが成った時の『にわとり』の5種類。(ライオンは玉、ぞうは1升だけの角、きりんは1升だけの飛車、ひよこは歩、にわとりは金の動き)

じゃんけんで先手、後手を決め、交互に一手ずつ駒を動かし、自分の駒の進めるマスに相手の駒がいるときは、食べて(取って)持駒に出来る。

ひよこは相手の陣地に入るとニワトリに成る。ただし、ニワトリを取っても、打つときはひよこからスタート。(いきなりニワトリでは打つことは出来ない)。

同一手順3回で千日手。ライオンを捕まえる(食べる)か、相手の一段目に自分のライオンが
入ったら勝ち。(入ったときにすぐとられてしまう場合はダメ)

どうぶつしょうぎには反則はなし(打ちひよこ、二ひよこもO.K.)


ルールはそんな感じです。9月から市販化が決定していて通販でも予約が出来ます。

モンハンで1時間しか寝ずに臨む・・・ (その他)

2009年07月21日 18時06分27秒 | ボードゲーム
土曜日はモンハンをG級の方々に手伝ってもらって装備を揃えました。揃えたと言っても、村長上位のフルフル対策として今迄ずっとザザミで来たけどあまりにも電撃に弱くてやられまくっていたために、ランポスSの防具を揃えるべく素材を集めて、武器もイフリートマロウにするため集めていて、完全には揃わなかったけどメドは立った、という所でお開きになりました。

時間を見ると午前7時・・・

この後将棋大会に出場したのですが・・・予選から2回勝って、2回戦で敗退しました。皆、私が負けた事に驚いていました。

どう見ても下位の相手でした。次の相手も下位、その次でようやく上位の相手に。そこで勝ってベスト4であとの2人はG級ですが、コンディションさえ良ければ勝てたんじゃないか、と勝手に決め付けています。(とモンハン式に対戦相手を勝手にランク付けしました)

モンハンのせいで優勝を逃した、そういう事にしておきます。

後手の勝率5割超え・・・ (ボードゲーム)

2009年04月22日 00時35分16秒 | ボードゲーム
昨日の話のついでというか・・・将棋のプロ公式戦で将棋連盟が統計を取り始めてから昨年度が初めて後手番の勝ち数が先手のそれを上回ったそうです。

将棋というのは(囲碁、オセロなどもそうですが)2人でプレイして一手一手を交互に指す(打つ)ゲームですが、どちらかが最初の1手目を指さないといけません。振り駒とか、あるいはアマチュアならジャンケンで決めてもいいのですが、先に始める人を先手、後に指す人を後手と言います。

ほぼ互角に近いのですが、上級者ならどうしてでも先に指す先手の方が若干有利となり、これまでは必ず先手が勝ち越してきました。ひどい時には5割5分近くまで行ったりしました。

それが昨年度はプロ公式戦で先手1164勝・後手1176勝、と後手が僅かながら勝ち越したのでした。これを『異変』だなどと言う人もいたりします。

原因の一つとして、後手側の作戦が多様化した事があります。作戦の幅が広がって、先手はその対応に追われている・・・

昨年だけの成績で「将棋は後手が有利だ」などと単純に片付けられるものではなくて、一時的に先手側の作戦が難しくなっているだけで、やがては整理されて成績も落ち着く筈だと思われます。

純粋に後手側の作戦が進歩したジャンルもあり、いずれは先手もその対策を打ち出して行くでしょう。何にしてもこれまでより以上に序盤の作戦は高度化して、勉強をしていない人は置いていかれる事になるのでしょう・・・・・・

(盤上)ゲームの結論 (ボードゲーム)

2009年04月21日 20時46分07秒 | ボードゲーム
(簡単な話題のつもりだったんですが、分からない人にはサッパリ分からないような話になりました・・・)

チェッカーが10の30乗、オセロが10の60乗、チェスが10の120乗、将棋が10の220乗、囲碁が10の360乗。これだけの変化をそれぞれが持っている、だそうです。

上の説明を雑誌で見たのですが、『変化』というのは具体的に何を指すのか・・・?可能な指し手、という意味でしょうか?

とにかくルール上で可能な変化の数が多い順番というのは何となく納得出来ます。囲碁が将棋より多い、というのは初耳でしたが。

将棋では無理矢理創作すれば1つの局面で可能な指し手の数が593通りというものがあります。まあこれは実戦で現われる事はないのですが。囲碁は駒は1種類なので単純に盤面の広さ、19×19=361通りが最高です。厳密には上下左右対称だから359通りでしょうか・・・?

ただ、プロの実戦では囲碁の方が平均手数が圧倒的に長いのも事実な訳で・・・

この中でコンピューターが一番弱いのは囲碁です。将棋は近年に猛烈にレベルアップしてきてプロも危なくなっています・・・

一昨年にチェッカーの結論が出たらしいです。人間ではコンピューターには歯が立たないオセロでも、数学的な結論はまだ出ていない、とか。

将棋よりはどう考えても先に制覇されそうなチェスですが、どうもコンピューターとの共存の体制が上手く出来ているのか・・・?将棋の方がコンピューターに負ける事によって、プロの世界そのものが危ないという噂もあります。囲碁は純粋に制覇されるのがかなり時間がかかりそうな気配です・・・・・・

サンファン (ボードゲーム)

2009年02月15日 20時29分20秒 | ボードゲーム
(最近やらかしてしまう、支離滅裂シリーズです・・・)

友達と時々「サンファン」(という読み方で多分いいと思うけど・・・)というカードゲームをやります。

これの元となっているのが「プエルトリコ」というゲームらしいです。そのルール説明らしき動画を見付けたんですが、こちらです。ニコ動ですね。

時間も短く全て説明されてないんですが。本編はこちら。どうも要領を得ないというか・・・この動画を見付けた事を元に書いてみようとしたのですが、どうも不発のようでした・・・一体何が言いたいのか、どうにもまとまりがつかなくなっています・・・

私はとにかく「サンジャン」の方しかやった事がありません。「プエルトリコ」を簡略化してボードを使わずにカードだけのゲームにした、ようです。内容がどれくらい違うのか・・・?期待して見たのですが、今の所よく分かりません。

マナらしき物を生み出し、建物を建てていき、ポイントを競うゲームです。わりとストレスなく遊べるゲームだと思います。

渡辺初代永世竜王誕生

2008年12月23日 12時37分59秒 | ボードゲーム
何となくGOOのニュースで出ていたので書いてみます。

プロ将棋界の竜王戦で渡辺明(わたなべ・あきら)竜王が去る12/18に防衛を果たして5連覇を達成し、規定によって永世竜王の資格を獲得しました。

竜王戦は将棋界最大の賞金を誇るビッグタイトルで優勝賞金3200万円。実質的にそこまで勝ち上がるまで獲得する賞金や来年の防衛戦を計算に入れると、竜王を獲るという事は6000万円くらいの価値があります。

更に新聞や雑誌やTVの取材なども来るでしょうし、最強のコンピューターソフトの「ボナンザ」と渡辺竜王は人類を代表して公開対局で対決して賞金1000万円も獲得しましたし、その効果は計り知れないものがあります。

今回注目されたのは4連覇中の渡辺竜王に挑戦者となって現われたのが、こちらも通算6期の竜王位獲得の実績を持つ羽生善治(はぶ・よしはる)名人で今期竜王を獲得すれば通算7期で永世竜王の条件に達するという、どちらが勝っても初代永世竜王となる大勝負だったという背景がありました。

羽生名人は言わずと知れた7冠全冠同時制覇という前人未到の記録を達成した最も有名なプロ棋士であり現在もトップを走っています。今年の春には名人位を獲得して通算5期で永世名人の資格も得て、実に永世6冠という史上初の偉業を成し遂げました。

名人・王将・王位・棋聖・棋王・王座という6つのタイトル戦において永世称号を得て(王座だけは名誉王座)、なおも残った一つの竜王戦の挑戦者に名乗りを上げたのでした。つまりは羽生名人はこの竜王戦に勝利すると永世竜王までも獲得して『永世7冠』という途方もない偉業を達成する事になるのでした。

12/28の「情熱大陸」ではこの竜王戦7番勝負の模様が取り上げられ、放映されます。7番勝負開始時からTVカメラが入っていて、どちらが主役となるか、筋書きの無いドラマが展開されていたのでした。(世間的には永世7冠となる羽生名人を主体に考えられていたようなムキはあったと思いますが)

そして出だしから羽生名人が3連勝しました。野球の日本シリーズと同じで先に4勝した方が勝ちです。そして将棋界ではこれまでに3連敗後に4連勝で逆転勝利したという前例はありませんでした・・・・・・

誰もが羽生永世7冠誕生を思いました。しかし第4局に渡辺竜王が一矢を報います。対局開始前には「これが最後の一局になるかも・・・」という弱気な発言があったそうですが、羽生名人優勢の終盤の中、混沌した秒読みの激戦となって、最後に勝ちを掴んだのは渡辺竜王でした。「どうして勝てたのか分からない・・・」自身の(GOO)ブログの中でも書いていますし、激烈に難解で理解不能の混迷の泥沼の中で何かが味方したのでしょうか?

続く第5・6局はうって変わって目の覚めるような快勝。特に第6局での羽生名人の負け方にはアマチュアの目から見ても不甲斐なさを感じるものでした。

3連敗後の3連勝・・・とうとう将棋界初の出来事が目の前となってきました。そして運命の最終局、第7局。

1日目は渡辺竜王の構想が功を奏したようですが、2日目に入って羽生名人が流石の大局観を見せて徐々に羽生名人の優勢に・・・しかし夕方、最後の決戦となり形勢の針は揺れました。

お互いに残り時間が切迫していく中で、微妙なミスも出たり驚くべき勝負術・駆け引きが繰り広げられ、手に汗を握る、プロでも判断のつかない微差で勝敗の行方の読めない混沌とした難解な終盤戦が続きました。

胃の痛くなるような終盤の激戦を制したのは渡辺竜王でした。ついに3連敗後の4連勝という奇跡は達成され、初代永世竜王を賭けた100年に一度とも言われる大勝負の幕は下りました・・・・・・

モノポリーの是非(?) (ボードゲーム)

2008年12月14日 16時29分17秒 | ボードゲーム
とある将棋のプロ棋士の日記で『モノポリー』を初めてプレイして「運の要素は少なそう・・・」と書いてありました。「チャンスカードは全て覚えないといけないだろうし」「取引のかけひきを覚えなくては・・・」などと書いていました。

この日記を読んで、密かに焦りのようなものを感じました。実は私はモノポリー否定派なのです。

以前に「フォーチュンクエスト」の事を書いたと思いますが、モノポリーを改良したのが「いたスト」であるとも言い切っています。『改良』なのです。これはつまりはいたスト以降はモノポリーは要らない、とまで言っている事になるのです。

ストリートファイターの1の後に2が出ました。それくらいのものでしょうか?意味合いとしてはスト2の後に出たダッシュとかに相当するのでしょうか?ちょっと自分でもまとまっていないのですが・・・

モノポリーを完全に否定するという訳ではないけれど・・・それを改良したゲームに面白い物があれば元祖として当然ながら価値があります。

だけど、あのゲームは結局はダイス目の運が全てだと思っていました。そして独占の厳しさが際立つゲーム性、逆転の可能性の低い、勝っていればいいけど負けてるとストレスがどんどん溜まるか投げやりになる・・・

あんなゲームで世界大会まで行われる事が信じられない、そこまで言い切っていました。

ところが将棋のプロという優秀なゲームプレイヤーが「運の要素が少ない」などと書いていては、私の言ってきた事は軽はずみな事だったのか・・・?と心配になってきました。

「カードを全部覚える」などという発想がなかった所へ、当たり前のように書かれていた・・・目の付け所が違うのか?

実はそのプロ棋士とは面識があるので直接メールのやり取りなんかしています。その事についても質問をぶつけたりしました。その結果は・・・彼はあくまでモノポリー初心者であって深い意見をぶつけても今は意味が無い、と結論めいた事は先送りとなりました。