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後手の勝率5割超え・・・ (ボードゲーム)

2009年04月22日 00時35分16秒 | ボードゲーム
昨日の話のついでというか・・・将棋のプロ公式戦で将棋連盟が統計を取り始めてから昨年度が初めて後手番の勝ち数が先手のそれを上回ったそうです。

将棋というのは(囲碁、オセロなどもそうですが)2人でプレイして一手一手を交互に指す(打つ)ゲームですが、どちらかが最初の1手目を指さないといけません。振り駒とか、あるいはアマチュアならジャンケンで決めてもいいのですが、先に始める人を先手、後に指す人を後手と言います。

ほぼ互角に近いのですが、上級者ならどうしてでも先に指す先手の方が若干有利となり、これまでは必ず先手が勝ち越してきました。ひどい時には5割5分近くまで行ったりしました。

それが昨年度はプロ公式戦で先手1164勝・後手1176勝、と後手が僅かながら勝ち越したのでした。これを『異変』だなどと言う人もいたりします。

原因の一つとして、後手側の作戦が多様化した事があります。作戦の幅が広がって、先手はその対応に追われている・・・

昨年だけの成績で「将棋は後手が有利だ」などと単純に片付けられるものではなくて、一時的に先手側の作戦が難しくなっているだけで、やがては整理されて成績も落ち着く筈だと思われます。

純粋に後手側の作戦が進歩したジャンルもあり、いずれは先手もその対策を打ち出して行くでしょう。何にしてもこれまでより以上に序盤の作戦は高度化して、勉強をしていない人は置いていかれる事になるのでしょう・・・・・・


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