桜岡設計事務所のブログ

東旭川、桜岡にある設計事務所の日々の事、仕事の事、愉快な仲間達。

2019年地味連休

2019-05-05 10:48:19 | 風景・風土・気候
雪が降って始まった今年の連休。全然いつもと変わらない春が来たと思っていました。


庭の花が雪をかぶっている姿が健気です。


クリスマスローズをクリロって言ったら「どこでその変な言葉を覚えたんだ」とうちの園芸家につっこまれ


これは絶対に踏まないようにと言われる原種シクラメンを確認。毎年言われるけど覚えられません。


職業柄、奥さんは飛び休で遠出が出来ないので、僕たちは連休=大掃除の日になります。
いつものように近所のホームセンターに掃除道具を買いに行ったら、連休中は混むのに今年はガラガラ。旭川中から人が消えたようになっていました。
きっと皆普段行けないような遠くへ旅をしているんでしょう。僕たちもたまに出かけようという事になり、美瑛のメルルさんへ。


春のお菓子をゆっくり楽しもうとしたところ、僕たちの後に次々にお客さんが来て大盛況。これぞ連休という洗礼を受けました。


人ごみを避けて地味な公園でサンドイッチを食べる日もあったり


数日前まで雪だった庭は急に芽吹きだして


ほったらかし栽培の行者ニンニクが出てきました。


落ち葉を突き破って黄色い花。初めて見ると思ったら、もう何年も前から植えていたものだと言われました。


なんて地味な休日だろう…でも僕たちがずっと望んでいたのはこういう暮らしです。
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ブログ復活です

2019-02-05 11:56:52 | 風景・風土・気候
ご無沙汰しております。しばらくインターネット離れしていました。
特にトラブルがあったわけではないのですが、落ち着いて家族との時間が持てる日が少なくなっていました。
久々にSNSを眺めると情報量の多さに圧倒されます…

最近やっと自分たちの時間を取り戻しています。大好きな冬のおかげで。
久々に大雪が降った今朝。


一緒に住んでいてこんなに積もったのは初めてかもしれません。
うっすら記憶を辿ると、2012~2013年にかけての冬以来の大雪の気がします。


屋根の雪が気になるところですが、遊びに行っちゃいましょう。


軽トラの雪を落とすのも一苦労でした。やっぱり屋根の雪が気になります。


積雪荷重は考慮して設計しているので家が潰れることは無いのですが、ずいぶん分厚くなりましたね。


トドマツの林を散策して


今日はいつもと違う場所で外珈琲です。


夫に後光が射しているわ…


本日の珈琲は、ミチヒトさんの大豆珈琲。谷口農場さんの大豆を使っています。
深い苦みがあって美味しいんです。ソイラテも試飲させてもらったことがあるのですが、奥深い風味があります。


二人で珈琲場の作り方や道具の使い方で、あーでもないこーでもない言いながら楽しくやりました。

私たち、遊ぶのが大好きです。






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色づく唐松

2018-11-05 18:22:17 | 風景・風土・気候
カラマツが燃えるように色づいています。ここ数日は天気が良くて見事でした。


秋の空、澄み渡る青。


素敵なものを見つけました。ワラビの葉でしょうか。


家の裏も見上げると見事な並木のようになっています。


毎年観ているはずなのですが、今年はなんだか特別な気がします。


庭の紅葉も進んでいます。


ギリギリまで刈らずに残すオカトラノオは赤く色づきます。


外から帰るとアンが飛び乗って来て


極上の暖房…
ここ半年ぐらいでしょうか、自ら人の上に乗って来て甘えるようになりました。
大人になると甘えん坊は落ち着く、と先輩猫飼い主さん達が言っていたのですが、アンは逆で年々甘えん坊魂がエスカレートしています。

初めて会うお客さんにもスリスリするようになりました。
もう自分が猫だという事を忘れているような気がします。
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日々の風景を家族と眺める

2018-10-15 09:54:54 | 風景・風土・気候
秋の桜岡はとても綺麗です。いつも綺麗なんだけど、今時期は晴れた日が素晴らしいです。
こんな朝や


こんな日もあったり


朝晩の気温差でガスがかかるのも綺麗です。


東向きの我が家は朝の風景が格別。


先週の休みに、道北に住む友人が帰省の途中にうちに立ち寄ってくれました。
新しい家族を連れて。


私は遠慮なくガンガン触るのですぐ泣かれ、高橋さんは泣かれながらもあやすのが上手なので、このあと抱っこに成功。
赤ちゃんの相手は私より夫の方が得意かもしれません。


これから初孫を連れて帰ったら、きっとご実家でも沢山食べるだろうと思って我が家では軽めの昼食。
いつも二人だけで食事するので、たまに友人が来てくれて食卓を囲めるのがとても嬉しかったです。

ゆっくりと風景を眺める暮らしを、これからも大切にしたいと思います。

刻々と移ろう秋。雪が降る前に草刈りもしてすっきり。
家の裏は湿り気があるのか、刈らなくても綺麗なコケが生えていつも綺麗に見えます。
コメント (4)
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タウシュベツ川橋梁見学ツアー

2018-05-04 12:12:44 | 風景・風土・気候
一度は近くで観てみたかった「タウシュベツ川橋梁」を観に、見学ツアーに参加して来ました。
この写真は去年の夏ぐらい。糠平湖の中にあって、時期によって水没して見えない時もあります。


近くで見るには許可をもらって林道の鍵を開けて入る方法と、見学ツアーに参加する方法があります。
写真を撮るだけよりも、この橋が出来た歴史背景を知りたくて見学ツアーに行きました。


ゴールデンウィーク中は水が引くので、きっと一年の中でもツアー申し込みが殺到する時期だと思います。
間近で見ると圧倒されました。


もうすぐアーチの一部が崩れそうで、つながった状態で観られるのは今年最後かも、という報道を何度か耳にします。


でも、つながってもいなくても、使われなくなった橋がここまで保存されている事や多くの人が魅了されて足を運ぶ事がすごいと思います。


この切り株の風景も凄かった。かつてダムの建設で人造湖を作る時に切ったのが残っています。
着工直後に洞爺丸台風があって多くの樹が倒れ、林業で100年は困らないだろうと言われていた町が、わずかな時間で衰退したそうです。
タウシュベツ橋梁や廃線になった鉄道跡はその時代の名残りで、今は産業遺産として保存されているそうです。


ガイドさんからは本に載っていないような地元の話も聞きました。
この橋を多くの人に見てもらう事は重要な財源になっているそうですが、過剰に観光依存しない暮らし方を実現したいという気持ちも言葉の端々から感じました。


タウシュベツと同じ時期に作られたアーチの橋も見せてもらいました。同じコンクリート造でも、水没して凍害を受けるのと受けないのではここまで風化の具合が違います。


かつての線路跡の脇には白樺が生えます。本州から来た人は大変喜ぶそうですが、地元の人間にとっては荒れ地に生える木で花粉も凄いし、おつき合いの大変な木だそうで…こうした話はどこの地域でもありますね。この地域は特に国立公園なので、木を一本切るにも簡単に許可が降りないそうです。

さすがのガイドさん、年間1000人以上案内しているだけあって、とても面白い話が聞けました。

今後もツアーが色々組まれています。冬も行ってみたいなぁ…詳しくはこちらひがし大雪自然ガイドセンター
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