日本酒の専門店です

私は大学で発酵の勉強をしました。ここでは私達の身の回りを取り囲む、日本酒をはじめとする発酵食品を楽しくご紹介したいと思います。

長崎で捕れた寒ブリの刺身下さいな!

2008年01月30日 03時25分45秒 | 発酵食品 日本酒を楽しむ料理
月曜日・28日の早朝、築地で仕入れてきた寒ブリ。
その朝、常連さんへは即メールで連絡。
その内容
寒ブリを買ってきましたよ!
寒ブリは脂が多い分傷みが激しい魚なので、
刺身で食べられるのは今日明日の二日間限りです。
いいですか?もう一度言います。
今日明日は、刺身でも良いし焼きでも良いし好きな方法で召し上がって下さい。

そんな中、昨日今日と2日続けて来て下さったYさん。
昨日に続き今夜も
「寒ブリの刺身下さいな!」
一口食べて満面の笑顔が良いですね。
九州は福岡出身、お母さんが長崎だった事もあり、小さい頃よく長崎で捕れた寒ブリを冬はよく食べたそうです。
「これ、長崎で捕れたんですよ!!!!!!」
味もたま一段と格別なり。

今夜はその話を思い出しながら
「わがまま言って良い?九州の醤油があったら食べてみたいな。」

「ありますよ!」
お店では、薩摩地鶏用に九州は鹿児島の醤油が置いてあります。

改めて、小皿に鹿児島の甘い醤油を垂らし、それで寒ブリを頂く。
「これこれ!小さい頃に食べたブリの味。」
とってもとっても幸せそうなその笑顔。
そうですね、九州の出身の人には九州の醤油で刺身を食べて頂くとこんな風な郷愁にひたれるかもしれません。

今夜の寒ブリ・長崎で捕れた寒ブリです。



刺身で塩焼きで食べて頂けるのは今夜まででした。

ここに来ないと呑めない酒・亀の尾生原酒!

2008年01月27日 15時46分34秒 | 発酵食品 貴重な日本酒
幻の酒米・亀の尾を使って作られた酒が幾つかお店に揃っています。

その中で酒米の作り手が同じ専業農家として揃っているのが
『菊と司亀の尾』『阿部勘の於茂多加亀の尾』です。

その阿部勘の於茂多加亀の尾がこれです。

前と何処が違うのか

わかりますか?
そうです、この斜めのラベルが一番の違いです。

今お店に12本だけあります。

私が酒蔵に電話をした時、火入れの寸前でした。

「生がほしいのです!」とお願いして、

火入れ寸前だった中から送って頂いたのが、
阿部勘の於茂多加亀の尾純米吟醸生原酒です。

この世に12本だけ存在する日本酒です。

造りたての味はどんな味なのか
それをぬる燗にするとどんな味なのか
半年寝かせたらどんな味なのか
1年寝かせたらどんな味わいなのか
火入れとの違いはどうなんだろうと楽しみは限りない。

阿部勘の於茂多加亀の尾純米吟醸生原酒静かに待っています。



十二六(どろく)のお取り置き(賞味期限2/11迄)

2008年01月26日 03時08分59秒 | 発酵食品 貴重な日本酒
「1合取っておいて下さい」とメールで連絡が入った方が数人いらっしゃいます。


前回、2日間で完売したのには私も驚き!

まだあるのではと思って、その後来店して悲しい思いをした方は結構いらっしゃいました。

それで、今回はお取り置きのご依頼
ただし、常連さんに限りますが・・・・。

今週、明日あさってとどんな方がどんな風に呑んで楽しむのでしょうか?

残り2本となりました。


注)ただし、お取り置き分はのぞいての話

突然ですが、十二六(どぶろく)入ってきました!

2008年01月25日 15時36分56秒 | 発酵食品 貴重な日本酒
こんにちはー!

本当に突然ですが、十二六が昨夜入ってきました。

昨日の昼、酒屋さんから電話

酒屋「十二六(どぶろく)入ってきたんですが」

私「全部頂戴!」

酒屋「全部ですか?!」

そう6本全部仕入れました。
キャンセル待ちだったので諦めていました。

そんな訳で昨夜から、偶然いらした常連さんにはこっそり教えて呑んで頂いてます。
これが昨夜開封したばかり!
その奥に並ぶ未開封見えますか?

焼き魚・サワラから寒ブリに代わりました。

2008年01月20日 14時02分30秒 | 発酵食品 日本酒を楽しむ料理
そうなんです!

昨夜から、焼き魚は代わりました。

東京では親しみのないサワラの美味しさに堪能して頂きました。
白身のサワラは、よく西京漬けではご存じの方も多いはず。
これが、焼くと実に美味しい。

わかって頂きましてありがとうございます。

そのサワラに代わって、昨夜から登場しているのが寒ブリです。
これは、焼き寒ブリの分です。

こちらが、お刺身用の部位です。


このアラでブリ大根を作ります。
昨夜から準備中、2日間はかかると思われます。


寒ブリのカマ部分!
一人前しかありません。
誰の口に入るのでしょうか?

寒ブリを肴に、日本酒をグイッと!
どうぞ、ご堪能下さい。



箱買い・北海道の生牡蠣

2008年01月19日 09時17分56秒 | 発酵食品 日本酒を楽しむ料理
この寒さの厳しい時季は、美味しい物が本当に沢山出てきます。

その中で、お店でも自信を持ってご紹介しているのが、北海道の生牡蠣!

この牡蛎が何よりも大好きな人・・・今回はちょっと紹介します。

一年以上前から、その人はお会計の際のおつりを
「牡蛎貯金にして!」と言って受け散らず帰って行く。

最初の目標は、10月の自分自身の誕生日に大好きな牡蛎を沢山食べるためでした。
ところが、忙しすぎてだめに!
北海道の牡蛎は1年中食べられるのですが、お店では10月から1月いっぱいくらいとしています。
今度こそ、美味しい季節に絶対食べたいと
この1月やっとやっとスケジュール調整し、夢が叶ったのが昨夜の事。
貯まりに貯まって3万円!

自分自身の誕生日に大好きな牡蛎を沢山食べるのが夢でしたが、
今回はお友達も誘って総勢5人でご来店。

寒い中、良くいらっしゃいました。

北海道の牡蛎40個・箱買いつまりは大人買いです。
同じく北海道のムール貝
小布施酒造のスパークリングワインロゼを2本
この日のおすすめ料理の中から
そら豆の天ぷらと和牛肉のタタキも注文

とにかく夢叶って、大好きな牡蛎と小布施のスパークリングワインロゼを堪能
5人で楽しく、にぎやかな時間はあっという間に終わったのでした。

これは、その夢の後
この箱いっぱいに入っていた牡蛎完食です!大好きな小布施のスパークリングロゼも空っぽです。

注)
お店では、北海道の殻付き生牡蠣は1年を通して食べられるため、このような箱買いもお受けしています。
1箱・30個以上~
この日は40個注文!

大好評の十二六(どぶろく)入ってきましたが・・・・!

2008年01月11日 02時58分32秒 | 発酵食品 貴重な日本酒
こんばんは!

前回、12月6日しもみや初どぶろく解禁日であっという間に完売した十二六(どぶろく)が、夕方入ってきました。

早速、皆様にはメールで送信してお知らせ

6本入荷!
終わってみれば、こんな風に今日一日で3本目開けてしまいましたよ。
幸運な人もいました。
まだ、メールアドレスを聞いていないのにひと月ぶりに突然来店!
お酒が大好きで、いつも沢山食べて呑むタイプ
ところが今日はどうしたのでしょう、これからと言うときに
「明日も仕事があるので、この辺でやめと来ます」
でも、その目はまだ呑みたそう・・・・。

そこで、アルコール度数が極めて5度低い、入荷仕立ての十二六を説明しお勧めしました。

「美味しい!!!!!!!!!!!!」

お目々まん丸。

「おかわり下さい!」
いつも鼻が利く幸運な人でした。

そんなこんなで、明日中にはなくなる可能性が極めて大きいです。

次回入荷は未定です。
3月までの期間限定生産の十二六(どぶろく)
出荷日が決まっていて、その段階で完売する十二六(どぶろく)
お早めにどうぞ!

2008年新年の利き酒セット

2008年01月09日 06時57分56秒 | 発酵食品 貴重な日本酒
2008年の新しい年が明けました。

皆様、どんな風にお過ごしですか?

私は、2日間と短い休日ではありましたが、大掃除に年越し蕎麦を頂き心ばかりのおせち料理に東京の酒蔵から頂いた日本酒で新年を祝いました。
そんな風に、普通に新年を迎える事が出来たのは初めての事かも知れません。

では、
2008年新年の利き酒セットを紹介します。
毎月事に違った酒を3種類紹介している利き酒セット、今月は先月に続き新酒の紹介です。

この中には、濁り酒も含まれています。

この4種類がにごり酒です!
岐阜県 房島屋純米おりがらみ
長野県 美寿々純米吟醸しぼりたて生原
群馬県 群馬泉初しぼり
菊の司亀の尾無濾過純米生原酒
豊香純米中汲うすにごり
東京の酒蔵豊島屋酒造から3種類の新酒登場!

2008年新年の利き酒セット
新酒の利き酒セット お値段1000円
どれにしますか?
フレッシュな日本酒をお楽しみ下さい!

熊ちゃんが造ったにごり酒今年も登場です!

2008年01月07日 06時31分04秒 | 発酵食品 貴重な日本酒

新年になりました。

静かだった街中も、いよいよ今日から本格的に動き出すんですね。

お店を始めて丸4年、こんなに新酒が集まったのは初めてなんです。

そんな中、実にファンが多いのがにごり酒
にごり酒にも季節があり、今がその季節なんですね~。
お店では、造り立ての出来たばかりのにごり酒を出しています。
にごり酒が好きで、口に出来なかった方!
いよいよ登場しましたよーーーー。
 

うすにごり・かすみ酒・おりがらみ・にごり酒も表現は色々ですが、
シンプルににごり酒と歌っている酒が今年も登場しました。

美寿々本醸造生原酒にごり酒
長野県塩尻市のにごり酒

私の農大時代の同級生の酒蔵です。
小さい蔵ですが、本当にピンと光るものがある。
呑んでみらばわかります。

入荷したての頃は、口に入れて噛むとまだ発泡感もあったんですよ!
この蔵の日本酒は旨口が特徴なんですが、どうしたことか、このにごり酒だけは辛口なんです。

にごり酒は甘い物と大きな勘違いをし、お店で渋々呑まされた次の瞬間
「人生損したー!!!!!!!!!。」
感動して叫んだ方もいるくらいなんですよ。


そう~、この美寿々にごり酒は辛口なんです!
カァ~、今年も良い出来!!!!!!!!!!


お店で一押しの蔵
私の農大時代の同級生の酒蔵の味
美寿々本醸造にごり酒生原酒
長野県塩尻市の塩尻市・美寿々酒造(株)
杜氏であり蔵経営者でもある熊谷 直二(くまがい なおじ)


この時期しか出しません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!