日本酒の専門店です

私は大学で発酵の勉強をしました。ここでは私達の身の回りを取り囲む、日本酒をはじめとする発酵食品を楽しくご紹介したいと思います。

訳ありの本鮪

2008年10月20日 22時49分37秒 | 発酵食品 日本酒を楽しむ料理
訳ありの本鮪とはこれです!

急所を外した本鮪の部位!
鮪は繊細な魚です。
いかに、ストレスを与えずに仕留めるかが問題。
それに寄って、肉質が大きく変わり、もちろん値段にも差が出ます。
本来なら、急所の頭に鑓(ヤリ)を刺すのが普通です。
これは、背中に刺さった鮪の部位です。
背中に刺さっていなければ、相当な高値となり、とても私の店には置けない品物です。
他の客へはとてもとても・・・・親戚だからと言うこともあって声がかかり今回は買ってきました。


肉質はなかなか良い物でした。

シュワシュワボコボコ発泡にごり酒!

2008年10月19日 03時25分24秒 | 発酵食品 貴重な日本酒
昨夜、久しぶりに見えた常連さんの前で開封した日本酒が

これ!
秋鹿、大阪の日本酒です。
「発泡するかもしれませんよ!」なんて良いながら油断をしていた私、開封した次の瞬間

シュワシュワボコボコボコ!!!!
勢いよくあふれだしました。ほんの少しだけ瓶を斜めにしていたのが私の心の油断。
瓶の口からあふれ出しあわてて近くにあったガラスの徳利で受ける始末。

常連さん大感激!

こっちは冷や汗。

一応ボールの中で開封していたので、瓶から手を離しあふれるのが納まるのを待つことにしましたけどね。
いやー、正直油断していました。こんなに元気な発泡の日本酒は二度目です!


とっても元気な完全発泡タイプの日本酒
秋鹿みぞれもよう

残念ながら、昨日今日の二日間で完売しました!
辛口の発泡日本酒、二日目の今夜も発泡感はしっかり残っており感激のうちの完売となりました。

そうそう、あふれた分は1合あまりありました。



秋の味覚・銀杏の下処理

2008年10月16日 00時45分47秒 | 発酵食品 日本酒を楽しむ料理
すっかり涼しくなって秋本番となった昨今、お店では銀杏を仕入れてきて、その日の営業終了後に下処理にかかりました。



まず、固い銀杏のからをペンチで挟んで割れ目を付けているところです。


よーく見ると、殻に小さなヒビが入っていますよね。これを全部全個数やります!


銀杏の堅い殻を剥いているところです。

この作業も果てしなく延々と続きます。



銀杏の殻と銀杏の実

ここで終わりではありません!
今度は薄い渋皮を剥いていく作業が待っています。これも延々と繰り返し繰り返し1個ずつ剥いていきます。


全部終わるのに2時間半かかりました!

2時間半です!
お店では、この銀杏を素揚げにして軽く塩をして食べて頂いています。
鮮やかな美しい薄緑色した銀杏の実が、目に飛び込んできて日本酒を一段を美味しくさせてくれます。
その姿を見ているだけでも嬉しい限りです。



限定300本・最後の1本

2008年10月06日 23時28分41秒 | 発酵食品 貴重な日本酒
貴重な酒、『山本』最後の1本を昨夜開封

昨年、若き山本常務が杜氏をなり初めて造ったのがこの酒です。
限定300本!
あまりの旨さに酒屋にあった山本全部を買い占めたのが5本。
お知らせする間もなく、昨夜最後の1本を開封しました。
そして、今夜も山本は次々と飲んで頂いております。
本当です!!!

なくなるのは時間の問題です!

山本
白瀑純米吟醸
■生産地/秋田県
■内容量/1800ml・720ml
■原料米/酒こまち
■精米歩合/麹米:50% 掛米:55%
■日本酒度/+1
■酸度/1.7
■アミノ酸度/1.2