日本酒の専門店です

私は大学で発酵の勉強をしました。ここでは私達の身の回りを取り囲む、日本酒をはじめとする発酵食品を楽しくご紹介したいと思います。

酒の肴薫製いろいろ~

2006年04月24日 19時59分35秒 | 発酵食品 日本酒を楽しむ料理
定評のある薫製。

開店当初はお店で仕込みをしながらやってましたが相当経ってからすぐ上に住む住民から何やらクレーム!
直接あって頂けないので大家さんが言うには「煙が部屋に入ってくる」とか。

いろいろ工夫したのですが…最悪メニューから薫製を外すところまできました。

その時、アドバイス!
この世の中、これだけ文明が進んでいるのだから旨く煙を出さない薫製機ってあるんじゃない?

さ~て、検索して捜してみるとあるものですね~!
陶器で出来た家庭用の薫製鍋、即購入して使ってます。
今は仕事が終わり、自宅に戻ってからチビリチビリとやりながら作ってます。

今日は豚・あさってはタコ…その次はみたいな感じで。

定番の他に
珍しかったのは、イカのくちばし(トンビ)・牡蠣・豆腐・ホタテの貝柱・ムール貝‥。

きっとこれからもいろいろチャレンジする事でしょう。

これで一杯やると、酒が旨い(^-^)

もうすぐこの世から消える“龍勢無印”幻の酒

2006年04月12日 14時43分26秒 | 発酵食品 貴重な日本酒
広島県産の日本酒。

龍勢吟醸しぼりたて生原酒・2003年作の“無印”がその日本酒です。

たまたま、近所の酒屋で物色中に冷蔵庫奥に眠っている四合ビンを発見。

手に取るとラベルには『無印』とだけ記載。

裏を見れば、先輩の蔵藤井酒造龍勢の日本酒。

この蔵は、純米酒しか世に出さない蔵ですが…聞けば製造途中で香りと味のバランスが取れなくなったためにやむなく醸造アルコールを少量加えたそうです。

その為にラベルは“無印”と銘打って2003年少量世に出たのです。

蔵の姿勢として、二度と造ることのないこの日本酒。

私の店で最後の四合ビン2本を購入しましたがこれが無くなるともう二度と巡り合うことのないまさに幻の酒になるわけです。

評判の肴“和風ハム” 今日から再登場!

2006年04月10日 01時05分51秒 | 発酵食品 日本酒を楽しむ料理
そうでしたね、昨年の今頃でしした。

丁度、新茶の美味しい季節に頂いたお茶!!

たまたま、いくつか重なって頂いて美味しい茶を美味しいうちに
頂くにはどうしたらいいのだろう。

そうそう~、紅茶煮ってよく聞くのでこれを緑茶で作ってはどうだろう。

それが最初でした。

少々もったいない気もしましたが、新茶のいい香りがきっと喜ばれると確信!!

早速、実行。

またまた、出来たては格別に美味しい!!!!

そうです、季節限定「豚肉の新茶煮」

評判でした、酒には格別に合う。

今年も早速、いえ早々登場しました。

まずは、「豚肉の緑茶煮」として今日から正式に登場。

出来たても旨いのですが、冷ました状態だと“和風ハム”と言って良いでしょうね。

盛りつけて、ちょいと塩をふってさぁ~召し上がれ!!!!

新茶の季節には、「豚肉の新茶煮」としてまたまた続けて会いましょう




私のコンセプト 和の酒!!!

2006年04月04日 20時13分14秒 | プロフィール
私は東京農大の出身です。
卒業後、仲間は家業を継ぐためそれぞれ地元に帰っていきました。
私自身は、家業とは直接関係ありません。卒業後、私は一時期サラリーマンになりましたがすぐに当時大流行していたワインの世界へと入っていきまいした。

毎年家族ぐるみで再会していた仲間の酒蔵の厳しい事情を毎回聞いていて、なんとかこの美味しい酒を紹介できないものかと考え、よく口にするようになりました。
ワインブームにかげりが見え始め、お店もなりふり構わなくなってきたある日、試飲会で日本酒と出会いました。

なんて美味しいんだろう!!
おれは今まで何をしていたんだろうと強いショックを受けたのです。

その時、私は忘れていたことを思い出しました。仲間のように小さい蔵でも美味しい酒を造っているじゃないか。そう小さい酒蔵でも本当に美味しい酒を造っている所はいっぱいあるんです。それを紹介する手段が少ない!

美味しい酒を求めている人がいて、それを造ってくれる人がいる。このままでは、日本の本当に美味しい酒が消えてしまう。
私はその橋渡し的役割が出来たらとずっと願っていましたし、出来るのは自分しかいないとその時確信したのでした。


花見の4月! 

2006年04月02日 10時13分29秒 | 発酵食品 貴重な日本酒
東京は今週末、お花見をするには最高!

きっと今日あたりは、何処もすごいでしょうねぇ~。

さて、毎月変わる利き酒セットですが今月は……。

Aタイプ
 千寿(特別純米酒)静岡県
 稲花正宗(特別純米)千葉県
 龍勢(蔵生原酒純米)広島県

Bタイプ
 越の景虎(本醸造)新潟県
 黒龍(垂れ口本醸造)福井県
 来福(超辛口+23純吟)茨城県

生い立ち

2006年04月01日 06時07分48秒 | プロフィール
昭和27年6月静岡県長泉町生まれ
現在:53才
星座:双子座
血液型:B型

・大手発酵会社に勤める父は出張が多く、小学校5年生で東京に引っ越します。

・一度は文化系の別大学に入学し、2年で退学。
 父の仕事に興味を持って、東京農業大学、農学部醸造学科に入学。
 
・卒業後、4年間サラリーマンの営業職も経験。
(中国酒・醤油メーカー)

・その後、渋谷センター街でワイン料理で18年ワイン、チーズを担当します。

そして、2004年年5月末東京・東中野に日本のお酒だけをあつかったお店を開店。