日本食から和食へ

2013年11月19日 18時36分21秒 | しもみやからのお願い

こんばんは、和酒バーしもみやの下宮です。

 

004年5月に日本酒のバーとしてオープンしました。

店名も“和酒バー"しもみや

 

日本酒のバー

日本酒の冷蔵庫と大きなカウンターを納める

しかし、なかなか物件が見つからず苦労すること一年!

そして縁あってここ東中野駅から3分ほどの場所に今のお店を構えました。

 

開店当初は燻製や鮪そして秩父産直の豆腐、焼酎ブームでしたので豚の角煮そんな程度でした。

 

お客様に育てられ

お造り盛り合わせが

最高級の鮪血合い抜き出しを使ってお茶漬けが

天ぷらの盛り合わせが登場するようになり現在があります。

※写真は南瓜の煮物

もっと早く和食の勉強をしておけば良かったと後悔の今

私は懐石や割烹料理を意識してきましたが間違っていると気づきました。

懐石や割烹は日本中捜せばどこにでもあります。

 

しかし、お母さんが作っていた鯖の味噌煮や旬の焼き魚や煮物のお店

実はここ東中野からもこの10年の間に全て消えました。

そうです。お母さんが作る“和食"そんなお店は以外と少ないのです。

和食も危機的な状況だと言われています。

※写真は里芋の煮物

私達の和食は、今現在の子育て世代が悪いのではありません。

その子供達へ伝えなかった世代もまたその上の世代にも責任はあります。

気取りのない旬の煮っ転がしや鯖の味噌煮が出るような

肩の力が抜けるような、気取りのない料理のお店へと変えていくことにしました。

 

自分の古里に戻ってきたときのような場所に

頑張らないと気取らないと生き抜けない現在社会

夕食の時間くらい、そんな季節の食材を使った和食を心がけていくつもりです。

ここで一度リセットし明日から頑張ろうという処へ変えていくつもりです。

 

危機的状況の和食と同じく危機的状況の日本酒のお店

どうぞよろしくお願い致します。

 



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