長らくレポートを放置していたTC-16Aの改造であるけれど水面下では準備を進めていた。ジャンクの初期型CPUレンズを入手しそこからのCPU換装を企んでいたのだ。ジャンクレンズのCPU基板はレンズから降ろしてしまった。簡単なマウント部の分解でCPU基板を降ろす予定だったのだが、ズーム焦点位置情報を読み取るエンコード部分の分解には結局のところレンズを全分解に等しい作業となった。ついでだったのでジャンク理由だったカビも綺麗に除去してしまい、CPU基板は降ろしたけれどAiマニュアルレンズとしてジャンクレンズは蘇った。そしていよいよCPUをTC-16Aの基板へ再マウントを完了しそこでしばらく放置していたのが先週まで。この週末はズーム域のエンコード情報をダミーでピン短絡させCPUを騙す作戦に出た。あまりに簡単な作業だったので気を抜いての作業がいかんかった。ピンアサインを読み違え痛恨の配線ミスを犯してしまった。通電後に気づいて修正するもAFが作動しなくなってしまう。電源ラインの配線ミスからCPUを内部破壊したのかも知れない(号泣)。皮肉なことに絞り数値はTC-16Aへの装着レンズ絞りリングに連動し、きっちり正しい数値をボディー側で表示するようにはなった。もう一度ジャンクレンズを仕入れてCPUの入手からやり直しとなる。がっくし。
外は真夏の気温なので昼間はエアコンをかけてヒエヒエの部屋でゴロゴロしていたのだけれど夜になってゴソゴソと作業。三台ある扇風機のうち二台をOHした。首振りギアは全部分解し古いグリスを綺麗さっぱり洗い流す。首振りSWの軸も抜き出してスプリングやベアリングボールも磨く。モーターも開けてコア内部に溜まった綿埃を掃除機で吸いだす。モーター軸受けも一度全部グリスを拭い去り、然る後に新しいグリスを適量馴染ませる。外装も極細繊維スポンジで磨く。清掃が終わり動作確認してみると振動と騒音も低減され風量はアップした。そしてこれまた三台あるエアコンの一台が故障したので昼間のうちに三菱に修理依頼してみた。こちらの電話番号を伝えたところ6年前に修理を頼んだときの顧客情報がデータベース化されていて瞬時に名前や住所、携帯電話の番号まで言われてしまった。やるじゃん三菱さん。出張修理費は1800円、故障箇所見積もりが1000円らしい。古い機種なので交換部品が無い場合(修理不可)でもこの経費は発生するとのこと。経費は了解しましすのでと修理を依頼する。素人見立てだけれど冷媒が抜けていると思うと伝える。室外機、室内機ともに稼動しており特にエラーメッセージも出ていないのだ。きっと大規模修繕時のベランダ防水業者が雑な奴らだったので、その時に室外機配管にダメージを受けたように思う。このところ家電関係は散在が続いているので、もう買い替えは出来ませんのだ。