サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

前世物語❶巡り会いの不思議の巻

2017-06-18 16:00:57 | 日記
すでに無数の前世を経てきたあなたには、無数の母、父、妻、夫、息子、娘がいました。しかしそれらの人々とあなたの関係は、今も続いているのでしょうか。
以前あなたの身内だった人たちは、あなたのことをまだ覚えているのでしょうか。
あなたは、彼らにとってもう特別の人でも何でもありません。
彼らは、あなたにとってもう無関係な人たちなのです。
しかし、あなたと彼らとは、不変の親族として共通の神を持っています。
神はあなたの前世から現世までを照覧しています。
そのようなありがたい至高の神を忘れ去るとは何という悲劇でしょう。DVJp63

ポニョ:今日から前世シリーズをレギュラー記事と並行して隔日毎に六回に分けてお送りしますね。楽しいですよ。楽しみにして下さいね。以前、あんたは人と接触してたらその人の霊体が、自分の霊体に取り込んでしまうので、その人の過去生などが分かってしまうというような興味深い話をしていたけれど、あんたは家族といつも接触しているから、自分の家族って言うか子供達の過去生を知っているんやろ。

ヨシオ:もちろん知っているけれど、こういう不特定多数の読者の方が読まれるブログに家族のプライベートなことが分かる記事を紹介するのは適切じゃないやろ。

ポニョ:でも差し障りのない範囲でなら紹介出来るんじゃないのか?

ヨシオ:日本語って便利な言葉やな。差し障りの無い範囲って言ったけれど、どこまでが差し障りのない範囲で、どこから差し障りがある範囲だって事をどうやって決めるんや。そこのところがはっきりしないのに、差し障りの無い範囲って一体どこまでか全然分からないやないか。

ポニョ:まあまあ固い事を言わずに、その辺のところは適当に判断して紹介してくれればええやないの。

ヨシオ:ますます日本語って便利な言葉やなと思ってしまうよな。固い事って一体なんやねん。固い事があるんやったら、柔らかい事ってあるんか?また、その辺のところの、その辺って一体どの辺やねん?そこの角のお好み焼き屋までか?もっと具体的に言ってくれないとさっぱり分からないやないか。

ポニョ:今日は偉い噛み付いてくるやないの。嫌やったら別に紹介してくれなくてもええんやけれど。

ヨシオ:嫌じゃないけれど、日本語が持つ曖昧さって思いっきりファジーの世界やなって思ってしまうよな。ポニョが使っている言葉を感心して聞いていたんや。英語にはそこまでファジーな表現は見当たらないからな。英語や中国語はもっと直接的やから。うちの家族の過去生か…。うちの家族は六千年近く前に神がクリシュナ神が神の化身として降臨された時に、動物から人間に生まれ変わって来て、その後何十回も人として生まれ変わっているんやけれど、その間、ほとんどの時期を中東やインドに住むイスラム教徒として過ごしたんや。そしてこの地上での欲望を満たしたけれど、最後に少し残っている欲望を満たす為に、物質文明花盛りの日本に生を受けたんや。しかし、それも束の間、すぐにオーストラリアに生活拠点を移し、それと同時期にインドで神の化身として降臨しているサイババさんをグルとして迎え、その教えに従って生きている家族なんや。これぐらいでええやろ。ちょっと詳しく言い過ぎたかな。

ポニョ:全然詳しく紹介してくれていないやないの。もっと具体的に紹介してくれますか?
ヨシオ:具体的にと言われると難しいな。実際この世界にいて、いろんな人間関係を保ちながら生きている生身の人間の過去生の話やからな。それにこういう事は俺は誰にも言っていないんや。嫁さんだけが知っているんや。

ポニョ:まあええやないの。ここだけの話にして、決して誰にも言わないから。

ヨシオ:あのね、ポニョが誰にも言わなくても不特定多数の人たちが読まれているやないか。こういう話題はこのブログ記事には相応しくない話題なんや。プライベートな事やから。

ポニョ:そこのところを何とか。無理って悪いけれど。

ヨシオ:そこのところをなんとかって、本当に日本語って本当に便利な言葉やな。それじゃ簡単に俺の祖母の話を紹介すると、俺のお袋の母親、加代子がイスラム教国であるイランで生まれ変わっているんや。その後、その前世が加代子だったイラン人女性は、オーストラリアに移住して、前世で夫になるはずだった高橋興蔵だった男と一緒になったんやけれど、前世でも一年しか一緒に生活を送らず別居してしまったように、今生でも結婚まで約束していたのに一年ほどで別れてしまったんや。理由は、前世では高橋興蔵の方がずっと年上やったけれど、今生では逆に前世で加代子だったイラン人の女性の方が年上で、性格が噛み合わなかったようやな。

ポニョ:へえ〜結構詳しい事まで知っているんやな。それで?

ヨシオ:俺の祖母の福山加代子は、九人兄弟の末っ子で、五島列島の富江という村の網元の娘として生まれたんや。子供の頃からとても利発な娘で、一人で医学書を読んで勉強し、将来、看護婦になる事を夢見ていたんや。でも親はそれを許さなかったんや。ある日、同じ島の一番大きな町である福江町の網元の娘で、伊藤博文の秘書である高橋興蔵と結婚して、中国の青島に住んでいるみどりが富江にやって来て、まだ未婚の福山家の末っ子の加代子を自分の妹として迎え、中国にいる夫の元に連れて行きたいと加代子の両親に頼みに来たんや。というのも、みどりはその当時四十歳を過ぎているのに高橋興蔵の子供を宿せなかったんや。それで自分は妻として失格なので身を引いて、高橋興蔵の妻として後継ぎを産んでくれそうな健康な娘を捜しに五島までやって来たんや。それで島を出て看護婦になりたかった加代子は、その申し出を快く受け、両親も渋々許可したんや。というのも昔、福山家は五島列島の仲通島に住んでいたんやけれど、キリシタン弾圧で福江島に逃げて来たんや。その時に、先に福江に避難していた同じキリスタンのみどり家の人たちに世話になったので、その申し出を断り切れなかったんや。その後、加代子は高橋興蔵の子を妊娠したけれど、自分が世話になったみどりを差し置いて高橋興蔵の妻の座に収まり、中国でみどりや高橋と一緒に暮らす事に気が引けたので、お腹に宿した子供と一緒に大阪に移り、高橋興蔵の支援を受けながら、都島本通りの今は消防署になっているところで、大きな喫茶店を始めたんや。高橋興蔵は、青島や海州で中国に派兵されて来た日本兵たちの食料を確保するという国策企業を経営し、日本軍の後方支援をする為の仕事をしていて、大きな缶詰工場や食料工場をいくつも経営していたんや。だから戦争中であっても、加代子の店は食料で溢れかえっていて、当時珍しかったケーキなどもたくさん店に置いていて、憲兵隊の溜まり場になっていたんや。加代子はやがて娘を産み、五島列島から呼び寄せた従兄弟などに支えられながら、喫茶店の経営と子育てを両立しながら暮らしていたんや。高橋興蔵も娘の名を自分の会社から取って、東洋子と名付け、娘の顔を見に大阪までよくやって来たんや。その加代子が戦後、四十歳になる前にガンで亡くなり、高橋興蔵も戦後引き上げて来る時に全財産を秘書に奪われて失くし、鎌倉の豪邸で養子たちに囲まれて失意のうちに亡くなったんや。その高橋興蔵が俺の家に生まれ変わり、加代子もさっきも言ったようにイラン人として生まれ変わって、オーストラリアで出会ったんや。今生でも二人は結婚直前まで漕ぎ着けたんやけれど、また別れてしまったんや。面白いのはお袋が中国からわざわざ会いに来てくれた父、高橋興蔵が大好きでいつもお風呂に一緒に入って背中の大きなホクロを回して遊んだり、興蔵も娘の事を目の中に入れても痛くないほど可愛がったんや。その興蔵がお袋の孫として生まれ変わったんやけれど、お袋はその孫をとても可愛がって、どこに行く時も連れて行ったんや。五人の孫の中で一番可愛がった孫やったな。

ポニョ:普通、お婆ちゃんは初孫を一番可愛がるぜよ。

ヨシオ:そうやろな。そういう意味で興蔵がお袋の初孫として生まれた事は偶然じゃないんや。そのイラン人の女性は俺の家に何度も遊びに来たけれど、前世で娘だったお袋とも何度も対面しているんやで。その最初の二人の対面の時、俺は二人がどんな感じで会うのかなと思い持って、興味深く横で見てたんや。

ポニョ:ジャジャジャジャーン!御対メーン!前世で母娘だった二人が、今生でも対面しました!なんという奇遇!さてさてどんな対面になるでしょうか?

ヨシオ:はい、この続きはまた明日。

ポニョ:何ですか?いきなり。対面シーンが気になって寝れないやないの。

どんなことも世界の幸いのために行うのだ。
自分のために働くのでは無い。
全世界が平和で豊かで幸いであることだけを願って、どんなことも私欲を捨てて行うのだ。
天国に行きたいなどと思ってはいけない。
天国をはるかに超えたもっと高い境地を願うのだ。
天国は、前世で積んだ功徳がある間は続くだろう。
だが功徳が無くなれば、君はまたこの地上に戻ってこなくてはならない。
だから天国のような儚いものを求めてはいけないのだ。
神に近づき、神に親しむのだ。
そして神と一つになれ。
本当に大事なことはそれだけだ。
神の摂理は、天国よりもはるかに偉大なものだ。
行為の本当の意味を知り、正しいものの見方と共に行為をすれば、神そのものを手に入れることが出来るのだ。SGc32