サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

あなたの家庭生活は如何ですか(上)

2017-06-06 16:00:18 | 日記
あなたの家庭生活は如何ですか?
あなたが苦難の時を経験してはじめて平凡な生活の良さが分かるのです。
熱い太陽の日が射してはじめて日陰のありがたさが分かるのと同じです。
実際のところ、あなたが困難なときに神はあなたの一番身近なところにいるのです。
苦しいことを思うともっと辛くなります。
でも苦しみと楽しみは、竹竿で出来た天秤棒の両端につるした水のいっぱい入ったポットを肩で担いでいるようなもので、肩は、二つのポットの重さを均等に受け止めています。
あなたはあなたが持っているもので満足しなくてはならないのです。
このことはとても大事なことなのです。
満足をすることより偉大なことはありません。
満足が無いところに口論が始まります。
それが平安を得られない主な原因です。
そんなことになると家庭生活は本当に地獄となります。
もし夫婦がお互いに理解し合えば、憎しみ会うことも無くなるでしょう。OTYRTNp152 

ポニョ:今、日本では昔からの良き家族制度が崩れつつあるぜよ。誰も年取った両親の面倒を見たがらないし。老々介護と言って長生きしたら地獄のような生活が待っているんやぜよ。オランダではお金を持っていない大学生が老人ホームにタダで住ませて年寄りの相手をさせたり、日本でも千葉大の大学院生が高齢者とシェアハウスをするような動きが出て来ているけれど、それってとても良い事やけれど、本来の理想的な家族の姿からするとちょっと歪んでいるよな。
http://web.kansya.jp.net/blog/2016/05/4735.html
ヨシオ:昔の日本は三世代が一緒に一つ屋根の下に住み、年寄りを尊敬し大事にして家庭に調和があったよな。俺が育った家庭環境は中国式の大家族制度で、一つ屋根の下に俺のお袋や妹と、祖父母、叔父貴叔母、従兄弟や使用人達も一緒に住んでいたので、全部で五十人ぐらいいたな。学校から帰って来て、三階にある俺の部屋まで行くまでに最低三回は誰かにただいまって言わなくてはいけなかったんや。もちろんどこかに出かける時も、家にいる誰かに、「ヨシオ君、今からどこに行くんだい?」とか「夕食までに帰っておいで」とか言われて、家族達とのスキンシップっていうか、人間関係がとても濃いかったな。

ポニョ:それって良い事やと思うぜよ。今、核家族で育った子供は周りの人達と調和して自分のエゴを殺して、人と合わして行くことが出来ないから、自己中になってしまうんや。おいらの知り合いが吹田の高野台というところの豪邸に住んでいて、昔はよく遊びに行ったんやけれど、三人の兄弟の一人ひとりに大きな個室を与えているので、兄弟でも
一度部屋に入ってしまったらお互い何をやっているのかさっぱり分からないし、同じ家に住んでいるのにお互い全然顔を合わさないんや。それでその知り合いは、将来自分が家族を持った時は、こんな大きな家ではなく、家族全員がいつも顔を会わせれる居間がある小さな家に住みたいなって言ってたな。おいらの家の家の近くに西川きよしの豪邸があって、ヘレン夫人もよく見かけたけれど、弟子達がいつもよく出入りしていたな。落語の師匠に弟子入りしたら、あんたが育った大家族制度のような環境に住むことになるんや。だから落語家は、人とのコミュニケーション スキルが発達するんや。

ヨシオ:そういや俺の家族は皆、人と会話をするのが上手やったな。叔父貴の話を聞いていても、少なくても三分に一回ぐらいは冗談を言っていたな。人様に話を聞いてもらう為には、真面目な話ばかりしたら面白くないから、常に人を笑わせながら自分が言いたいことを主張するというスキルを持っていたな。

ポニョ:さすが商売人の家だけの事はあるよな。海千山千が揃っているぜよ。確かに自分が言いたいことだけ話している、くそ真面目な人の話を聞いていても、全然面白くないよな。特に学校の先生にはそういう先生が多いよぜよ。一人で一時間中ずっと話し続けて、ベルが鳴ったらそれで終わりって感じで、生徒の気持ちなんて全然考えない先生は最低やぜよ。おいらはいつもそういう先生の授業は寝ていたぜよ。今から振り返ってもその先生の授業は何も覚えていないな。時間の無駄でした。

ヨシオ:授業中寝てたら何も覚えていないのは当たり前やろ。人って自分一人で生きているわけではないから、他の人と調和して協力して生きていかなくてはいけないよな。俺が人を見て思うのは、なんとたくさんのエゴを持ったまま世の中に出て来る人が多いかって分かって驚いたな。そこら中自己中人間だらけやろ。他の人の事より自分のやりたい事や欲望を満たしたい為に、他人に迷惑をかけるのを何とも思っていない人が多すぎるやろ。

ポニョ:おいらも時々電車に乗っている時に、可愛い女性が手鏡を見ながらお化粧をしているのを見ると愕然とするんや。昔はそんな光景を見た事がないもんな。イヤホンをしながら自分の世界に入ってしまい、コンビニの弁当を人の目を気にせずムシャムシャ食べている人だっているぜよ。

ヨシオ:そういう事って考えられないよな。人って子供の頃や社会に出るまでは、いろんな人に世話になったり、社会経験が不足しているから、知らず知らずのうちに誰かに迷惑をかける事もあるけれど、大の大人がそういう事をしていたら、家でどんな躾をされて来たのか親の顔を見たくなるよな。

ポニョ:独身の間はおいらもいろいろと世間知らずで人に迷惑をかけたけれど、結婚して夫婦という単位で生活が始まれば、いろいろと社会と繋がって来て自分勝手な行動を出来なくなるよな。それに、お互いそれぞれ全く違う生活環境を経て来てるから、突然共同生活しても上手くいくわけがないし。

ヨシオ:そうやな。俺たちのようにお互い知り合ってから結婚するまで八年も期間があったのに、それでもまだ、一緒に生活を始めるとギクシャクしてたな。

ポニョ:あんたら夫婦は知り合って長いよな。

ヨシオ:あと三年で、知り合ってから半世紀になるな。それでもまだ、俺は嫁さんの事を理解出来ていないなって思うことがたくさんあるんや。俺たちは結婚してからも、結婚する前も一度だって喧嘩をしたことがないんや。というのも、お互い、性格や持っているものが違い過ぎて、同じものを見ても聞いても全然反応が違うし、俺は冗談が好きでいつも人を笑かしているけれど、嫁さんは冗談が理解できないし、俺の冗談のどこが可笑しいかが分からないので、いつも俺が冗談を言ってからその冗談の解説しなくてはいけないんや。

ポニョ:確かにあんたら夫婦はどこか変わっているよな。でも見かけはとても仲の良い似た者同士のように見えるけどな。

ヨシオ:それは最近になってからや。それまではまるで生徒と先生のような感じやったんや。でもだんだんお互いの事が理解出来てきて、最近はすぐに俺の冗談が分かり、笑ってくれるようになったんや。

ポニョ:別に冗談なんて言わなくても、あんたの嫁さんはいつもニコニコしてるぜよ。

ヨシオ:嫁さんの顔は元々そんな顔なんや。怒っていても悲しんでいる時もニコニコしている顔しか出来ないんや。

ポニョ:それって…違うでしょう?

ヨシオ:まあ、過去生からのもんやろな。ほんの小さなことですぐにハッピーになるんや。だから別に冗談なんて言わなくても、いつもニコニコしてるな。俺たちは性格が正反対でお互い元々持っているものが全然違うけれど、これは神さんが俺たち夫婦に、正反対の性格を持っているけれど、お互いを理解していくという霊性修行をくれたんやろな。

結婚前は彼も彼女も半身でした。
女性は左半分で、男性は右半分です。
今、結婚して一つの身体になりました。
これからは、夫の悩みは妻の悩みとなり、妻の悩みも夫のものとなります。
身体の一部が麻痺したら、他の部分もそれを感じられるのと同じことです。
ですから、それぞれの痛みをお互い感じ合わなければなりません。
二つの痛みはスワミによって取り除かれるでしょう。
二人のどちらにもスワミがいます。
夫は妻を、妻は夫を助けなければなりません。
時に、怒りやエゴ、短気や緊張が生まれるのは自然なことです。
夫婦は譲り合い、理解し合わねばなりません。
まず、理解し合うことです。
それから、解決することです。
九割の夫婦はまず問題を解決しようとすますが、順序が逆です。
まず、お互いをよく理解しあうことが大切なのです。Divine Memories of Bhagavan Sri Sathya Sai Baba
https://m.youtube.com/watch?v=SdAfrsIJaLw