サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

右脳の話

2017-06-09 16:00:18 | 日記
誕生も死も幻想が産み出したものです。
この世では毎日、たくさんの生き物が生まれ、死んで行きます。
誕生と死は、時と定めにしたがって起こります。
生まれてから死ぬ までの間、人は肉体に惑わされ、肉体レベルでのさまざまな関係を築きます。
人は自分を肉体と同一視し、「私」や「私のもの」という感情に心を奪われます。
これは重大な過ちです。
肉体が存続している限り、皆さんはだれかしらと関係があります。
ひとたび肉体が朽ち果 てたなら、その関係はどうなりますか? 
真の結びつきは、アートマ(真我、内なる神)のレベルで存在するのであって、肉体のレベルでは存在しません。
生まれる前、だれがだれと関係がありましたか? 
死んだあとはどうなりますか? 
実際には、誕生も死もブフラマー(妄想)の結果 であり、ブフラマー(妄想)のために、皆さんはブラフマー(神)を悟れずにいるのです。
浮き世の網にかかっているために、高潔な原理を理解できずにいるのです。25/12/03

ポニョ:船井幸雄・七田眞さんが著された 『「百匹目の猿現象」は右脳から』 という本に興味深い記事が載っていたぜよ。
http://homeopa.exblog.jp/22708517/

ヨシオ:船井幸雄さんって船井総研の船井さんやろ。俺がホワイトフィールドのアシュラムに滞在していた頃に、大きなグループを作ってやって来られたな。そのグループの人たちが俺の部屋に毎日来られてサイババさんの話を聞きに来られたので、仲良くなったんや。それで、その本には何て書いてあったんや?

ポニョ:一言で言えば、右脳を開発することで人間の可能性は無限大に広がる、ということが書いてあったんや。人間の脳は三つのパートがあって一番古い脳である脳幹と脳幹を囲んである大脳辺縁系、そして右脳と左脳に分かれている大脳新皮質があるんやけれど、普通の人は大脳新皮質の左脳の一部しか使っていないんや。でも5歳ごろに右脳と左脳を繋ぐ脳梁が完成するまでは、左脳も右脳も深部にある脳幹や大脳辺縁系と繋がっているんやけれど、5歳になって脳梁が完成すると、さっきも言った様に左脳しか使わなくなるんや。その左脳は脳幹や大脳辺縁系と繋がっていないんやけれど、右脳は脳幹や大脳辺縁系と繋がっているんや。だから大人になっても右脳をしっかり使えば脳幹や大脳辺縁系を使えるので、より多くの脳を使うことが出来るんや。

ヨシオ:という事は普段俺たちはどれくらい脳を使っているんや?

ポニョ:5,6%ぐらいかな?

ヨシオ:それってめちゃ少ないやないか。

ポニョ:そうなんや。脳梁が完成すると脳幹や大脳辺縁系をほとんど使わなくなってしまうんや。

ヨシオ:脳幹って爬虫類も持っている脳で、受精後すぐに形成されるんやろ。

ポニョ:そう。直感やテレパシーを司る脳だと言われているんやぜよ。大脳辺縁系は原始哺乳類の脳でイメージ媒介にして働く機能を持っていると言われているんや。そして大脳皮質のうち左脳は言葉を媒介として、右脳は大脳辺縁系と同じイメージを媒介として働くんや。だから右脳と大脳辺縁系や脳幹と道が通じているけれど、左脳は通じていないんや。
しかも脳梁が完成すると左脳は一人歩きすると同時に、右脳とその下の深い脳の働きを抑え込もうとする傾向があるんや。でも脳梁ができあがる5歳ごろまでに、深部の脳をたくさん使っておくと、右脳と深部の脳とのパイプが太くなって、古い脳の機能を働かせる事が容易になるんやて。

ヨシオ:ポニョは右脳を訓練しましょうという本を読んだんやな。俺が読んだ本には人が喧嘩する時には左脳を使っているので、左脳と繋がっている右手を使って喧嘩相手を殴ろうとするんや。でも脳梁を手術によって切ってしまった人は、右手で人を殴ろうとしても、左手が自分の意思に反して勝手に右手の動きを止めようとするので、喧嘩が出来なくなったケースが報告されているんや。

ポニョ:へえ〜それって面白いぜよ。「おい、生意気な奴やな。お前殴ったろか?ちょっとこっちに来い!」と言って一発ぶちかまそうとすると、左手が突然相手を殴りかかろうとしている右手を押さえて、殴れない様にするんやな。「おい!やめろ。おいらが殴ろうとしているのに、止めてくれるなおっかさん!」と一人で左手が右手を押さえながら動けない様にしているのをなんとか、振りほどいて相手を殴ろうとしているのを見たら誰でも「あの〜。一人芝居はやめてくれますか?なんかちょっと変ですよ。」なんて言って笑いこけながらそこから立ち去って行くんやろな。

ヨシオ:左手は左手の意思がある様な感じになるんやろな。

ポニョ:でもなんで脳梁を切ってしまうんや。人体実験か?

ヨシオ:昔、てんかんになった人を治療するのに、脳梁を切ってしまえばてんかんにならない事が発見されたんや。それでてんかんになる患者は脳梁を切る手術をしたんや。

ポニョ:それって面白いな。一般に左脳は言語、計算、論理的思考を行う機能を持ち、右脳はイメージ処理、直感的把握、創造的発想を行うとされているけれど、この本ではこれ以外にいくつかの機能を持っている事を紹介してるんや。例えば共振共鳴機能は、「すべての物質は一つひとつが固有の波動を発しており、右脳はそのすべての波動に同調して、その情報をうけとる力がある」んやて。

ヨシオ:それって当たっているやないか。ピンポーンの世界や。

ポニョ:でもこの共同著者の七田さんは

「人は目で見たり、耳で聞いているのではありません。目を通して見、耳を通して聞いていますが、目や耳は感覚が経過していく感覚器なのです。・・・・・最終的に見聞きしているのは、脳なのです」と言われているけれど、もう一歩突っ込めば肉体はただの道具で、その中にある霊体が感覚を感じているんやぜよ。脳ではないんや。七田さんはええとこまで行っているけどな。こんな事も言っておられるんや。

たとえば目が見えない人でも、
訓練すれば視覚的イメージを持てるし、
耳が聞こえない人でも聴覚イメージを持てる
って。

ヨシオ:でも本当は脳が感じているわけではないんや。霊体なんや。脳は肉体の他の感覚器官と一緒でただの道具なんや。

ポニョ:これ以外にも右脳は、ビビビッと受けとった情報を、イメージに変換し、イメージで処理するイメージ変換機能や、開いた本のページをイメージとして一瞬のうちに記憶し、それをイメージとして再生することができる。しかも一度覚えたことは忘れないという高速大量記憶機能、また同じ法則で成り立つ数式を何種類も見たときに、そこから直感的に法則を把握して、新しい問題をすらすら解いたり、未知の外国語をひたすら聞いているうちに、そこに法則性を発見してぺらぺらしゃべったり出来る高速自動処理機能などを持っているんやて。

ヨシオ:この著者は右脳を訓練すればそういう能力を得ることが出来ると信じているけれど、実際は霊体を訓練すればそういう事が出来るんや。

ポニョ:霊主体従っていうもんな。でもおいらがこの本の著者の言葉の中で好きやったんが
「人間は本来、意識的に宇宙のエネルギー波動の全領域に同調して生きられる存在です。
肉体だけで生きる存在ではなく、肉体を超えて働く意識を持ちあわせています。
人間は宇宙と同化すれば、宇宙が持つ力をそのまま使える存在なのです」というところやぜよ。

ヨシオ:それは当たっているな。

ポニョ:七田さんは「人間の脳も、実は音叉のようなもので、万物の発する波動に共振します。」と言っておられるんや。

ヨシオ:脳はただの道具で人の霊体が万物の発信する波動に共振するんや。だから、たとえ脳が事故かなんかで右脳を破壊された人でも、神さんの恩寵があれば、神さんのメッセージを聞けるんや。俺の知っている人は手術で右足の膝から下を取り除いたけれど、切り取って無くなった足の指がまだ痒いとか言っていたな。あいつは「肉体的には足は切り取って無くなってしまったけれど、まだそこに足がある感覚なんや。この感覚はいくら口で説明しても君には分かってもらえないけれど。」と言ったから俺は「お前の言いたい事はよく分かるよ。だってお前は今まで自分の肉体が自分だと信じ込んで生きて来たから、いざ自分の肉体の一部、今回のケースは右足やけれど、それが切り取ってもまだあると言う感覚が当たり前なんや。だってお前は肉体では無いんやから。」と言ったら「僕のこの感覚を君が分かってくれて嬉しい」と言って泣いていたな。

ポニョ:この本の著者は右脳を鍛える言っているけれど、実際は霊体を鍛えるって事なんやろな。

ヨシオ:この世に生を受けたほとんどの人は、自分と肉体と同一視しているから肉体を鍛えればなんらかの霊的なパワーを得れるって思っているんや。もちろん肉体に付属する五感をコントロールすれば、そういう霊力は得られるけれど。

憎しみ、悪意、妬み、慢心の感情という、同類である人間たちの間に分離を作り出すものは、自分と体を同一視することから生じます。
あなたは自分を体だと思っています。
あなたは自分の体は他の人の体とは分離していることを知っています。
あなたの飢え、あなたの渇き、あなたの快感、あなたの家族、あなたの共同体、あなたの国――このように、あなたは自分の愛に領域をこしらえて、自分を狭い場所に閉じ込めて、その領域の外にあるものすべてを、敵であるとか、よそ者であるとか、ライバルとして扱っているのです。
しかし、源は一つであり、支えは一つです。
神が父であり、人類は子です。人類同朋よりも、父なる神に注意を向けなさい。
そうすれば、あなたのハートの中でもっともっと人類同朋が強調され、無知から来る区別という毒が取り除かれます。20/12/67

ポニョ:でも普通の人って五感をコントロールしようなんて思わないぜよ。

ヨシオ:そうやろな。俺の知り合いの様に肉体である足を手術で切り取って初めて、自分は肉体ではないと実感出来るんやろな。でも俺の子供達が通っていたシュタイナースクールは子供の霊体教育がとても進んでいて、如何に子供達の霊体を育てて行くかという教育をしているんや。その為にはテレビなどを見せる代わりに、イメージする力を付ける本を寝る前に読んでやるとか、想像力を伸ばし、直観力を養う教育をするんや。霊体の事を分かって右脳を鍛える教育をするのと、霊体の事を何も知らずに右脳を鍛える教育をするのとでは月とスッポンぐらい教育の効果が変わって来るんや。例えば子供達にテレビや映画、コンピューターゲームをさせている家庭と、そうではない家庭から来た子供の右脳発達度は天と地との差ぐらいあるんやで。また、音楽の時間ではバイオリン、フルート、チェロなどの右脳を刺激する楽器を演奏させるのと、それ以外の楽器を子供達に与えるのとでは全然効果が違うんや。

ポニョ:それに食べ物によっても変わって来るぜよ。

ヨシオ:そういう事やな。という事で食べ物の話が出るとポニョの独壇場になるので、今日はこの辺でおしまいにしよか。

あなた方は皆、自分という役割を演じているだけなのです。
その役割とは個我なのです。
私はだれそれですというのはエゴなのです。
誤った同一視で、本当のあなたではありません。
あなたは自分自身に言い聞かせなければなりません。
私は自分という役割を演じているだけで、本質はアートマです。
私は、自分が自分と思う事を超越しますと。
あなたは、絶え間無くこのような思いを、心に抱かなくてはなりません。
でなければ、あなたは目の前の困難に屈するでしょう。
苦しんで、不安で、そして心配するようになるでしょう。
そうではなく、解毒剤を飲むようにそれらを体から追い出さなくてはなりません。
スワミこれは、全て夢ですよねと言い続けなさい。
もしそう言ってもまだ自分が気づかなかったら、私に願いなさい。
私は常にあなたが望むものは全て与える用意があります。
しかし、あなたは願わなくてはなりません。
私が勝手にあなたにそれを授ける事は出来ないのです。ラニマーへのインタビュー