サイババが帰って来るよ

Count down to the Golden age

未公開の貴重な御講話です

2015-10-30 00:00:57 | 日記
ポニョ:以前ババが御講話中にいろんなものを物質化された話をする途中で、ラーマは巨人だったという話になってしまったけれど、おいらがババが物質化された物の中で驚いたのは、何と言っても金のリンガムやぜよ。あれってめちゃ大きかったよな。

ヨシオ:確か10センチ近くあったんと違うか?ババは金のリンガムを出されてから「このリンガムを構成している物質はとても軽くて丈夫です。私がこのリンガムを床に叩きつけても壊れませんよ。」と言われて思いっきり床の大理石にぶつけられたやろ。おかげでその金のリンガムは大きく弾んでどこかへ飛んで行ってしまったもんな。

ポニョ:そんな事があったよな。ババはシヴァラトリの日に口からリンガムを出されていたけれど、あんなに大きなリンガムがよく口から出て来れるよな。蛇が大きなネズミを呑み込む時に、顎の骨を外して呑み込むけれど、ババもそんな感じで顎の骨を外したりされたりしてリンガムを口から出されるんやろか?だってあまりに大き過ぎて口よりでかいから、口を大きく開け過ぎて口の端が切れて血が出てたぜよ。

ヨシオ:顎の骨を外すってババはウワバミやないんやから。ババは「心配要らない。喉から出て来るまではとても柔らかくて、口から出る瞬間に硬くなるんだよ。」と言っておられたんや。俺が驚いたのは、そのリンガムをずっと昔に口から出すという事が決まっていたって事なんや。まだババが御若い頃、チットラヴァティ川の河原で帰依者の前で砂の中から、リンガムを据える三脚の綺麗な台をたくさん物質化されたんや。それで、これらの三脚は将来私が身体の中から出すリンガムを置く台なんやと言って大事に保管されたんや。

ポニョ:それってすごい長期プランやな。ババは一瞬一秒の先から、宇宙全体がブラックホールに飲み込まれてアートマに戻る事まで何でもご存知やもんな。それにババが「口からリンガムを出される瞬間を見た人は二度と生まれ変わらなくても良いのだ」と言われたので、みんなババがいつリンガムを口から出されるのかなと思って目を皿のようにして見ていたぜよ。でも何でリンガムを口から出すところを見たら生まれ変わらなくてもええんやろか?

ヨシオ:ポニョはいつも人に聞く前に、先ず自分の頭で考えてから人に聞くという習慣を付けろや。大体人に頼りすぎる。それって鈍性のキャラやから良くないで。というわけで、俺が文句を言っている間にちょっとは考えたか?

ポニョ:何を?

ヨシオ:あのな今言った質問の事やろ。ポニョが俺に、なぜババが口からリンガムを出す瞬間を見たらもう生まれ変わらなくてもええのかって聞いたやろ。その答えは何やと思う?

ポニョ:それはおいらが質問したんやないか。聞き返さんとってくれますか?おいらの方が早く質問したからあんたが答える番やないか。同じ質問をしないでもらいたい。ボールは君に投げられています。

ヨシオ:あのな…。もうええわ。わけが分からん奴やな。ほんまにとことん鈍性と激性が入れ替わり立ち替わりやって来るなポニョの性格は。浄性はいつやって来るんやろな。それじゃここで質問。リンガムって何を表わしているんや。

ポニョ:リンガムか?以前ガンの婦人がリンガムをババからもらって、それを夜にコップに浸して朝になってその水を飲めば、とても身体に良いってババが言っておられたから、特殊な薬効成分が入っていて治療効果がある楕円形の石や。

ヨシオ:あのね...俺が聞きたい事を分かろうとしてないやろ。しかしポニョらしいめちゃ現実的な回答やったな。もう今日はひっちゃかめっちゃかやな会話が。もうええわ。次に行こか。実はこの地球も宇宙も、そして俺たちの周りにあるけれど肉眼では見えないオーラも全ては楕円形をしてるんや。木の周りにあるオーラも、勿論、虫や全ての生き物や太陽系や彗星の軌道や銀河系のオーラも、全てが楕円形をしてる。リンガムは宇宙だけではなく、このように全ての神によって創られたもの、つまり被創造物を表わしているんや。人が亡くなる時に肉体から離れて霊眼でババを見ると、ババは美の結晶、光り輝く神聖な愛の太陽、口では表せないほどの光輝に包まれた光そのものに見えるんや。シヴァラトリの時にババが口からリンガム、つまりこの世の創造物、宇宙そのものを出されるのを目撃した人は、死んで肉体から離れ霊眼でババを見た時に、ババが創造神ブラフマと分かるんや。その宇宙の創造神であるババが、自分が生きている時に肉眼でババが口からリンガム(宇宙そのもの)を吐き出される姿を見て、そのシーンを自らの霊体に刻んでいるので、ババがこの自分も含めたこの宇宙を創造したことを悟る事が出来るんや。だから自分が元来たところが分かって、そこへ帰って行ける道筋が見えてるのでババの元に無事に帰っていく事が出来るんや。だから俺たちはババが口からリンガムを物質化されたのを見たとかと言って騒いで、その後その光景を忘れたりしてしまっているけれど、その人の霊体にそのシーンが刻まれている限り、その人は創造主の元へ帰って行ける事を保証されているんや。

ポニョ:そうやったんか。知らなんだ。おいらはうろ覚えにしか思い出せないぜよ。そのイメージが出来なくなっているぜよ。

ヨシオ:だから俺がいつも言っているんや。テレビとか映画とか見たらポニョの霊体にその映画の一つひとつの暴力シーンや色事シーンが刻まれてしまって霊体が傷つくんや。だからせっかく神聖なシーンが刻まれているのに、その霊体にはめちゃくちゃいろんなシーンが刻まれているので、亡くなる時には一体どれが大事なのかさっぱり分からんようになって、神様のせっかくの贈り物が台無しになってしまうんや。

ポニョ:そうか...。そうやったんか。そういう風に説明してもらったら良いものをいつも見なさいというババの教えがどれくらい大切かが分かったぜよ。もっと早く説明してくれる?今度からそんな大事な事は。

ヨシオ:すぐに人のせいにするのも鈍性の性質やな。もうちょっと修行が足りんな。もう一言付け加えて言えば、以前ババに撫でられた後、誰にも触れられたくないので、自ら井戸の中に飛び込んで自殺した犬の話をしたやろ。

ポニョ:井戸の中に飛び込んだら、後で井戸の水が飲めなくなるから自己中の犬やなっておいらが文句を言ったよな。

ヨシオ:ババが口からリンガムを物質化させたシーンを見た人は、実はその犬の決意ぐらいをしてもおかしくないぐらい素晴らしい事なんやで。つまりそのシーンを見た後は、死ぬまで何も見たくないと言って目隠しをして人生を送るんやというくらいの大きなイベントなんやで。

ポニョ:ふーん。すごい吉兆なものを見せてもらったんやな。有難いって今頃分かるってアホやな。

ヨシオ:別に落ち込まなくてええけどな。さて俺はババが講話の中で物質化された物と言えば、カスツーリさんに壺を逆さ向けに持たせて、その壺から何キロものヴィブティを物質化された話は有名やけれど、将来、学生達をインドのどこの場所でババの仕事をさせるかを刻んだメダルを出された話が面白いと思ったな。その時のご講話を載せよか。

(スワミは、インドの地図とサンスクリット語が描いてある直径10センチメートルほどの銀のメダルを物質化された後、講話を始められた。)
 このメダルには、これから将来にわたってインド各州に設立されるであろう大学や記念塔などが描いてあります。この身体はあと46年間生き続けます。(2022年)そしてその間、インドで何が起こるかが、このメダルに示してあります。このメダルにはまた、インド各州のリーダーになるであろうサイ大学の学生達の名前も書いてあります。
~近い将来、インドの霊的遺産を、ここにいる若者達が世界中に広めるであろう。学生達を出来るだけ簡素に保っておけば、私が彼らを世界のリーダーに育て上げるであろう。このメダルには未来における世界のリーダーの資質や、性格、赴き先などが書き記してあります。ここにいる若者達は、自分にどのような未来が待っているのか案じているが、私はこのメダルに、将来においての各自の指針を書いておいたので、これらの指針に注意深く従い、他の者の模範となって欲しいと思っています。
近い将来、あなた方はスワミが様々な姿を取ってあなた方の前に現れるのを見るであろう。このような素晴らしい機会を逸しないように、努力して私の教えに従いなさい。神の計画を世界に顕す為に、私はこのような教育機関を設立したのです。

ごく近い将来、あなたは私がマンディールにいる同じ時に、別の私をあなたのクラスルームで見るでしょう。そして私がクラスルームにいる間に、人々は別の私が講堂にいるのを見るでしょう。私が講堂で講話をしているときに信者達は、私がマンディールでアラティを受けているのを見るでしょう。あなた達はそのような体験を近い将来するのです。あなたはこのような体験をし、その体験によって得た至福を世界中に広めるでしょう。これが、この教育機関を設立した主な目的です。

私はインドの伝統的な文化、古代からの叡知を現代に甦らすでしょう。こういうことがもうすぐ起こるのです。甦ったバラタの古代の叡知はこれからずっと続き、あなたがたは世界中にダルマを教え広めるという機会が与えられるのです。勝利はどんどん近づいてきており、あなた方は必ずその使命を成し遂げるでしょう。
未来については、あなた方にはよく分からないかもしれませんが、私には私の意図した計画が、実現するのがはっきりと見えています。今、私の神聖さを無視している連中も、私の元にひれ伏すようになるでしょう。間もなく、私の神聖さはすべてに知れ渡るようになるのです。私は意図的に私の神聖さが世界に広まるのを遅らせています。しかし、一度、私が私の真の姿を顕現すれば、すべての世界がプラシャンティニラヤムになることでしょう。

少なくとも、今日この日からスワミの神性な教えに従いなさい。今日この日からあなたはスワミの教えに従い、堂々と胸を張って世の中を渡っていくのです。将来、あなたはこのような機会を得ることが難しくなるかもしれません。また、私に近づくことさえ叶わなくなるかもしれません。何十万人もの人々がここにやって来るからなのです。

そのようなときに備えて、あなたの人生を、スワミの愛が得られるように奉仕と愛で満たしていなさい。
人は、ダイヤモンドを小さなかけらにカットします。小さなかけらとなってもダイヤはとても高価です。花を剪定すればよりきれいな花が咲きます。剪定をしたことにより、花の美しさは極まり、それを見る私たちも幸せになります。同じように、サイの組織や教えも邪悪な者どもの嫉妬心により妨害を受けたり、批判をされたり、侮辱されたりします。しかしこれらのことは、一時的なものです。そのような邪悪な者達の妨害にもかかわらず、私の使命は滞りなく成し遂げられるでしょう。
そのような妨害は、逆にこの神の化身の偉大さを際立たせるだけなのです。嫉妬心に駆られた者どもが、いろいろな虚偽をふりまくのです。そのような虚偽に惑わされず、サイの組織に関わる者は、自らに与えられた義務をまじめに、そして献身的に果たしていかねばなりません。そうすれば、あなた方は祝福され、サイの神聖な使命の一翼を担うことが出来るようになるのです。私の言葉をあなたの心の中にしっかりと刻み込み、あなたに課せられた義務を果たしなさい。
1976年ウータカマンドでの講話