この鉋は町田骨董市で入手した。 鉋台の上端にラベルが貼って有り、ハイス鉋と書いて有ったはずだが、そのラベルは今は無い。 余り使って無い様だ。 普通に切れる鉋だが ハイス鉋は初めてだと思う。 刃裏にハイス鋼が貼り付けて有り 手押しや自動の刃の様だ。ベタ裏で どうも研ぎ難い。 鋼はそれ程硬く無くて 割りと滑らかに研げる。 しかしどうも裏の平面精度が良くない様だ。 研いでも一部砥石に乗らない部分が有る。 研ぎ上げて削ると スムースに削れる。 だがどうも引きが思い。 そんなに艶も無い様だ。 台の狂いも有る様だが 刃が上手く研げて無い様だ。 特に完全ベタ裏の裏面が上手く研げてない。 上手く刃が付けば 切れると思う。 結構重い鉋だ。 節の有る材も この鉋ならバリバリ削れる様に思ったが、案外そうでも無い。 第一鉋を引く力が自分には足りない。 腰で挽くとは言われるが 基本的な体力と 筋肉が付いて無いと 使いこなせそうも無い。 そう思いながら とっかえひっかえ鉋を出して 試し削りしている。 やっと夏も過ぎ去り 涼しくなって来た。 コロナ感染者も減少して 緊急事態も解除されそうだ。 鉋削りでストレスを紛らわす事も そろそろ終わりとなるだろうか。
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