そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

セルラー

2006年04月22日 | サスペンス/ミステリー


2004年 アメリカ 95分
■原題「Cellular」
■2006.4.22 wowow
■監督 デヴィッド・R・エリス
■出演 キム・ベイシンガー(ジェシカ) クリス・エヴァンス(ライアン) ウィリアム・H・メイシー(ボブ・ムーニー) ジェーソン・ステーサム(イーサン)

《story》

「見知らぬ部屋。見知らぬ男たち。
 最後の望みは、電話の向こうの見知らぬ人。」

突然。ジェシカの家に男達が押し入り、メイドを射殺し、彼女を誘拐する。どこだかわからない屋根裏部屋に押し込められ監禁される。柱に掛けてあった電話は粉々に壊された。彼らは誰なのか、何のために自分を誘拐したのか、何もわからないまま、彼らは夫の居所を追究するのだった。だれもいなくなった屋根裏部屋で、壊れた電話の配線をつなぎ、助けを求めようとした。そしてやっとつながった相手先は、だれだかわからぬ男ライアンの携帯だった。最初、彼女のことを疑っていたライアンも、そばで聞こえる荒々しい男の声で、真実であることを知る。そして彼女を助けるために、行動を起こす。

◎なかなかおもしろい発想だと思った。壊された電話。それを直して助けを・・自分でもそうするかもしれない。ただ、知識がないから直せないだろうけど。受ける立場で考えてみよう。もし、こんな電話が突然入ったら、やっぱりイタズラだと思うよね。多分すぐに切ってしまう。最初ちゃらんぽらんに見えたライアンは実は優しい男だった。勇敢にも彼女の一家を救おうとする。さらに、犯人は背後にもいた、となると逃げ出したくなるけど、彼はちがった。敵だと思われた中にも味方がいたことも救いだった。


アルマゲドン

2006年04月22日 | SF

1998年 アメリカ 152分
■原題「Armageddon」
■2006.4.22 wowow
■監督 マイケル・ベイ
■出演 スタンパー:ブルース・ウィリス(ハリー・S) リヴ・タイラー(グレース・スタンパー) ベン・アフレック(A・J・フロスト) ビリー・ボブ・ソーント(トルーマン総指揮官) ウィル・パットン(チャールズ・“チック”・チャップル) スティーヴ・ブシェミ(ロックハウンド) ピーター・ストーメア(レヴ・アンドロポフ) オーウェン・ウィルソン(オスカー・チョイ) キース・デヴィッド(キンゼー将軍)

《story》
地球のさまざまな場所で隕石の被害が多発した。小惑星が地球に向かって猛スピードで接近していた。地球と衝突まであと18日。人類滅亡の日「アルマゲドン」が近づいていた。
この小惑星に核を打ち込んでも表面で花火を打ち上げるようなもの。地中深くで核を爆発させれば、軌道を変えることができる。そこで選ばれたのが、石油採掘のプロたち。この12人はもちろん宇宙旅行の経験はない。月に行くよりも、はるかに危険である。しかし、地球を救うために、彼らはシャトルに乗り込んだ。

◎もうすでに3回くらい見ただろうか。何度見てもおもしろいし、涙があふれてくる。
思いもつかないアイデアに驚く。とは言っても、核を打ち込んでもだめなら、内部で爆発させる方法は必然手的に生まれる。それを、民間の石油採掘を職業としている人たちにやらせるために、急きょ宇宙飛行士に仕立て、宇宙に送るところが映画ならでは。しかも、前半の打ち上げるまでの雰囲気と、後半の宇宙での雰囲気は180°ちがう。後半はスリルいっぱいのアクションに変わる。あの何度もやってくる危機が、うまく乗り越えられるとわかっていてもハラハラさせられる。
そして、人と人とのつながりを感じさせる場面がいっぱい散りばめられている。離婚をした妻と子どもに会いに行くシーン。始めセールスマンと言われていたのに、テレビ映るその人を「あれはパパよ」と言うシーン。娘の婿を助けるシーン。ただ、あの精神錯乱の迷惑な行動を男はいやだな。結局、何もせずにいいカッコして帰ってきただけのような気がする。
まあ、こうして全世界がひとつにつながれば何よりだ。