■2004年 中国 120分
■原題「十面埋伏(House Of Flying Daggers)」
■2006.4.7 wowow
■監督 チャン・イーモウ
■出演 金城武（ジン） チャン・ツィイー（シャオメイ） アンディ・ラウ（リウ） ソン・タンタン（牡丹坊の女将）
《story》
中国、唐の末期、政治は腐敗し、朝廷に対し抵抗する勢力が大きくなっていた。そんなとき、反対勢力の飛刀門の頭領の娘が遊郭にいるとの情報が入る。政府の役人二人が策を練って潜入する。その娘は盲目でシャオメイと名のった。そのシャオメイを捕らえ、意図的に逃がし、組織の在処を探ろうとする。役人であることを偽って、シャオメイとともに行動していたジンだったが・・・。
◎二度見た。映像が美しい。これは自然のものではないかもしれない。合成されたものだと思う。葉が蛍光色の緑、そして土の上には真っ赤に紅葉した落ち葉、あまりにもあざやかだが不自然。でも、きれいだ。空中のシ－ンもすごい。竹が飛んでくるシーン、ナイフが飛んでくるシーン、ありえないけど迫力がある。ストーリーもどんでん返しが繰り返され、あっと思わされる。
結局、禁断の愛。ロミオとジュリエット。そして三角関係。みんな不幸になる。いったいなぜ。個を不幸にするのは、社会。対立しあう組織。