ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

田端八幡神社(北区田端)江戸名所図会めぐり

2018年07月19日 22時49分31秒 | 江戸名所図会めぐり

鍼灸治療に曙橋にいったついでに、新宿に出て田端に向かいました。田端の駅の近くに江戸名所図会に描かれている神社と寺があるので、暑かったのですが訪れてみました。江戸名所図会より田端八幡宮 中央に八幡と書かれています。

田端駅は山の向こう側にあるので、北口を出て切通しを抜けて、山の裾のところを右に曲がると参道に到着します。片手杖で歩きながら山の上だったどうしようかなどと考えながら切通しを抜けました。参道

北区の案内板がありました。

★ランドマーク田端八幡神社:この八幡神社は、田端村の鎮守として崇拝された神社で、品陀和気命(ほんだわけのみこと)(応神天皇)を祭神としています。神社の伝承によれば、文治5年(1189)源頼朝が奥州征伐を終えて凱旋するときに鶴岡八幡宮を勧請して創建されたものとされています。別当寺は東覚寺でした。
現在東覚寺の不動堂の前にたっている一対の仁王像(赤紙仁王)は、明治元年(1867)の神仏分離令の発令によって現在地へ移されるまでは、この神社の参道入口に立っていました。江戸時代には門が閉ざされていて、参詣者が本殿前まで進んで参拝することはできなかったらしく、仁王像のところから参拝するのが通例だったようです。
参道の中程、一の鳥居の手前には石橋が埋められています。これは昭和初期の改修工事によって暗渠(あんきょ)となった谷田川(やたがわ)に架かっていたもので、記念保存のためにここへ移されました。
社殿は何度も火災等に遭い、焼失と再建を繰り返しましたが、平成4年(1992)に氏子たちの協力のもとで再建され、翌年5月に遷座祭が行われて現在の形になりました。境内には、稲荷社のほかに田端冨士三峯講が奉祀する冨士浅間社と三峰社があり、冨士浅間社では毎年2月20日に「冨士講の初拝み」として祭事が行われています。東京都北区教育委員会

富士塚と三峰神社稲荷神社

富士塚を登って拝殿のところに出ました。手水舎です。脇にこんな石像がありました。

 拝殿と狛犬です。

 拝殿

帰りはこの階段を下りました。

下から見たところです。

次に隣にある東覚寺を訪れました。わたし彩(いろ)の「江戸名所図会」~大人の塗り絵~より

八幡神社の左手奥が東覚寺入り口のところに赤紙仁王像があります。

切絵図では東覚寺が中心になっています。

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