ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

柳島橋とズミの花・入神明宮と雲南黄梅季節の花と江戸名所図会

2017年04月05日 13時21分41秒 | 江戸名所図会めぐり

向島百花園の帰りに柳島橋のところで白い花を見つけました。自宅で調べてみたらズミの花でした。この橋が柳島橋です。橋のところに錦絵がありました。広重の名所江戸百景 柳しま です。奥が北十間川、手前が横十間川です。角にあるのは法性寺妙見堂です。2代目広重の 東都三十六景 柳しま妙けん です。

横十間川越しに見ています。江戸の切絵図ではこのようになっています

江戸名所図会です。

北十間川の下流沿い(入神明)方向ににズミの花が咲いています。入神明宮跡地です。手前にちいさな川が見えますが、北十間川でしょうか。

★ランドマーク江東区登録史跡入神明宮跡
 入神明宮は、小高く盛り上がった塚の上に建てられた神社でした。由緒は、昔、このあたり一帯が海で、海上を往来する船の安全のために神明宮が祀られたといわれています。神木の榎は、枯れたときに「天下太平」の文字の虫喰いが生じたので太平榎と称し、また漁師が網を干したところから網干榎とも呼ばれました。
 江東区は、大部分が江戸時代以降の埋め立てで、古くは、亀戸のあたりに亀の形をした島があったと伝えられています。明治40年(1907)、このあたりから中世初頭の漁網のおもり(土埵)が発見され、当時、すでに人々が暮らしていたことを物語っています。
 明治に入り、天祖神社と改称しながらも、永く当地に祀られていましたが、昭和62年(1987)に香取神社(亀戸3丁目)に合祀されました。
 平成2年(1990)3月20日 江東区教育委員会

近くに黄色い花が咲いていました。山吹ではないかと勘違いしていました。雲南黄梅(うんなんおうばい)というようです。そういえば昔祖父が盆栽で黄梅を栽培していたのを思い出しました。

 

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