(NTT BCS) 硬派的社評漫筆+Rits

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硬派の漫筆的随想ですゆっくりお読み下さい。

よちよち歩く

2010年05月25日 | 身辺

私鉄の始発駅で橋上駅の改札口からエレベーターで乗り場に降りる。
下りたその前にベンチがある。多くの人が座っている。電車は直ぐに来るからと思って、掲載の時刻表・時計を少しの関心でボンヤリと目を落として、見ていた。
すると、端にベビーカーを置いて座っている女性が「ここにドウゾ」と席を譲られる。
全然予期していないことで「イヤー結構です。直ぐ電車は来るから。それより、お母さんは疲れるから。どうぞ!」
と固辞する。
その人はお菓子を手にしていたので、子供と共に食べていたのだろう。そんな状況を邪魔は出来ない。
「どうぞ!どうぞ!あっー私は此方に座りますから」とその裏側のベンチシートに座る。其処が開いているのは見ていたのだが電車は直ぐに来るから、座ることでも無いと、ボンヤリ立っていたのだが。
電車内で席を譲らる、ことは有ったが、ホームで電車の来るのを待っていて、席を譲られたのは、初めて。
驚きと感謝の気持だった。
昔、赤ん坊を抱いて電車に乗った経験で、それが如何に大変な仕事だとは記憶している。思っていた以上に子供は重たいし、電車の揺れが、体に響く。
だから、赤ん坊を抱いて立っている人を座っている自分が見たら、直ぐに手招きし、此処にお座りと、示してきた。
然し、最近は混んでる電車に乗ることもなく、抱かれている赤ん坊も見なくなった。矢張り、少子化の世の中か!
世間が保護してあげる、社会的弱者だと見ていた、おかーさんから、席を譲られて、元気な老人と思っているのに、此方が弱者扱いされたので、慌てたのだろう!

帰宅して、ITで八風さんBLOGを見たらリンクする)
「よちよち歩く」 の稿がたまたま掲載されていた。
如何に自分が歩行弱者になって、如何にその姿が第三者の目に写っているかを述べている。
それで、我が身を振り返り、先ほどのご好意はエレベーターから数歩、歩く姿が如何にもヨロヨロしていたから、見るに見かねて席をゆずってあげよう!との気になられたのだっただろう!と思い出した。
自分では脚は衰えたが、マダマダ確りしている心算でも世間様は、危なかしいご老人に見えたのだろう!--と思った。

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タイトルは”硬派的社評漫筆”
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