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(NTT BCS) 硬派的社評漫筆+Rits

BCSでBlogの講習を受けTestで開始します。
硬派の漫筆的随想ですゆっくりお読み下さい。

米・中もし戦わば

2006年04月22日 | 軍事

戦争の話。但し仮定の物語。慌てる要はない。
胡 錦涛中国主席が訪米した。
米国側はより友人的にでとブッシュ私邸で懇談でと打診した。
中国は国賓待遇でホワイトハウスでの会談と格式を重んじた。
中国の希望どうりになったが、国賓扱いではなかった。
晩餐会は行はず、昼食会でもてなされた。外交上のプレトコル。
「中国は敵ではないが、同盟国でも無い」と米側の説明。

日本の政治家がご多用中態々訪米し
「米国と中国が戦争をしたら、中国が勝つ」と講演をした。
ふゅむ、そうかな! 中国は社会主義強圧体制だから兵隊が強いとの論だ。日本軍も大和魂・特攻精神があったが!しかし何故この時期に、なんの要あってのことか!
この判断は間違い。正解は「両国とも負ける戦争はしないから、勝・負ない」
もしも、中・米が戦争をしたら日本国はどうなるのか!平和主義で中立国でありえるのか?
米軍基地は攻撃を受け、米軍は撤退する。から、総ての基地問題は解決されるだろう。
人民軍は日本に敵前上陸を仕掛けても自衛軍はこれを撃退する。海での自衛艦も強力だ。のでこの上陸作戦は行えない。
米・中、共々に夫々のお国で地上戦をして下さい。外国の土地ではなくです。
朝鮮半島はベトナムと同じく統一国家になるのだろうか。

頭書の写真は平和な白鳥を下記のHPから転々載しました。
http://www.d2.dion.ne.jp/~tyoshino/

{追記} 「経済制裁を為せ」と声高に叫ぶグループがある。まともな情報を出させるのには効果的な手段だ。しかし、日本が経済制裁を受けて大東亜戦争に至った歴史がある。
今もこれを発動したら戦争が勃発する可能性を覚悟して「経済制裁を為せ」と言っているのか!小泉首相が慎重に言葉を選んでいるのもこの辺を危惧しているからではないか!
何人かの拉致被害者を取り戻して、多くの戦死者を出すべきか

お次のお題は”お言葉ですが” です。稿 ご期待 


十二月八日

2005年12月20日 | 軍事

十二月八日は大東亜戦争(太平洋戦争)の開始日である。
俳句の季語になっているかどうか。
八月十五日は終戦記念日で無念の涙を流す日だ。
開戦記念日は国民からはすっかり忘れ去られた。
当地にいる、元海軍の飛行機搭乗員の海軍Guy(野郎)がこの時期に集まっている。昭和18年に入隊したのだから戦争を掠ったほどのことだった。往時を語り合って1杯を汲み交わした。
昭和18年ごろの航空作戦について。
1 訓練期間は地上での海軍軍人としての基礎。練習機による初期飛行訓練は六ヵ月。次に実習機で3~6月の延長教育。この期間は戦前と戦中と変化はなかった。戦中が決して促成教育だったのでは無かった。


2 しかし、実施(作戦)部隊での2~3年のOJTはする暇は無かった...技量未熟のままで、直ぐ実戦だ。開戦頭首のような名人芸の飛行機搭乗員は少なくなった。徒に犠牲が多く戦果が上がらぬ。

3 整備兵も同様に経験不足気味で十分な技量がなく飛ぶまでの準備・整備不足もあったと思はれる。

4 開戦当初は零戦・97艦上攻撃機等は高性能機だったが米軍は技術力・生産力で我が軍を凌駕してきた。また、航空要員も多数養成した。
米軍の飛行機は防御も強く弾が当たっても撃墜されにくくなった。性能のために防御を軽くした日本機とは"人命重視と特攻”との根本的発想の違いだ。

5 訓練・移動・哨戒・遠距離海上索敵等の直接に敵を撃滅する作戦以外で多数の搭乗員が失はれた。本人は勿論、残念な事故が多くあった。

6 兵站も伸びきったので、燃料・爆弾の補給や日々の生活にも充分とは言えず、その点でも良く配慮された米軍とは戦う前から差が出来た。大和魂だけでは戦争にはならない。勝ち戦の時は 有 効だったが、アメリカ人にも祖国愛があった。

7 生産も行員・熟練工の不足で、動員された学生等の空襲を避け つ つの飛行機生産では良い品はできなかった。
広島の岩国から新製造機を回送する時エンジン不良で鈴鹿で 途中緊急着陸し整備する。それから飛び立つが再度の不備で 豊橋沖に不時着したペアがあった。

8 18年後期から航空要員を多数採用したが燃料・機材・教員不 足等や制空権の確保で全く訓練が出来ず、徒に遊軍を作り1部を海上特攻に強制配置したりしてここでも人員計画の無  戦 略ぶりを呈している。負けだすと悪いほうに転落する

9  かくして敗戦となった。

   つぎのお題は"淀川水系流域委員会”です。甲ご期待!
           


海軍攻撃第704飛行隊

2005年06月27日 | 軍事

    昭和20年7月剣部隊の特攻員   昭和18年6月雛鷲

先述の硫黄島作戦に活躍した752空は20年3月5日に組織の改変あり「海軍攻撃第704飛行隊」隊長伊藤福三郎大尉(海兵66期)となる。
基地は松島(仙台)に移動。
3月29日米軍の沖縄上陸により天一号作戦が発動。10~20攻撃機が宇佐(大分)に進出。沖縄戦に参加。
以降、鹿屋(鹿児島)出水の基地を移動しつつ菊水1~10作戦に参加して夜間爆撃・雷撃に行った。
被害が大で補充はされたが消耗も激しかった。
6月22日に沖縄作戦は終了し松島の原隊に復帰した。
私も沖縄攻撃の一員だった。運強く生き残った。
704隊員会には硫黄・沖縄と戦ってきた戦友とも出会う。


硫黄島

2005年06月20日 | 軍事
硫黄島戦没者追悼式に小泉首相が出席善くも1300kも離れた孤島に慰霊のために行かれたと驚いた。サプライズ。私も連れって行って欲しかった。昭和20年1月より千葉の木更津基地の海軍第752空部隊の若年飛行機搭乗員として配置されていた。まだ未熟で作戦には参加は出来なかった。サイパン陥落で制海・制空権がアメリカに奪はれたので硫黄島への船での補給が困難になり輸送機での空輸も難しく、大型攻撃機による強行輸送が始まった。 2月10・11・15・16と実施されている。この間にも敵の戦闘機による被害が続いた。戦闘と同じ危険な作戦だった。着陸してもエンジンは止めず搭載品を下ろすや否や飛び立つ。敵の戦闘機・電探による捕捉を避けるため低空飛行を続け危険空域を脱出する。それも米軍の海兵隊の上陸により、19日以降は敵船への雷撃戦となった。21・24・25・28・3月1・25と夜間爆撃・雷撃の記録がある。非常に困難な作戦で多くの未帰還機を出し、部隊は大打撃を受けた。太平洋の小さな島に夜間に無事に到達することがそもそも難しいことだ。硫黄島からの発信でその電波に乗って飛ぶようなものでは無い。夜間月や星を見ての天体観測・波頭を見ての推測航法である。小笠原の島々を確認しつつ南下するのだ。夜間も誘導のために燈火が点いていた。名人芸の熟練搭乗員が戦死し経験の少ない搭乗員が飛行するのだ。その空に敵戦闘機が待ち受けている空からの攻撃だ。無事に帰還できることが奇跡だった。多くの戦友が硫黄島の空に海に散っていった。硫黄島に飛行・駐在経験のあった戦友から「火山島だから名前の示す如く大変硫黄の臭いがして、地熱があり、住むのには困難な所だ。ここで水も食料も不足がちで戦争する兵士の苦労は思いやられる」と聞いていた。是非一度はお参りしたい所だ。

穏かでない軍備の話

2005年06月18日 | 軍事
中国が欧州諸国から最新の兵器を輸入するだろと報道された。
これで中国人民軍が整備・近代化されることに「今、何故」と軍事大国に進展しつつ有る事を懸念されている。
一方日本自衛隊の装備が近代化されて居る事に「日本の再侵略軍備」と警戒している国もあるようだ。
夫々が疑心暗鬼で仮想敵国を作っている。
日米協力では「半島有事・台湾海峡」で話し合はされているとの事だ。
しかし、ミサイルが日本に打ち込まれるとは考え難い。そうすれば発射国は壊滅されるだろう。
いかな独裁者でも。そこまでの決意は出来まい。(専守防衛の自衛隊が飛んでくるミサイルを防御するのは当然のことで今更総理の指揮権を論議しているのは滑稽だ)
中台間のことは中国の国内問題だから 日本軍が出て行くことでは無いでしょう(そうすれば また、侵略と非難される)
自衛隊は戦力では有りません。戦闘地域には行けません。他国を侵略・攻撃するような昔の帝国陸軍の様な気概は有りません。世界の国はご安心下さい。
また、我々も他国が日本を攻めてくるなどとは夢にも思いません。
今に世界で近代的戦争が起こったら地球が破壊されるでしょう。
有事の備えはしても、世界中で平和で行きましょう。

靖国社の事

2005年06月06日 | 軍事

1 戦死者の英霊の祭祀はその国民が行う。他国が介入することでは無い。世界中でも介入している事例はあまり聞かない。
2 靖国問題をいくら、小泉さんに聞いても「適切に判断」とのお答えだ。国会・新聞報道で回答が解って居る事を再三聞くのは愚かだ。又、議長が元総理達と意見交換した上でこの件を総理に進言している。首相の答えは同じ。国内で取り上げ、報道するのは之以上は止めよ。外国勢を勢い付かせるだけだ。 国益にならぬ(総理の判断には中止も選択の一つかもしれない)
3 多くの参拝者が居る。英霊に感謝と同情の念だ。大東亜戦争の開戦の反省 も有る。東條大将達のA級も戦死者と同様に合祀されている。 A級が合祀されているとか特に留意する国民もいない。小泉さんも国民の1人だ。もし、参拝者が小泉さんと同じ気持ちで参拝していたら外国から参拝中止を要求されるのか?
4 終戦時、外国軍は靖国社を侵略のシンボルとして取り壊す事はなかった。信教の自由で有る。東條さん達の昭和殉難者が合祀されたのも国民の意思決定だ。今更取り下げは出来ない
5 小泉さんは「外国の要求により、小泉内閣が退陣したら国際関係は上手くいくのか。それ以外にも課題は出てくる」と述べている。日本は何度謝罪を要求されてそうしてきたことか。今は靖国問題が有るので謝罪要求は収まっているが。
6 不可侵条約を破って侵略して、兵士を連れ去り無償で強制労働をさせた。又4島を未だ占拠されていることの不法を靖国問題で非難されるほど我々も声高に言ったらどううだろう。1方的に言われるだけでは日本人も不甲斐ない。
7 「会いたくなければ会わなくっても良い」と飄々としている総理の姿勢を世界は評価している。今になって「会談を中止したのは、総理の発言に不快を表する為だった」と表現している。外交プレトコールに反する行為は非難される。日本がそちらで同じ様な行動をしても貴殿たちは怒りませんか?(目には目を。これはキリストです。孔子の言ではありません)
8 この事はもう発言を止めましょう。世界平和のために。

 


5月27日

2005年05月31日 | 軍事
日露戦争の時、明治38年5月27日(1905)に帝国海軍の聯合艦隊がロシアのバルチック艦隊を日本海の対馬沖で完膚無きまでに撃滅した。「日本海大海戦」である。今年2005年はそれから100年になる。日本海軍も勝ったこともある。終戦迄はこの日を「海軍記念日」としていた。戦後は国民からこの記念日も「東郷平八郎 聯合艦隊司令長官」も忘れ去られた。世界の国々の海軍では戦訓として今でも教えられている。敗北したロシアでは「追悼の日」として全艦艇で黙祷を捧げた。「忘れたい歴史でも、忘れると同じ失敗をする」とロシア国内の新聞が報道しているそうだ。海上自衛隊は旧海軍を継承している項目はおおいが、この記念日は没だ。これを顕彰したら、靖国参拝の批判以上に外国から怒られそうだ。しかし、ロシア程の気概を持ってこの日を想起したい。東郷長官が乗った旗艦「三笠」は今も記念艦として横須賀に繋留されている。本年は百周年記念が同艦上で行はれた。当地のオールドネービーは集まって海軍飛行機搭乗員の時代を語りあった。心の中には未だに海軍記念日は残っている。

自衛隊は戦力だ

2005年05月24日 | 軍事

駐屯地創立記念に自衛隊を見に行く。 装備は近代化・奇麗に整備されている。戦車・第1線兵員輸送車・指揮官車等 はスピーデーで小回りが利く。ピカピカしてある。
高い建築物が2棟建設中。宿舎だろうか。
観閲行進では皆が銃は軽々と担っているように見られた。 (手にしてみると矢張り目方は有る)隊員の体格は華奢だ。 兵隊らしい風格は未だし。 「
「戦力無き自衛隊」 「戦力有る外人部隊・警備会社」 「自衛隊も民営化」 等の見出しがある。
中国人民軍が近代化に務めているようだ。自衛隊の装備を見ているからか。 彼らの仮想的は自衛隊か。日本自衛隊は日本への外国よりの侵略を防衛できるか。
(中国の創造性・生産性・人民の労働・人口・国土とう世界一の国になる 可能性がある)
イラクでは豪州軍が「自衛隊を守ってあげると」と言っている。
催し物の攻撃訓練では、ヘリコプターからのロープでの降下・空砲・歩兵の前進と大いなる戦争ごっこを展開した。