goo blog サービス終了のお知らせ 

大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

「龍馬とお龍」切手10日発売 鹿児島県内で3000シート

2010-03-10 00:01:00 | 龍馬ニュース
 坂本龍馬と妻お龍をテーマに10日発売される切手シート「RYOMA&ORYO日本最初の新婚旅行」 郵便局会社九州支社は10日、坂本龍馬と妻お龍(りょう)の写真、2人が旅した霧島市内の風景など収めたフレーム切手「RYOMA&ORYO 日本最初の新婚旅行」を発売する。

 80円切手10枚セット1200円。鹿児島県内の郵便局(簡易局除く)で限定3000シート販売する。発売日は、2人が薩摩入りした1866年3月10日(旧暦)にちなむ。

 龍馬が高千穂峰に登った際、姉乙女に書いた絵入り手紙の切手もあり、局関係者は「絵手紙のルーツという説も。メール全盛の時代だが、この切手を張って手紙を出して」。龍馬ファンはもったいなくて使えない?

3/5 南日本新聞


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら

龍馬伝 10回目 引きさかれた愛

2010-03-09 17:00:00 | 龍馬伝
当初の発表では「加尾の覚悟」でしたが、いつの間にかタイトルが変わっていました。

あらすじ
龍馬(福山雅治)は江戸での2度目の剣術修行を終え、目録を千葉定吉(里見浩太朗)から授かる。龍馬にひそかに恋心を寄せていた佐那(貫地谷しほり)は龍馬に気持ちを打ち明けるが、龍馬は土佐に帰らなくてはならないと言う。

土佐に戻った龍馬は加尾(広末涼子)に、剣術道場を開いたら夫婦になってほしいと求婚する。そのころ武市半平太(大森南朋)は、幕府の大老・井伊直弼(松井範雄)が朝廷を無視してアメリカと通商条約を締結したことに憤り、攘夷を行うために土佐藩を動かそうと考えていた。

参政・開国派の吉田東洋(田中泯)は後藤象二郎(青木崇高)に命じて弥太郎(香川照之)を牢から出し、外国との貿易が始まった長崎に派遣する。東洋は家臣たちの禄を半減するなど、藩の財政改革を強力に推進し始めていた。東洋の改革により、既得権益を失った柴田備後(北見敏之)は武市を利用しようと考える。一方、武市は開国派の東洋を土佐藩の藩政から退けようと、柴田備後に近づく。

武市と柴田は、朝廷内の攘夷派・三条実美(池内万作)らの動きを探るために、収二郎(宮迫博之)の許しを得て加尾を隠密として京に送り込もうとする。


香川照之的おすすめシーン

牢屋から出た弥太郎が、吉田東洋に取り立てられます。それを受けて弥太郎の身なりが劇的にきれいになります。
ですが、福山さんからあまりにも別人過ぎるので、歯の黒さは元のままにしておいてくれと言われ、本当はこの回から歯もきれいにしようと思っていたのですが、福山リクエストという強力な圧力により、歯は汚いままにさせていただいております(笑)。


安政5年ごろかな。龍馬は24歳。
前回二度目の江戸武芸修行に行ったばかりなのに、もう帰国しましたね。
佐那さんとのシーンが比較的少なかったですね。いちおう許嫁といわれているのに・・・。
でも、今後もどうやら佐那と龍馬の関係は続くようです。

武市半平太と龍馬の関係がかなりギクシャクしてきました。
この時期はまだ仲良いはずなんですがね。けど、路線の違いから龍馬は脱藩しますが、それでもお互い信じあっていますから、この描き方はなんか納得いかないというかモヤモヤが残ります。おちゃめな武市さんを見てみたいですね。

土佐では加尾と結婚まで約束して、兄の一言で京への奉公を決めてしまいましたが、あんなやり方されたらそりゃ、あきらめなしゃあないですよね。
ドラマチックではありますが少しひどいですね。

卒業やったかな。婚約者を取り戻しに教会へ行って、花嫁とともに逃亡する話。
龍馬も柴田家まで行き、刀に手をかけたのに、武市の制止で泣き崩れてしまう。女性を意識した母性本能をくすぐるような福山龍馬でしたね。
加尾の京都行きは事実で、その後龍馬は意味深な手紙を送ります。

文久元年9月13日付 加尾あて龍馬書簡
まずまず御無事と存じ上げ候。天下の時勢切迫いたし候に付き、
一、高マチ袴  
一、ブッサキ羽織  
一、宗十郎頭巾  
ほかに細き大小一腰それぞれ一ツ、御用意ありたく存じ上げ候。
 九月十三日
  平井かほどの
坂本龍馬

これは何を意味するのでしょうか? 謎ですね。

加尾は文久2年に秋頃に土佐へ帰国しています。龍馬脱藩が文久2年春だから、すれ違いですね。
今後、加尾さんは出てくるのでしょうか?
広末涼子さんはきれいですね。

よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら

龍馬伝 9回目 命の値段

2010-03-09 10:00:00 | 龍馬伝
あらすじ
龍馬(福山雅治)は再び江戸に剣術修行に出て、千葉重太郎(渡辺いっけい)や佐那(貫地谷しほり)と再会する。龍馬と再会するのを楽しみにしていた佐那だが、思わずつれない態度をとってしまう。

一方、一足先に江戸に出てきていた半平太(大森南朋)は桃井道場で塾頭になるほど剣術の腕を上げていた。

ある日、龍馬が半平太に誘われて居酒屋に行くと、薩摩藩や水戸藩、長州藩の若い藩士たちが、朝廷に働きかけ徳川幕府の開国方針を改めさせようと話し合っていた。半平太は土佐藩が攘夷の先鋒になるべきだと考えていた。

そんな時、土佐藩の山本琢磨(橋本一郎)が、商人佐州屋の懐中時計を拾い、ひそかに金に
換えて自らの懐に入れようとしていたことが発覚する。半平太は、金を不正に得ようとした山本に、責任をとって切腹すべきだと苦渋の選択をする。しかし、龍馬は切腹する必要などないと、佐州屋に乗りこみ山本を赦すように説得する。そして、山本をひそかに藩邸の外に連れ出し、逃がしてやる。

半平太は藩の上士に呼び出され、山本が脱走した責任を問われ、土佐に戻っていく。土佐では、牢屋に入った弥太郎(香川照之)が謎の老人から商売について教えを受けていた。


香川照之的おすすめシーン
牢屋に入れられた弥太郎が、のちのち三菱財閥を作る礎になるような出会いをします。
薄暗い牢屋に何人もの罪人がゴロゴロ寝ていて、その中にいる弥太郎がひとすじの光を受けている。
そこで、ある老人から商売についての極意を聞くというシーンがあります。
演出の大友さんは、馬小屋でのキリスト誕生のシーンをイメージしたと言っていましたけれど、まさにそんな感じです。そこでの弥太郎は、髪もひげも伸び放題でキリストのようなんです。その顔にひとすじの光が当たる。このシーンはおすすめです。


貫地谷しほり的おすすめシーン
江戸の名門である千葉道場の娘で、小さなころから剣術の腕を磨いてきた千葉佐那には、クールなイメージが強いと思います。
が、この回では、兄の重太郎(渡辺いっけい)を「うるさい!」と言って台所のお玉で頭をたたくシーンなど、佐那ちゃんのおちゃめな部分をたくさん見ていただけると思いますので、ぜひお楽しみください。


山本琢磨の時計拾得事件についてであった。タイトルも命の値段。人の命は攘夷よりも重い。まことにその通りである。
さてこの事件。本当に龍馬が琢磨を逃がしたのか?
実は「維新土佐勤王史」が出典である。武市半平太の書簡や龍馬の記録にはない。
ひょっとしてこれも創作??
 
山本琢磨とは・・・
土佐藩白札郷士山本代七の長男。山本家は龍馬の父 八平の実家で、龍馬と琢磨は再従兄弟の関係にあたる。安政年間に江戸は桃井春蔵の鏡新明智流士学館にて剣術を学ぶ。安政四年、酒に酔ったあげく商人から時計を収奪するという事件をおこしたが、龍馬と武市半平太の計らいによって藩を脱走。前島密と知りあい、箱館神明社の宮司沢辺悌之助の婿養子となった。慶応元年、ギリシャ正教会の神父ニコライを殺害しようとして訪ねたところ逆に説き伏せられ、深くギリシャ正教を信仰するにいたる。
 明治元年、日本初のギリシャ正教徒として洗礼をうけ「パウエル」の洗礼名を授かり以後、ニコライを助けて伝道につとめた。一時、禁教化の地で布教をおこない入獄することもあったが屈せず、全国を精力的にまわり、日本人として初めて司祭へとのぼる。明治十七年、東京神田へニコライ聖堂を建設するにあたり、種々の尽力をおこなった。

役を演じた橋本一郎さんは役所広司さんの息子さんだそうです。

しかしこのシーンどこかで見たような・・・。そうです。「お~い竜馬」。まさにこの漫画にほぼ近い形で描かれていたように思う。

佐那の告白シーンもこれに近かったような・・・
龍馬はほんとうにそこまでもてたのだろうか? 不思議であるが・・・。


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら

映画『桜田門外ノ変』オープンセット・ロケ地見学 オフィシャルツアー 販売開始!

2010-03-09 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
 近畿日本ツ-リスト株式会社(本社:東京都千代田区、社長:吉川勝久 以下、KNT)は、水戸藩開藩四百年記念事業として企画され、今年10月に公開予定の、映画『桜田門外ノ変』〔監督:佐藤純彌(男たちの大和/YAMATO)、主演:大沢たかお、出演:北大路欣也、伊武雅刀、他〕のオープンセット・ロケ地を先行見学するオフィシャルツアの販売を、このほど開始しましたのでお知らせします。

 このツアーは、水戸藩開藩四百年記念『桜田門外ノ変』映画化支援の会(代表:狩野 安)の協力のもと、KNTが、茨城県内の観光素材を組み合わせ、県全体の観光誘客をはかる目的で、企画・発売したものです。

 映画公開前から毎月1本の割合でツアー実施を行い、ツアーやイベントを積極的に仕掛けていくことで、地元と映画を盛り上げていきます。また、公開後も、ロケ地を訪問するツアーやイベントの企画により、さらなる地域の活性化を目指します。

 KNTでは今後、こうした映画をきっかけに、映画のオープンセット・ロケ地見学ツアーをはじめ、その地域の特性や隠れた観光素材をコースに盛り込んだ、地域活性化のためのツアーやイベント展開を全国の地域の方々と協力しながら進めていきます。

 KNTでは、このツアーの実施により、2010年3月から2011年2月までの映画公開終了までの間に、約5,000人のお客さまを、茨城県にご案内することを目標としていきます。

【企画のポイント】
1.映画『桜田門外ノ変』のロケで使われたオープンセットを先行見学!
映画関係者からのオープンセットの説明や、ロケのこぼれ話など臨場感たっぷりのお話を聞けます!
2.実際ロケの時に俳優やスタッフが食べていたロケ弁当をご用意!
オープンセット内でロケ弁を食べて映画の世界に浸ってください!
3.オープンセット内では、幕末コスプレイベントも開催中!幕末の時代にタイムスリップした気分になれます。
4.偕楽園梅まつりも見学! 紅梅・白梅約3,000本の梅をぜひお楽しみください。
5.ロケ地でもある弘道館を見学!ロケ当日の様子などを弘道館の方にお話いただきます。
6.徳川博物館では映画『桜田門外ノ変』にも登場する徳川斉昭や徳川家の貴重な資料やゆかりの品を見ることができます。学芸員の方の説明付きです。

【ツアー概要・基本プランの場合】 ※申込み締め切り 3月19日(金)12:00まで
(期 日)2010年3月27日(土)
(日 程)東京駅08:30発=バス=水戸オープンセット見学(見学+映画関係者の話/ロケ弁当ご賞味)=
   =偕楽園梅まつり(自由見学)=弘道館(ロケのお話/自由見学)=徳川博物館(学芸員のお話
   /自由見学)=東京駅17:30着  (※横浜発着コース有り:旅行企画・実施 相鉄観光)
(食 事)朝0回・昼1回・夕0回  (添乗員)同行します。(最少催行人員)35名
(旅行代金)大人お一人様 7,100円、子供(小中学生)お一人様 6,500円 (※横浜発着は各200円プラスです)


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら

龍馬伝 第8回 弥太郎の涙

2010-03-08 17:00:00 | 龍馬伝
あらすじ

父の葬儀を終え、あいさつのために出かけていた龍馬(福山雅治)は、弥太郎(香川照之)の父・弥次郎(蟹江敬三)が男たちに殴られているのを目撃する。弥次郎は庄屋と水の配分について争っていたのだった。

そのころ江戸で学問修行をしていた弥太郎は、父親がけがをしたという知らせを受け、急ぎ土佐に帰ってくる。弥太郎は庄屋や奉行所に抗議に行くが、行く先々で龍馬がすでに奉行所の不公正な判断に異議を申し立てていることを知る。しかし、下級武士の龍馬と弥太郎には奉行所の判断を変えることはできなかった。

一方、半平太(大森南朋)は岡田以蔵(佐藤健)や平井収二郎(宮迫博之)とともに江戸に剣術修行に出発する。収二郎は妹の加尾(広末涼子)に龍馬に近づくなとくぎを刺す。

弥太郎と龍馬は土佐藩の実力者である吉田東洋(田中泯)に面会を求める。しかし、東洋は何の力もない二人の若者の訴えなど藩が受け入れるはずがないと拒否する。弥太郎は奉行所の門に、奉行所の不正を告発する落書きをし、捕らえられ投獄される。


最近忙しすぎで、やっと先週の土曜日に見ました。この日に2本見て、昨日の放送と週末に3本見ました。
さて、8回目の弥太郎の涙では、1回目の武芸修行から帰国後の話。何度か講座でお話をしていますが、武芸修行です。
今回の話も創作ですが、なかなか説得というか感心させられますね。
弥太郎の汚さは最高潮でしたね。あそこまで汚い役をやり切れる香川照之さんに拍手!!

弥次郎さんの怪我はほぼ間違いないようです。
『岩崎弥太郎伝』では、喧嘩相手の庄屋島田便右衛門で、村の用水問題が原因のようです。百姓にとって水は命の次に大事なもの。そりゃ怒りますわ。
龍馬があちこち先回りしていましたが、実際は弥次郎の妻で美和さんが動いたようです。

官以賄賂成 獄因愛憎決 「官は賄賂を持って成し、獄は愛憎持って決す」
今も昔も変わらないところですかね。

武市半平太の路線が、ほぼ決定的になってきましたね。
攘夷に凝り固まってきましたね。まだこの時期はそこまでいってないような気がします。
江戸への剣術留学し、そこで各藩の志士と交流することよって攘夷に傾倒し、土佐一藩勤皇に進んでいくはずです。
NHKとしては、最初から登場人物のキャラクターを決めて描いていく手法なのですかね。

吉田東洋が極悪人的な描き方ですよね。
そこまでひどくないと思うのですが・・・

まあ、見ていて面白いのは確かです。

「どこまで息子の邪魔をしたら気が済むがぜよ!」
弥太郎の怒りがこの一言に凝縮されていますね。


香川照之的 おすすめシーン
足は常にはだしで、砂利道を全力疾走しなくちゃいけない。鼻水をたらしながら、砂利道を走って、転んで、また全力疾走。
きっと弥太郎の汚さの真骨頂をご覧いただけると思いますので、ぜひご期待ください。


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら



龍馬伝 視聴率 9回目「命の値段」(2/27)

2010-03-08 11:00:00 | 龍馬伝 視聴率
2/28   9回目   21.0%   命の値段

これまでの視聴率です。

2/21   8回目   22.3%   弥太郎の涙
2/14   7回目   20.2%   遥かなるヌーヨーカー
2/7    6回目   21.2%   松陰はどこだ?
1/31   5回目   24.4%   黒船と剣
1/24   4回目   25.9%   江戸の鬼小町
1/17   3回目   23.4%   偽手形の旅
1/10   2回目   22.9%   大器晩成?
1/3    1回目   23.2%   上士と下士


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら

AKB48・前田敦子「福山龍馬かっこいい」…NHK「龍馬伝」出演

2010-03-08 10:13:52 | 龍馬伝
 NHKの大河ドラマ「龍馬伝」(日曜・後8時)に初出演するアイドルグループ「AKB48」の前田敦子(18)が、7日放送の第10回「引きさかれた愛」から登場する。福山雅治演じる坂本龍馬の姪・春猪(はるい)役。8つ違いの2人は兄妹のような間柄で、龍馬は春猪をとてもかわいがったという。

 前田は「時代劇は初めてで、分からないことばかりでしたが、所作の指導から何から何まで優しく丁寧に教えていただきました。龍馬さんの姪っ子、春猪を元気に演じていこうと思っています」とコメント。

 福山の印象については「本当にかっこいいです。AKB48のメンバーからも『うらやましい』って言われています」。14日放送の第11回「土佐沸騰」では三味線を弾くシーンもあり、「みっちり練習したのでぜひ見てほしいです」と話している。


3/7 スポーツ報知


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら

高野長英旧宅:奥州市が買い取り 修復後公開、文化財施設保存へ

2010-03-06 00:00:01 | 幕末ニュース
 奥州市が同市水沢区にある幕末の蘭学者、高野長英(1804~50)の旧宅(国指定史跡)を買い取ったことが24日、分かった。16代当主の高野彰男さんが所有。数年前から居住しておらず、貴重な文化財施設を保存するために取得した。市は修復後の12年度以降をめどに一般公開する方針で、周辺の文化財施設と合わせた中心市街地の歴史拠点づくりを目指す考えだ。

 旧宅は木造2階建て延べ約162・68平方メートル。長英が17歳で江戸に出るまで暮らしていた。元々は平屋だったが、1876(明治9)年に2階が増築された。当時では貴重な手すきガラス、明かり取り窓や欄間など、明治時代の意匠が残されている。特に階下の2室は長英の居室として、当時のままにしている。1933年に国史跡に指定された。

 彰男さんの母親が住んでいたこともあり、非公開だった。しかし、数年前からはほぼ空き家状態で、高野家が管理保存していたものの、雨漏りなどの傷みが激しくなっていた。

 今月13日に契約。隣接する古希庵の寄贈も受けた。古希庵は14代当主の長経が、父長運の古希を祝って1931年に建築した。内部の意匠と庭が一体になった現在では珍しい建物だ。修復作業をし、旧宅と同様に12年度以降には公開したいという。総事業費は約2300万円。

 同市の中心市街地には、他に明治時代の近代和風住宅「高萬家」や、江戸時代の武家住宅「内田家旧宅」、後藤新平旧宅などがある。市教委歴史遺産課の佐久間賢課長は「一帯の文化財施設を保存し、町の人気スポットにしたい」と話している。

2/25 毎日新聞


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら

映画「武士の家計簿」撮影現場 幕末のまじめ人間 リアルに

2010-03-05 00:00:01 | ドラマ・映画・舞台
 幕末維新を生き抜いた下級武士を描く森田芳光監督の「武士の家計簿」が製作中だ。ヒーローではない、普通の人のたくましさが際立つ異色作品の撮影現場を訪ねた。(泉田友紀)

 京都・太秦の松竹京都撮影所。堺雅人、仲間由紀恵演じる夫婦が加賀の祭りを楽しむ場面が撮影された。金沢の囃子(はやし)を参考にしたというにぎやかな音楽が流れる中、2人はゆったりと歩く。「江戸時代のデート」とも言える光景だ。

 季節は秋、という設定だが、京都の冬は体が芯から冷えるほど寒い。森田監督も真っ白い息を吐きながら、2人が訪れる屋台で小間物の位置を確認したり、堺とセリフのタイミングを話し合ったりしていた。

 原作は、日本史家の磯田道史が著した新潮新書のベストセラー。加賀藩のそろばん役、猪山家で30年以上にわたってつけられた精密な家計簿を基に、激動の近代を生きた武士の日常が生き生きと復元された。

 「史料に基づいていて、リアリズムがある。新書から映画を作ると、何か面白いものができるんじゃないかと思った」と森田監督。「椿三十郎」以来の時代劇だが、「時代劇という意識はない。人間ドラマとして描いた」と言う。

 藩の会計を担当する「御算用者」を務めてきた猪山家。主人公の直之(堺)も算術と筆の才を発揮し、藩主の言葉を間近で記録する「御次執筆役」にまで異例の出世をした。妻の駒(仲間)らと仲むつまじく暮らしていたが、ある日、多額の借金を解消するため、一大決心をする。

 堺は「幕末で『動かない』ことを選択した人たちの話。歴史には残りにくいけれど、彼らなりの思いがあり、血の通った選択があった。やってみて非常にドラマチックだと感じた」と語る。

 仲間は、新婚初夜に婚礼の費用をそろばんで計算する直之の姿を指し、「不器用なくらいまじめな人。自分の生き方を貫く真っすぐな人の後を、駒は驚きながらも面白がってついていったのでしょう」とその人柄を評した。

 「夫婦、親子、歴史、経済……。テーマがたくさんあって、自分でもどこがクライマックスかわからないくらい。人間はどうあるべきかというシンプルな問題を、頭で考えるのではなく、泣き、笑いながら考えられる映画になった。特に、シニア世代には、確実に喜ばれると思う」。森田監督は自信を見せた。12月4日公開予定。

2/26 読売新聞


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら

映画「桜田門外ノ変」 大老襲撃 大規模セットで再現

2010-03-04 00:00:01 | ドラマ・映画・舞台
 幕末史に大きな影響を与えた井伊直弼暗殺事件を描く映画「桜田門外ノ変」の撮影が進んでいる。作品のハイライトは、江戸城桜田門外での襲撃シーン。水戸市内に大規模なオープンセットが組まれ、歴史の一ページが大迫力でよみがえった。

 「よーい、スタート!」。メガホンを通して佐藤純彌監督の声が辺りに響く。そしてカチンコの音。

 彦根藩邸の赤門を出た武士の列が、真っ白な“雪”の上を足早に進んでいく。そこに書状を掲げながら飛び出してきた1人の武士…。安政7(1860)年3月3日、大老の井伊直弼が、水戸の浪士らに暗殺された有名なシーンだ。史実では大雪だったという。現場を訪れた2月上旬のこの日は、あいにくの晴天。雪に見えたのは、地面に敷き詰められた「寒水石」という真っ白な石だ。撮影はテストを数度繰り返して曇りの天候待ちとなった。

 映画は吉村昭の同名小説が原作。今年は事件から150年後に当たり、1月20日にクランクインした。

 セットは、水戸市や茨城県など地元の協力を得て、約2億5千万円かけて1月に完成した。千波(せんば)湖畔の東京ドーム1個分という広大な敷地に、井伊家の彦根藩邸や桜田門、江戸城のお濠(ほり)などが再現されている。セットの端から端までが約120メートル、桜田門の高さが約15メートル、赤門は約9メートルという壮観な眺め。コンピューターグラフィックス(CG)が使える現代では珍しいスケール感だ。

 佐藤監督は「このセットがなければ撮影はできないですよ、と頼んだんです。ここまでのスケールとリアル感のあるものができるとは思わなかった」と喜ぶ。

 主人公の水戸藩士、関鉄之介を演じる大沢たかおは「国を変えようとした男たちの気概とか思いみたいなものを、今の時代は求められているのだと思う。自分の中にあるこの気概を大きく膨らませて、作品にぶつけていきたい」と熱い気持ちをアピールする。

 また水戸藩主の徳川斉昭役の北大路欣也は「日本国を愛し、そこに情熱を爆発させた事件だと思う。それが今のどこかにつながっているのではと感じる」と作品への思いを語った。

 セットはロケの後、一般にも期間限定で公開されている。映画は3月中にクランクアップし、10月に公開される予定だ。


3/2 産経新聞



よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら

映像が映画っぽい?カメラと照明の合わせ技 NHK『龍馬伝』の疑問、制作者に聞いた

2010-03-03 00:00:01 | 龍馬伝
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」(日曜午後8時)が好調を維持しているが、いつもの大河らしくない作風に、視聴者からは素朴な「?」もわき上がっている。特に気になるのが、何だか映画っぽい映像と、大河史上かつてない汚さの岩崎弥太郎。素朴な「何で?」を制作者にぶつけてみた。

 「今までの大河とは明らかに変わったので、『どういうことですか?』という問い合わせは多いです。まず一つは、カメラが違うんです」と鈴木圭チーフプロデューサー(CP)。

 今回使われたのは「プログレッシブカメラ」と呼ばれるカメラ。「白洲次郎」や「坂の上の雲」でも使われたが、大河では初めて。ごく大まかに説明すると、通常、テレビの動画は一秒間に三十コマの画像でできている。通常の番組で使われているインターレース方式は、この一コマを半分ずつ二回に分けて見せている。プログレッシブ方式はそのまま三十コマ。ちなみに、映画のフィルムは一秒間に二十四コマ。コマ数が近いので、映画とよく似た映像になる。「ややコマ落とし感はありますが、黒みが濃く出たり、明暗がくっきりしたりして、深みのあるリアルな映像になるんです」(鈴木CP)。

 「龍馬伝」の演出は「ハゲタカ」の大友啓史監督。照明も特徴的で、「ハイビジョンだから隅々まで明るく、きれいに」ではなく、まぶしいほど光が当たるところもあれば、濃い影が落ちているところもある。「風」も隠し味になっている。竜馬(福山雅治)が出るシーンは扇風機で風を起こし、たかれたスモークがかすかに漂い、文字通り「空気感」を生み出すのだ。カメラの違いだけではなく、これら演出のこだわりが相まって「映画っぽい」印象を与えているようだ。

 ただし、今後の大河はすべて映画風になるのかといえば、そうでもなさそう。

 「幕末って、わずか百五十年ほど前の、本当にひと昔前の話だから、作り物っぽくない、今までの大河では見たことがないリアルな映像を作りたいという狙いがあり、その手段としてこのカメラを使った。どんな作品でもプログレッシブがいい、ということではありません」

◆汚すぎる!?弥太郎の外見
 「何もここまで…」と思いつつ、目が離せなくなる香川照之演じる岩崎弥太郎の汚さ。

 鈴木CPによると、「儀式」と呼ばれるものがあるという。撮影前に出演者に扇風機の前に立ってもらい、料理に使うコーンスターチの粉を振り掛ける。粉がかかった衣装はなじんだ風合いになり、絶妙なリアル感が出るという。

 「それを行き着くところまでやったのが弥太郎。歩くと鱗粉(りんぷん)状態。香川さんもご自分で『オレは蛾(が)だ』って言ってます」。粉は弥太郎の家のセットにも、まんべんなく振り掛けてある。テレビで見ていると、家に入っただけで服が汚れそうだが、まさにその通り。

 歯はメーク用の塗料で黒く塗っていて、着物はもともと古いものを、さらに破ったり汚したりしてぼろぼろにしている。

 実は弥太郎の汚れレベルは心理状態や状況に応じて五段階くらいあり、加尾(広末涼子)に求婚した場面はレベル2程度のオシャレな部類だったとか。

 「確かに『やりすぎ』という声はあるし、実際はここまで貧乏ではなかったという説もあるけど、弥太郎は、すごろくで言えば、どんどん上がっていく人。それを分かりやすく見せるために、全部で十段階くらいの扮装(ふんそう)を経ていきます。また、竜馬との対比で強調しているところはあります」

 弥太郎が背負う鳥かごも「やりすぎ」感が強い。もはや体の一部と化し、誰が呼んだか「ハウルの動く城」との異名が。

 ところが、これが意外に人気で、高知県安芸市の「土佐・龍馬であい博 安芸・岩崎弥太郎こころざし社中」では、再現された鳥かごが展示され、その前が記念撮影ポイントとなっている。

2/26 東京新聞


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら

龍馬の記念切手を販売、3月から 1万6千シート限定

2010-03-02 00:00:01 | 龍馬ニュース
 郵便局会社九州支社が、放映中のNHK大河ドラマ「龍馬伝」で人気の坂本龍馬を記念するオリジナルフレーム切手「龍馬が駆けた長崎」を、3月1日から1万6千シート限定で販売する。80円切手10枚セットで、1シート1200円。

 往年の龍馬の写真や、龍馬が設立した日本初の商社とされる「亀山社中」跡など、長崎県内にあるゆかりの地を題材に切手をデザインした。

 鹿児島を除く九州各県や四国4県の郵便局で販売。同社ホームページで通信販売もする。鹿児島では、今後別の記念切手を販売する予定という。

 九州支社は「大河ドラマを機に、龍馬ファン以外にも広く魅力をPRしたい」としている。

2/26 共同通信


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら

福山さんら「龍馬伝」大村湾ロケ HTBの復元帆船を活用

2010-03-01 00:00:01 | 龍馬伝
 NHK大河ドラマ「龍馬伝」のロケが24、25の両日、大村湾内であり、ハウステンボス(HTB)所有の復元帆船「観光丸」(353トン)を幕府艦船の咸臨丸や順動丸に見立てて撮影。坂本龍馬を演じる長崎市出身の福山雅治さんや、勝麟太郎役の武田鉄矢さんらが熱演した。

 県内ロケは初。非公開で実施した。HTBの帆船が活用できることや、湾内の島々が江戸湾内のお台場のように見えることなどから、ロケ場所に選ばれた。

 撮影は、伝馬船で勝と咸臨丸に向かう脱藩後の龍馬が、船上でジョン万次郎(トータス松本さん)を紹介される場面や、龍馬、勝、近藤長次郎(大泉洋さん)を乗せた順動丸が、品川から神戸を目指すシーンなどが撮影された。出演者、スタッフ70人に加え、船員役のエキストラとして約40人が参加した。

 古里でのロケとなった福山さんは、撮影に加わったばかりの松本さんとはミュージシャン仲間ということもあり、終始リラックスした雰囲気。「子どものころから見慣れた風景を、龍馬の姿で見詰めることになるとは想像もしていなかった」と感慨深げ。また、大の龍馬通を自認する武田さんは「龍馬の先生役となる勝を演じることは光栄」とスタッフらと歴史談議に花を咲かせていたという。

 今回の撮影分は4月中旬から5月初旬にかけて放送される予定。長崎が主要な舞台となる第3部は7月ごろスタートする。制作統括の岩谷可奈子チーフ・プロデューサーは「県内でのロケは検討中」としている。

2/26 長崎新聞


よければ下記をクリックしてください。
人気ブログランキングへ
一日一回クリックしてもらえたらうれしいです。

NHKドラマスタッフブログはこちらです

龍馬伝のHPはこちら