長崎大医学部の前身である「養生所」の教頭を務めたオランダ人医師、アントニウス・ボードワン(1820‐85)が幕末の長崎で撮影・収集した写真を集めた企画展「オランダ人の見た幕末の長崎」が3日から、長崎市立山の長崎歴史文化博物館で開かれる。
ボードワンは1862年、貿易の仕事で出島に住んでいた弟の紹介で江戸幕府から要請を受け、養生所の2代目教頭として来日。8年間にわたり西洋医学を教える傍ら、写真にも興味を持ち、各地で写真を撮影した。
企画展では、船から撮影した出島や、居留地の様子など長崎で撮影された写真57枚のパネルと、アルバム4冊を展示。同館とともに主催する長崎大付属図書館は「写真が広まる明治期以前の写真は少なく、当時を知る非常に貴重な資料」としている。
20日まで。観覧料は300円(高校生以下無料)。4日午後2時から1階ホールでシンポジウム(無料)があり、外交史や写真史などの研究者5人がパネリストとして、ボードワンや長崎の歴史などについて語る。同図書館(平日のみ)=095(819)2192。
10/2 西日本新聞朝
ボードワンは1862年、貿易の仕事で出島に住んでいた弟の紹介で江戸幕府から要請を受け、養生所の2代目教頭として来日。8年間にわたり西洋医学を教える傍ら、写真にも興味を持ち、各地で写真を撮影した。
企画展では、船から撮影した出島や、居留地の様子など長崎で撮影された写真57枚のパネルと、アルバム4冊を展示。同館とともに主催する長崎大付属図書館は「写真が広まる明治期以前の写真は少なく、当時を知る非常に貴重な資料」としている。
20日まで。観覧料は300円(高校生以下無料)。4日午後2時から1階ホールでシンポジウム(無料)があり、外交史や写真史などの研究者5人がパネリストとして、ボードワンや長崎の歴史などについて語る。同図書館(平日のみ)=095(819)2192。
10/2 西日本新聞朝
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