同じ時代に生き、日本の将来を憂えながらこの世を去ったシーボルトと坂本龍馬。彼らが生きた幕末の日本にスポットを当てた企画展「シーボルトや龍馬が生きた幕末展」が、長崎市鳴滝2丁目のシーボルト記念館で開催されている。来年1月24日まで。
同展では、幕末に活躍した人物の肖像画や書、当時の版画などの資料80点で、安政の開国から明治維新に至る幕末動乱の時代を紹介している。
展示資料のうち、伊藤博文や勝海舟直筆の短冊、当時の武具など約50点は個人の所有物で、今回初公開となる。同館は「龍馬とシーボルトは直接出会ったことはなかったが、ともに日本を憂えていた。本物の資料から、彼らが生きた幕末に思いをはせてほしい」と話している。
入館料は一般100円、小・中学生50円。
12/10 長崎新聞
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展示資料のうち、伊藤博文や勝海舟直筆の短冊、当時の武具など約50点は個人の所有物で、今回初公開となる。同館は「龍馬とシーボルトは直接出会ったことはなかったが、ともに日本を憂えていた。本物の資料から、彼らが生きた幕末に思いをはせてほしい」と話している。
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