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PC-9821Ap2 完全復活

2020年03月29日 | レトロパソコン
世間ではコロナウィルスで大変な事になっていますね。
今日は名古屋の大須巡りをしようと思っていたのですが、さすがにやめる事にしました。

お彼岸の3連休は暇を持て余していたので、カレンダーが正常に動作しないPC-9821Ap2(以下 Ap2 と呼びます)の中の状態を確認することにしました。今回は直すことを前提にしていなかったので、分解中の写真は撮っていません。写真を撮りながら作業をすると時間が掛かるので…



カレンダーの異常とは電源投入後、数分間は凄い勢いで日付と時刻がランダムに変わり設定できないというものでした。以前ヤクオフでPC-8801mkII FRを譲って頂いた、はにはに様に修理をお願いしたところ、2次電池のGND周りが怪しいのでコイン電池に交換してマイナス線を近くのGNDに落とすことで修理完了となるはずだったのですが…結局直らなかったので放置していました。

まぁ暇だし、基盤の状態を確認しやれるだけやってみようと思ったわけです。
はにはに様には基盤が腐りかけている(痛んでいる)のが原因では?言われたのですが、全バラしてマザーボードを見渡してみたのですが、本体とマザーボードを固定する部分の銅板が若干酸化してる程度で、そこまで酷い状態には見えませんでした。

よくよく基盤の回路を見渡してみると、この銅板にGNDを落としている部分が散見されたので、本体の固定金具と接触する側の銅板を プラモ用の2000番の研ぎ出しクロスで軽く磨いて錆を落とした後、組み立て直しました。その際に、3.5intFDDを落としシャッターを破壊したのは内緒です (〃゜д゜;A アセアセ…

そしてコイン電池のマイナス極を接続されていた場所より少し離れた固定金具の銅板に接続しました。2次電池のGNDが原因ならこれで直るかな?と淡い期待を抱き電源をいれたところ…
見事に復活しました。ほんとうに嬉しい限りです。分解して良かったぁ♪



そして1週間コンセントを抜いたり指したりして動作確認したのですが…
嘘のように以前の現象は出なくなりました。

PC-9821Ap2 の完全復活です。
このAp2はコンデンサーも交換された代物のため暫くは問題なく活躍してくれるでしょう。これでV30時代の古いゲーム(Ys や Ys2 、テグザー)なども遊ぶことができるようになりました。

これにより、ジャンク(コンデンサーなどの交換がされていない未整備品)で購入し、いつ壊れるか分からない PC-9821Ap は部品取りとなりました。シャッターを壊したFDDも Ap から移植しています。

Ap2 は手持ちの98の中でFM音源の音が他機種より良いので嬉しい限りです。PC-9821Cxは86互換音源のためか、低音が弱く音が軽い感じに聞こえます。これから 98用のレトロゲームは Ap2 で遊んでいきたいと思います。

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4 コメント

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Unknown (kikuruger)
2020-03-31 03:29:43
V君さん
おひさしぶりです。kikurugerです。
まずは、Ap2の復活おめでとうございます。
以前お話されていたAp2の時計問題解決されて本当によかったですね。
やはり、A-MATEはいいマシンだけに維持が大変ですよね…
先日足跡帳に書かせていただいたように、念願のApを手に入れ、さらに追加でAsを手に入れました。
PC-98をいじるようになりまだ1年もたっていませんが、基盤洗浄、某4級塩電解コンデンサの交換を試みたりA-MATEを扱うことの大変さを日々痛感しております。
ちなみに私のA-MATEは、Ap→EnterキーをおさないとMS-DOSが最後まで起動しない。As→グラフィックVRAM異常、ゲーム等正常表示不可といった症状が発覚しました…
学生身分なので、98をいじるのは長期休みだけにしているので、いずれ私もダメ元でマザーボードをのぞいてみようと思います。
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Re:Unknown (V君)
2020-03-31 07:30:16
>kikurugerさん
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
A-MATEは良いマシンですよね。AP2は4級塩電解コンデンサを使っていなければ、PC-98の中では最強のDOSマシンだと思っています。
「Ap→EnterキーをおさないとMS-DOSが最後まで起動しない問題」は、自分のAPでも同じ現象が出ていました。
HDDを3つのパーティションに分割した際、Cドライブのみ起きていました。
HIMEM is testing extended memory で止まるんですよね…
HDDをCFカード化したり、2次電池を変えたりしていたら気付かないうちに直っていましたが…
対処療法として CONFIG.SYS の中の HIMEM.SYS の記述と同じ行の後ろに/「TESTMEM:OFF」を加えると拡張メモリのチェックを飛ばすことができます。
「DEVICE=C:\DOS\HIMEM.SYS /TESTMEM:OFF」
このような記述になるはずです。良ければ一度お試しくださいね。
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Re:Re:Unknown (kikuruger)
2020-03-31 18:47:41
>V君さん
HIMEM is …
で止まる現象ですが、対処療法は私の場合HIMEMの行をまるごと消す方法で試していたんですが、結局のところ症状は変わりませんでした…
この現象普通に使用する分には問題ないんですかね…?
Apについてはコンデンサを全て交換していますし、当面大丈夫だとは思ってますが、ただ何かと気になるので使用を控えています…。ゲームをするときは、特に音質を気にしたことがなかったので、Cx,Cbを使っています(私の場合CanBeのほうが安定しています)。A-MATEの86互換音源とCanBe音源の違いがそもそも私の耳にはわかりませんでしたw←
なにか他の方法で改善してご報告できればと思います。
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Re:Unknown (V君)
2020-04-01 07:17:50
>kikurugerさん
HIMEM.SYSの呼び出しを削除すると拡張メモリを使用しているソフトが動かなくなるので…困りものですよね。前に調べた時には「Enter キーを押して動作するのあれば問題なし」というブログを見たことがあります。実際、私の環境でも問題は出ていませんでした。まだ何か進展がありましたらコメントを頂けるとありがたいです。

追記)A-MATEの86互換音源とCanBe音源の音色の違いはBOZEの外部スピーカーにつないだ時に気付きました。CanBe音源の方はホワイトノイズが大きく音が軽い感じでした。内臓のスピーカーでは全く分からないですw
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