香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

フィルム

2010-01-10 17:45:09 | 本のこと
小山薫堂さんの短編小説『フィルム』

小山さんは映画「送り人」の脚本家で
初めての小説ということ
本屋さんで文庫の表紙と題名になんとなく惹かれて
手に取って少し読んでから購入した
年末年始と怒濤のスピードだった読書熱が
ここでブレーキが突然かかったのは
小説が面白くなかったからではなく、
自分の気持ちがぐんと落ちてしまったから
いつも色々なことでごまかしている事柄が
ごまかしきれなくなり、どうしようもなくなる
そんな中で少しづつこの本を読んでいたら
ひとつひとつの小説が心温まるやさしいお話で
気持ちが暖色系の毛糸で包まれるよう
短編じゃなくって、もう少し長いお話にしたらいいのではと
思えるものばかりなんだけど、それがまたいいのかもしれない
本を読むことが好きでよかったなぁ


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2 コメント

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いつもいつも (よすえ)
2010-01-10 21:56:12
あったかいパワーをくれる香ちゃんなのに
力になれないことが、本当につらいけど、
同じ本を読んで、共感しながら
いいよね~
って、いっしょに心をあたためて
笑いあうことならできる・・・。
あしたは、この本買ってきて
楽しみに読んでみます。
同じものを見て、読んで、
いっしょに笑い会えるなんて・・・
私も本好きでよかったな・・・
って思います
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あたたかい ()
2010-01-11 11:48:53
よすえさん
いつもあたたかいコメントありがとう
ダブルで気持ちがほっこり
現状打破しない限り、これは続くんだろうけど
健康なんだから、頑張らなくちゃね
「フィルム」は、本当だったら一気に読めちゃうと思う
小山さんが同世代の人というのも
男女の差はあれ、感覚がわかるなぁと思うの
読んでみようと思ってくれてうれしいよー
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