goo blog サービス終了のお知らせ 

香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

わくらば追慕抄

2012-05-22 22:15:35 | 本のこと
朱川湊人さんの『わくらば追慕抄』

 人や物の「記憶」を読み取れる不思議な力をもった
 姉・鈴音と、お転婆で姉想いの妹・ワッコ。固い絆
 で結ばれた2人の前に現れた謎の女は、鈴音と同じ
 力を悪用して他人の過去を暴き立てていた。女の名
 前は御堂吹雪ーーその冷たい怒りと憎しみに満ちた
 まなざしが鈴音に向けられるとき、何かが起こる。
 昭和30年代を舞台に、人の優しさと生きる哀しみ
 をノスタルジックに描く”昭和事件簿”「わくらば」
 シリーズ第2弾!


朱川さんの小説は、ノスタルジックホラーというそうです
この前読んだ「わくらば日記」と一緒に購入
わたしの中では朱川さんの小説は間違いない
ちょっと切ない事件もあったし
何といっても、年を重ねた妹ワッコの回想で
鈴音が若くして亡くなっているという事実が切ない
このシリーズは続くのかな

昨日、今日と日差しが暖かく明るくて
お昼休みは、お弁当を食べたあと少し外に出て
ベンチで本を読んだり出来るようになってうれしい
道端は、たくさんの花が咲いて目を楽しませてくれます
 


最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
怖い世界からの転換 (宇宙船)
2012-07-05 00:20:53
朱川さんの作品を読むと、ホラー系でも優しさが
あって、ホラーな部分があるからこそ腑に落ちるといいますか・・・。
なんか、とにかく読んでみて!、といいたくなる作品ばっかりですね。

新作の『箱庭旅団』では、ホラー系は後退していますが、
すこし新たな方向に向かっているみたい。
この流れも楽しみ。

こちらにたどり着く前、↓のサイトを見つけて
読んでみたら、朱川さんの分析をしてました。
http://www.birthday-energy.co.jp/
もっと早く作家デビューして良かった、寄り道しすぎ
などなど、色々書いてありました。
もっと早くデビューしていてほしかった・・・は、賛成。
返信する
宇宙船さん ()
2012-07-05 17:46:44
はじめまして
コメントありがとうございます

朱川作品がお好きなんですね
わたしは、朱川さんの作品を知ったのが
つい最近なので、まだあまり読んでいませんが
ホラーという感じはあまり受けないです
懐かしい感じで、ちょっと不思議
『箱庭旅団』は読んだことがないので
読むのが楽しみになりました
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。