香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

風が強く吹いている

2014-04-01 22:28:39 | 本のこと
三浦しをんさんの
『風が強く吹いている』


目指せ、箱根駅伝! 純度100%の疾走青春小説。

箱根駅伝を走りたい――そんな灰二の想いが、
天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」
って何? 走るってどういうことなんだ? 
十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること
(=生きること)に夢中で突き進む。
自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、
仲間と繋がっていく……風を感じて、走れ! 
「速く」ではなく「強く」
――純度100パーセントの疾走青春小説。


10人中7人が陸上経験もなく、
ただ、同じアパートに住んでいた10人が
たった1年未満の練習で箱根駅伝に出れることが
現実的ではないなとは思うけれども
その思いを横において楽しめた小説
早く走ること、勝つことだけを思ってきたけど
勝つって、頂点って、自分にとって何なんだろう
スポーツって素敵だな
そして、若いっていいなと素直に思う
爽やかないいお話でした



今朝、北大の中を走っていたら
前を走る自転車の男性が、
カラスに餌を投げたのです
その時、カラスは2羽だったのですが
しばらくすると、たくさんのカラスが
その男性の周りを飛び始めて
ひぇ~という風景
怖いので、立ち止まって、
カラスと男性が行ってしまうのを待っていたら
足下にふきのとう
なかなかスリリングな朝ランでした