香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

さよなら、わたしの恋

2011-06-15 21:31:30 | 本のこと
あ、いやいや、わたしの失恋話じゃなくって

クロード・K・デュポア作・絵、小川糸訳
  『さよなら、わたしの恋』の絵本

 悲しみの森のなか、ローズは失われた愛に泣いた。
 いつまでも愛してると言ってくれたのに――。
  傷ついた心に向き合い、自分らしさを取り戻していく
 一人の女性の物語。

同じ人が描いているのだから当然なんだろうけど
文章と絵が果てしなくやさしく物語を包んでいる
気持ちがはぁ~っと同意して、ほろっとする
素敵な大人の絵本でした

そして、青山七恵さんの『ひとり日和』

 世界に外も中もないのよ。この世は一つしかないでしょ
 20歳の知寿が居候することになったのは、2匹の猫が
 住む、71歳・吟子さんの家。駅のホームが見える小さ
 な平屋で共同生活を始めた知寿は、キオスクで働き、恋
 をし、時には吟子さんの恋にあてられ、少しずつ成長し
 ていく。第136回芥川賞受賞作


え~、わたし、一度読んでおりました。
多分、芥川賞発表の文芸春秋で・・・
そして、この本の良いところがわからぬままだったことに
再読して、思い出しましたです はい、以上です

札幌は、少し暖かいというか暑い日が続いていたのだけど
ここ数日はリラ冷えの言葉通り、少し肌寒い毎日
街路樹のニセアカシア(だと思うんだけど)が色付いている

中央区北4条西20丁目~22丁目位の通り沿いは
この赤く可愛い花が道路沿いにずらっと咲いてとても綺麗

そして、今日は北海道神宮祭
仕事で札幌消防局本庁から、大通りの会社まで行く用事があり
ぷらぷらと歩いていたら、創成川沿いで御神輿が待機中

「あ、お祭りだった」と気付いた次第です
狸小路を歩いたのだけど、1、2丁目とか6、7丁目とか
とても個性豊かなお店が多くて、見ているだけで楽しかった
古い家具がおいているリサイクルショップのような店が
実は喫茶店で、結構、お客さんがたくさん入っていたり
これは絶対に観光客しか目当てにしていないだろうお店があったり
美味しそうで安い食べ物屋さんや、市場が一体になっていたり
お年をたくさん重ねた女性しかいない洋服屋さんがあったり、
駅前や大通りのような画一な雰囲気と違って、
札幌らしさが出ていていいなぁと思ったな
休みの日に、ゆっくりと歩いたりしたいなぁ

さて、今日はお祭りなことだし
この前のうち宴会で飲まなかったワインでも飲もうかな

三笠の山崎ワイナリーの赤ワイン、ツバイゲルトルーベ
ラベルがとても可愛いと思いませんか