香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

花の下にて春死なむ

2011-06-06 23:10:44 | 本のこと
北森鴻さんの『花の下にて春死なむ』

 年老いた俳人・片岡草魚が、自分の部屋で
 ひっそりと死んだ。その窓辺に咲いた季節
 はずれの桜が、さらなる事件の真相を語る
 表題作をはじめ、気の利いたビアバー「香
 菜里屋(カナリヤ)」のマスター・工藤が、謎と
 人生の悲哀を解き明かす全6編の連作ミステリー


気になっていた北村鴻さんの香菜里屋シリーズ第1作目
ドロドロしたとこらがなく、物悲しさが漂う
独特のイメージのミステリー
『桜宵』、『蛍坂』、『香菜里屋を知っていますか』と
続編はもうベットの横に積んである
とても楽しみだけど、続きはないのだと思うと淋しい
軽すぎず、せつなく、この小説の世界に浸っていることが
とても心地好い

本当は昨日行きたかった美容室に、今日仕事終わりで行って来た
カットとカラー、頭すっきり軽い軽い
帰りは大通りから西18丁目まで歩いてから地下鉄
夕食は冷や奴に新しょうが乗せ
はい、リバウンドして2kg増えた体重・・・
本気で頑張らねばと決めたのだ