今週仙台へ行った目的は2つ
ひとつは、被災者向けカウンセリングの研修
こちらは新しい仲間ができてとてもよかったです
もうひとつは、前の会社の大先輩で呑み仲間だったCさんのご焼香に行ったこと
今年の念願が叶いとてもうれしかった
彼の自宅は泉区の奥の三菱地所の住宅地の中の一軒家でした
平坦で周囲に大きなショッピングセンターと図書館があり
仙台の街中に行かなくても用事はすますことができるそうです
70歳とは思えない美人の奥様に導かれ、ご自宅に伺いました
まず、Cさんにご焼香をすませ、写真を見たら案の定よく撮れていない写真でした
右側のタンスの上のスナップ写真は元気な時の彼の姿の数々でした
おそらくそうだろうと踏んだ私は、菓子折り以外によく撮れた写真を奥様に贈りました
それは、彼が単身赴任で東京の管理部長をしていた時、土曜日に行った時の写真です
時は1999年8月28日土曜日快晴
とても暑い日でした
浅草のサンバに彼を誘いました
親戚から借りた1眼レフカメラで撮った写真の中に私のベストショットがあります
それは彼のスナップショットです
アナログなので大きく引き伸ばせるのか写真屋さんに行って聞いてみたら大丈夫とのこと
そこでB5サイズくらいに大きくして、パット入りの額を買ってセットしてみると
それはそれはすばらしい写真ができました
奥様に贈るととても喜んでいただきました
彼は直腸ガンを切除してから外に出ることがなくなり
昨年9月9日の亡くなられましたが、その時は脳梗塞だったそうです
定年退職してから約10年間、奥様の看護は相当大変なことだとお聞きしました
入退院はなんと14回を数えたそうです
そして奥様の一言が今も心に残っています
「愛するひとともっとたくさん旅行に行って、思い出を創っておきたかった」
Cさんどうか安らかにお眠りください
合掌