猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

山水図屏風(蕪村)

2011-10-16 | アート
             

   昨日、出光美術館に行ってきました
   天気が悪かったので、人出も多くなくゆっくり見ることができました

   文人画を生でみるのは初めての私は少しワクワクしていました
   今回のテーマは「大雅・蕪村・玉堂・仙・・笑のこころ」です

                  

   池大雅(いけのたいが)はあたたかいタッチの絵筆でとても好きです
   特に気に入ったのは二双の屏風でした
  
      秋社之図屏風は六曲一双(六枚の屏風が左右一ペアー)
      十二カ月璃合山水図屏風(六曲一双)

   大胆にして細密な絵画
   物語を絵に託していてとても素敵です

             
             (注:私の撮影ではありません)

   今回一番感激したのは、蕪村の山水図屏風(六曲一双、これは右隻)
   雄大な構図の中にやはり俳人なためか歌を感じます
   俳人にして画家である蕪村の独特な世界にどっぷりとつかり
   とてもいい気分になりました

   静かな室内を歩くと皇居がガラス越しにはっきり見えました
   ゆっくりほうじ茶を飲みながら気分転換ができました

   次回は10月29日から大好きな長谷川等伯の作品がでてきます
   もちろん対抗した狩野派も一緒に