オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

本当はこわーい田舎暮らし???

2011-02-04 08:56:08 | Weblog
ありがたいことに、
2月になって連続晴天ぽかぽか日和です。
雪もどんどん融けていきます。

真っ白けの田園地帯も、
田んぼの輪郭(畦)が見えてきてきました。
やわらかな日差しに、
琵琶湖の水面もキラキラと輝いて、
春の訪れが近いことを感じます。

”暖かくなったらお寄りください。
午後のコーヒータイムしましょうね。”
と、
極寒の1月にメールをしたのです。

そしたら、昨日の午後、
定住相談てるたん、ニコニコ顔のお出まし。。。

「今、高島びれっじのカフェに寄ってきましてん。」

蔵を改装して、なかなかええ雰囲気だとか・・・

「京都から移住されてね、しっかりと目標持ってはるし、
30代半ばやから、ええですわーー。」

相変わらずエネルギッシュなてるたんです。
情報ゲットーーッ!即アクショーーン!!!

「そのカフェへ近々行きましょう!」
とういうことで、来週は、
てるたんオススメの蔵カフェに行くことに。。。

てるたんに、
オーガニックコーヒーを点て、
ハムとレタスのまこりんパンサンドをおやつに。

イナカに来るなら若いうちに!やね。
山奥に住むより、
まずは、駅に近い、イナカマチ。
駅前には、賃貸マンションやハイツがあるよ。
徒歩、チャリ圏内に、
コンビニ、スーパーホームセンター、
郵便局、銀行、学校、各種クリニック、
生活エリア、なんでもあり。

ここを足がかりに、
仲間を募って、
都会と行ったり来たりしながら、
福井県や石川県に足を延ばしたりできるしね。
定住なんて、もっと先でエエのよ。

高島市は琵琶湖もあり、
山も川も自然も豊富ですから、
田舎暮らしに憧れる人も多いのですが・・・・

まこりんもてるたんも、
安易に田舎に憧れるなよーー!
都会に無いもんはあるけれど、
そんなに甘いもんちゃいまっせぇ。。。
と、
常々言っております。

定住の相談を受けても、

空き家?休耕地、耕作放棄地?
確かにあるけど、
地元の家主も地主も、
本気で貸そうなんて
ぜーーんぜん思っとらんのよ。

有機農業やりたい?
えーー!マジ~?
ここでーー???

育てた作物を、
猪、猿、鹿、熊さんに、
無償提供する気なら、どうぞですけどね。

農業誰に習うのん?
田舎のばーさんじーさんは、
農薬化学肥料信仰者やでーー。

有機やと言うても、
真っ白けに石灰撒いて、
鶏糞牛糞どっさり入れて??
窒素過多で、
野菜は大きく育つけど、
硝酸態窒素まみれの、
おいしくもない危険野菜を作って、
食べるつもり?売るつもり?
(おーーノー!やめてちょーだーい!)

ほんまに有機農業目指すんやったら、
土佐自然塾のある高知県行けー。
農業先進県の熊本県行けーー!

真摯に努力して有機栽培して、
良質の農産物売る気だったら、
買い手が存在するとこでしょ。
おのりんのいる小田原市に行けーー!

極上の田舎暮らし求めるんやったら、
まずは、島根の石見の、
かわべまゆみ夫妻を拝みに行けーー!

高島には極上の田舎はございません。
極上の田舎は、
極上の感性を持つ人たちによって、
創りだされ、
育てられるものでございます。


確かに、美しく手をいれて、
薪ストーブもある古民家、
菜園もあり、有機野菜の自給生活、
四季折々の自然を楽しむ・・・・

あっはっは、
情報誌や、
ネット上のブログや画像だけでお楽しみくださいませ。

定年退職後、第2の人生を
のんびりゆったり自然の中で、
野菜も作り、
自給的生活をとお考えのオジサンへ。

イナカに住むなら、
お金腐るほど持ってますか?

そうでなければ、
遅すぎます。
アタマ硬すぎます。
協調性なさすぎ、体力なさすぎ、
残りの人生少なすぎ、
手遅れです。 (ちゃらり~ん・・・トッカータとフーガ)

なんでわざわざ火中の栗を拾いに来るねん!

お願いです!
どうか、夢だけにしておいてくださいまし!

せめても・・・
ならば、毎日、
ハジメさんのブログ、朽木小川より・・で、
田舎の山奥の暮らしの現実をごらんいただき、
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行ってみようと思われるなら、
必ずゴン太くんと育て親のハジメさんに、
たっぷりとお土産もお忘れなく!
フッフッフ、
礼儀知らずは田舎に不要じゃ。