オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

昨日の続き・麦の家で・・・・

2011-01-18 09:25:50 | Weblog
麦の家の新年会では、
毎年来られる方と、
初めて来られる方々との交流があります。
奈良から、
毎年、
お琴を担いで、
JRで来られるお坊さんの関川師。
茅葺、木造、畳、障子の麦の家で、
演奏される琴の音は、
琴本来の澄んだ音色と響きが出るように感じます。

画像は、関川師、
琵琶も演奏されますし、
精進料理もなさるし、
とってもアタマが柔軟で、
オモシロイ方です。

いずれ、
倉庫 SOKO SOKOに、
かまどや炉ができたら、
ご招待しようと思っています。

吹雪いている夕暮れどき、
JR大津京駅までお送りしました。


さて、昨日の続き・・・
二宮尊徳のことをちょっぴり。。。

おのりんの住む小田原市は、
城下町であり、
都会でありながらも、
田園や里山もあり、
有機農業にも関心高く、
まちづくりも市民活動も、
柔軟に小田原市の個性を発揮しながらで、
羨ましいのですが、

小田原市は、
二宮尊徳の生まれ育った地であり、
二宮家の家系にある中桐万里子さんのお話から、
ふむふむ、なーーるほど!


昔は、
二宮金次郎が、
像柴を背に担いで本を読む像が
日本全国の小学校とかにありましたが、
以外と、
大人になって活躍したことは、
知られていないとか、

彼は、
農村復興を、
本から学んだのではなく、
本に答えを探そうとしたのだけど、
答えは無いことに気付き、
本を捨て、
農の実践から答えを引き出して、
自家再興し、
農村復興事業に力を発揮したそうです。

荒廃した農地を耕すことは、
人々の心田を耕すことであり、
報徳思想は、
徹底した実践から生まれ、育まれ、具体化し、
経済の伴う農村再建を果たしたそうで、

二宮尊徳から数えて、
7代目になる万里子さんからお聞きしたお話、


ホント、今の時代にピッタリ。。。。
とても新鮮に感じました。