オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

田園狂騒曲?競争曲??

2010-04-09 17:01:31 | Weblog
春が来るとそこら中の田んぼはトラクターだらけ。
うなるエンジン音が共鳴して、まさに田園狂騒曲だ~。

近所のおっちゃん、新しいトラクターを買ったようです。
1時間もかからず大きな田んぼはきれいに耕されてしまいます。
イナカシティーの殆どの農家、機械と農薬化学肥料で楽々農法。

耕作面積がそれほど広くなくても農家は一家に1台トラクターがあるとか。
農機具販売店の展示会には、道路にずらーーりと軽トラが並び、農家のおっちゃん達でにぎわいます。

どれだけの面積の田んぼを耕すのでしょうね?
トラクターの出番は年に数えるほどなんだけど、
機械好きなのか見栄なのか・・・

ここらで見かけるトラクター、たいてい年式も型も古くないのですよ。
ぼろっちいの見たことないもの。

古い農機具の下取りなんて二束三文ならまだいいほうで、引き取り料を要求されることもあるんですって。農機具販売店の裏にはまだ使えそうなトラクターや部品が山積み。。。。

どうなってるんだろ?
農機具贅沢したいってことかな?


有機農業に関心が高いのは都会人であって、
ここらのイナカ人はそんなこと滅相もない、
もっと楽できる資材がほしい、高くお米買い上げてほしい、補助金頂戴よと、虫のいいことを要求するのですが・・・

いずれ、行き詰ると思うのだけど、
そのときにならないときっとわからないでしょうね?

まこりんのお仲間は、ちゃんとEMを使って自然農法やっています。
除草剤も化学肥料も使わず、土を育てる農は楽ではありません。
でも楽を目指して農に取り組んでいるのではないのです。
このEM仲間達の農の未来と、イナカのおっちゃんらの農の未来は、最初からスタンスが違いますから結果は大きく違って来るでしょう。

安全安心、食べる側に喜んでもらえる、自分の作ったお米や農産物が自慢できるほど自信と誇りとを持って有機農業をやっている若者達に軍配が上がる日は近いと思います。

イナカのおっちゃんじーちゃんらの、「楽したい農業」が、ギブアップしたときから有機農業へ転換できるかも知れませんね。

食べる側もちゃんとオーガニック農業の農産物を継続して食べ支え、買い支えないことには、安心安全の農産物、食材がリーズナブルに手に入らないことも事実です。

これから、ちょこちょこまこりんおススメの農産物を紹介していきますから、お楽しみにね!