気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

オカトラノオ・イトトンボ

2021年06月09日 | 花や昆虫 2020~

昨日の続きになります~
オカトラノオの白い可憐な花が咲き始めていました。
長い花穂が虎の尾のように垂れ下がるのでこの名がつけられたそうです。
花は下から先端に向かって次々に開花していきます。



やわらかなカーブを描いて伸びる長い穂
白く丸い蕾が点々としている様もかわいらしいです。

野山にも自生しているそうですが 私はこの森林公園でしか見たことがありません。


スイレンの咲く池の周りをショウジョウトンボやシオカラトンボ、ギンヤンマも飛んでいました。
まだ数が少なく素早いので止まったトンボだけを狙って撮影していきます。


サナエトンボの仲間
小型のトンボです。



クロイトトンボ ?
トンボの仲間も成長過程で体色が変わったりして識別が難しいので「?」つきで


セスジイトトンボ?
たまたまハエが写りこんでいました。おかげでイトトンボの小ささが伝わります。




コロナ禍で野山や川などに虫取り網を持った親子連れの姿が増えました。
この森林公園は動植物の採取が禁止されているので 落ち着いて撮影や観察を楽しめます。

最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (2)
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ミズイロオナガシジミなど

2021年06月08日 | 花や昆虫 2020~

初見のミズイロオナガシジミ。
数は少なくないのに、日中はあまり動かず目立たないそうです。
今回は林縁の草地にひっそり一頭止まっていました。
残念ながら翅をひろげた姿は見られませんでした。



後翅の尾状突起が特徴的



参考◆昆虫エクスプローラー ミズイロオナガシジミ
https://www.insects.jp/kon-tyomizuonaga.htm



バッタの幼生?


甲虫の中にジョウカイボン(浄海坊)という種があるそうです。
その中のマルムネジョウカイというのに似ていますが・・・?


アシナガバエの仲間
メタリックカラーのコバエです。

(ニセ)アシナガキンバエというのに似ていますが、識別が難しいそうなのでおおまかに。


カメムシの仲間でしょうか?
くっきり定規で測ったような三角形▽!


アブの仲間でしょうか?
この角度だと眼が正五角形に見えました。

30分ほどしか時間がなかったので歩き回らず10mほどの範囲をじっくり探してみました。
思いがけずいろんな昆虫を見つけられて驚いています。

最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (8)
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婚姻色のコサギ 薄紅色に

2021年06月06日 | 白い鷺たち

婚姻色の美しいコサギに会いました。
目先が薄紅に染まっています。

水から上がると 紅色に変わった足の指も見えました。
非繁殖期のコサギは目先も足指も黄色です。
色の違いを見比べてみてくださいね。












参考:非繁殖期のコサギ


コサギ(小鷺) Little egret 全長約60cm
ペリカン目サギ科コサギ属


婚姻色のダイサギも一羽 浅瀬で漁をしていました。
目先は美しい青緑色です。




参考:非繁殖期のダイサギ


ダイサギ(大鷺) Great Egret 全長約90cm
ペリカン目サギ科アオサギ属


当ブログではダイサギとしていますが、詳しく分類すると二種いるそうです。
日本で繁殖し越冬もしている亜種チュウダイサギ
大陸で繁殖し日本で越冬する亜種ダイサギ

大阪南港野鳥園のブログにわかりやすく解説されています。

◆南港野鳥園 ダイダイサギとチュウダイサギ ~大きなサギのややこしいお話

http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/o.n.b.s_web/top_cont2/chuudaisagi/chudaisagi.htm


最後まで見ていただきありがとうございました。
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テンニンギク・オオキンケイギク

2021年06月04日 | 花や昆虫 2020~

川沿いの一画に黄色と紅色の花が咲いていました。
鮮やかな色が遠くからでも目をひきます。
テンニンギク(天人菊)のようです。













同じ川沿いを下っていくと黄色いコスモスのような花が一帯に咲き乱れていました。
でも、コスモスとはちょっと違うような…?
調べてみるとオオキンケイギク

原産地は北米で、緑化や鑑賞のため日本に持ち込まれましたが、
予想外の頑強さと繁殖力で手に負えなってしまったとのこと。
「特定外来生物」として栽培や野に蒔くことが禁止されているそうです。



意識して車を走らせているとあちこちの道沿いにオオキンケイギクが繁茂しているのを見かけます。
https://www.env.go.jp/nature/intro/4document/files/p_ookinkeigiku_zenkoku.pdf
人間の勝手な都合で輸入され いまでは厄介者扱いされている植物ですが 
輝くような黄色い花の美しさと生命力は コロナ禍に疲れた気持ちを和らげてくれました。

最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (10)
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アマサギぞろぞろ

2021年06月02日 | サギの仲間 2020~

トラクター作業の終わった田んぼをアマサギたちがぞろぞろ歩き回っていました。
掘り起こされた土中から出てくるミミズなどの虫がお目当てです。
サギの仲間の他 ケリやムクドリ、ハッカチョウ、カラスなどもやってきます。







左手前に写っているのはケリ




美味しい虫にありつけるのは早い者勝ち! どの鳥も必死です。

アマサギ(猩々鷺、飴鷺) 全長約50cm Cattle egret
ペリカン目サギ科アマサギ属


5月上旬 レンゲの花を撮りに行ったら一歩遅かった~
レンゲの花を緑肥として畑に漉き込んでいました。

待ちきれないようにトラクターの横をついて歩くアオサギ
レンゲ畑の中から美味しい虫が飛び出してくるのでしょう。
うなりを上げる真っ赤なトラクターを恐れる様子はありませんでした。

最後まで見ていただきありがとうございました。
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